いち早くローカル5G無線局の予備免許を取得し開発・検証へ
こうした総務省の申請受付開始を受けてGMOインターネットグループでは、ローカル5G無線局免許を申請しました。2020年10月には、本社のあるセルリアンタワーと渋谷フクラスとの2カ所で、「スタンドアローン構成」のローカル5G用無線局として日本初となる予備免許を取得しているそうです。
スタンドアローン(SA)構成というのは、4G/LTE基地局を利用するノンスタンドアローン(NSA)構成とは異なり、5Gの無線技術とコアネットワーク設備のみを用いる仕組みです。SA構成では、5Gの特徴である通信の「超高速」性を最大限に生かすことができます。また、今後技術的に実現する「超低遅延」「多数同時接続」といった特徴も大きく引き出せます。
スタンドアローン(SA)構成というのは、4G/LTE基地局を利用するノンスタンドアローン(NSA)構成とは異なり、5Gの無線技術とコアネットワーク設備のみを用いる仕組みです。SA構成では、5Gの特徴である通信の「超高速」性を最大限に生かすことができます。また、今後技術的に実現する「超低遅延」「多数同時接続」といった特徴も大きく引き出せます。
将来性、スピード、コスト面でSA方式が最適と判断し、ローカル5G無線局の環境構築にはSA構成が選択されました。
いち早くローカル5G無線局の予備免許を取得したのは、GMOインターネットグループが、1995年のインターネット事業開始以来、「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチに掲げ、インターネットの普及・発展を推進したいとの思いから。
5Gはあくまでも移動通信システムであり、主役となるのは「コンテンツ」や「サービス」です。これらの開発や検証を社内で気軽に行える環境をまず準備することで、来たるべき5Gの時代に備えようということなのでしょう。
GMOインターネットグループでは、今後、社会インフラとなり得る5Gに対応したインターネットサービスを生み出し、普及させることを企業としてのミッションと捉えているといいます。また、自社オフィスを「5G」「ローカル5G」環境とすることで、提供するサービスの5G対応も推進していきます。
いち早くローカル5G無線局の予備免許を取得したのは、GMOインターネットグループが、1995年のインターネット事業開始以来、「すべての人にインターネット」をコーポレートキャッチに掲げ、インターネットの普及・発展を推進したいとの思いから。
5Gはあくまでも移動通信システムであり、主役となるのは「コンテンツ」や「サービス」です。これらの開発や検証を社内で気軽に行える環境をまず準備することで、来たるべき5Gの時代に備えようということなのでしょう。
GMOインターネットグループでは、今後、社会インフラとなり得る5Gに対応したインターネットサービスを生み出し、普及させることを企業としてのミッションと捉えているといいます。また、自社オフィスを「5G」「ローカル5G」環境とすることで、提供するサービスの5G対応も推進していきます。
5GでGMOインターネットグループが実現しようとしている未来
GMOインターネットグループでは、セルリアンタワーと渋谷フクラス両オフィス内にあるコミュニケーションスペース「シナジーカフェ GMO Yours」にローカル5G環境を構築しました。社内だけでなく社外も含めて、エンジニア・クリエイターをはじめとする多くの方々がローカル5Gを利用できる、5G活用の実験・テスト環境として段階的に開放していきます。
5Gは新しい通信技術です。特に「超低遅延」「多数同時接続」については実際に体感しなければ分からないことや、体感したからこそ閃くアイデアがあることでしょう。IT業界のエンジニア・クリエイターなど、社外に向けて5G活用の実験・テスト環境を開放するのは、ローカル5Gを活用した最先端技術の共創を目指すことが目的です。
社外にもこの環境を提供するのは「渋谷から日本の5Gの未来を支えたい」という理由からとのこと。「高速・大容量」「多数同時接続」「超高信頼・低遅延」の5Gからは、はたしてどのようなコンテンツやサービスが生まれるのでしょうか。新しいインターネットの価値創造にも注目したいところです。
社外にもこの環境を提供するのは「渋谷から日本の5Gの未来を支えたい」という理由からとのこと。「高速・大容量」「多数同時接続」「超高信頼・低遅延」の5Gからは、はたしてどのようなコンテンツやサービスが生まれるのでしょうか。新しいインターネットの価値創造にも注目したいところです。
ムコハタワカコ
編集・ライター
書店員からIT系出版社、ウェブ制作会社取締役、米系インターネットメディアを経て独立。現在は編集・執筆業。IT関連のプロダクト紹介や経営者インタビューを中心に執筆活動を行う。企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)、組織づくりや採用活動などにも注目している。