4冊目!SNSで炎上しないための文章テクニック『注意ワード・ポイントを押さえれば 文章は簡単に直せる‼』前田安正 著
文章を書くことは難しい。しかし、文章を修正することはもっと難しい。昔からよく言われていることである。SNSをはじめ、企業や行政が出すプレスリリースや告知、ホームページにブログなど、私たちは日常的にありとあらゆる種類の文章を目にしている。そんななか、情報発信者がたびたび炎上するのは、文章を書くうえで核となるキーワードやポイントの存在を見過ごしているからだと著者の前田氏は言う。
例えば、「させていただきます」の過剰敬語、副詞や接続詞のような使われ方をしている「逆に」、それほど意識せずに乱用される「ある意味、その意味」など。文章のなかにこれらのキーワードを見つけたときは要注意。辛抱強く文章を推敲し直し、修正する必要がある。
本書は、これまで著者、編集者、校閲と役割の異なる仕事を長く続けてきた前田氏が「文章を直す」テクニックを披露する1冊。自分で書いた文章を第三者の視点で校閲するとき、または部下や同僚が書いた文章を修正する際、手元に置いておきたい。
例えば、「させていただきます」の過剰敬語、副詞や接続詞のような使われ方をしている「逆に」、それほど意識せずに乱用される「ある意味、その意味」など。文章のなかにこれらのキーワードを見つけたときは要注意。辛抱強く文章を推敲し直し、修正する必要がある。
本書は、これまで著者、編集者、校閲と役割の異なる仕事を長く続けてきた前田氏が「文章を直す」テクニックを披露する1冊。自分で書いた文章を第三者の視点で校閲するとき、または部下や同僚が書いた文章を修正する際、手元に置いておきたい。
『注意ワード・ポイントを押さえれば 文章は簡単に直せる‼』
発行:東京堂出版
著者:前田安正
定価:1980円(税込)
発行日:2023年8月20日
判型:四六判
頁数:256P
ISBN:978-4-49-021084-2
https://www.tokyodoshuppan.com/book/b629177.html
発行:東京堂出版
著者:前田安正
定価:1980円(税込)
発行日:2023年8月20日
判型:四六判
頁数:256P
ISBN:978-4-49-021084-2
https://www.tokyodoshuppan.com/book/b629177.html
5冊目!接続詞マスターが論理的な文章への近道『文章が一瞬でロジカルになる接続詞の使い方』吉岡友治 著
論理的な文章をさらさらと書けるようになりたければ、接続詞に注目してみるとよい。理由を挙げる「なぜなら……からだ」、異義を唱える「しかし」「だが」、強調して区別する「とくに」「まして」など、日本語には多様な接続詞が存在する。一般的に、接続詞は文と文をただつなぐ役割をもつと考えられているが、それだけではなく書き手の狙いや意図を明確にして、文章全体をわかりやすく整える役目も果たす。
本書では、私たちがふだん何気なく使っている主要な接続詞を取り上げて、例文とともに、その意味と用法の違いを解説。子どものころから慣れ親しんでいる接続詞が多いため、ぼんやりと理解はしているつもりでも、実際のところ正確な使い方ができているかどうかは怪しいものだ。
「で、あなたの結論は何なの?」
「いったい、何が言いたいわけ?」
過去、上司にこのような言葉を言われたことがあるあなた。接続詞を使いこなして論旨が明快な文章を書いてみよう。
本書では、私たちがふだん何気なく使っている主要な接続詞を取り上げて、例文とともに、その意味と用法の違いを解説。子どものころから慣れ親しんでいる接続詞が多いため、ぼんやりと理解はしているつもりでも、実際のところ正確な使い方ができているかどうかは怪しいものだ。
「で、あなたの結論は何なの?」
「いったい、何が言いたいわけ?」
過去、上司にこのような言葉を言われたことがあるあなた。接続詞を使いこなして論旨が明快な文章を書いてみよう。
『文章が一瞬でロジカルになる接続詞の使い方』
発行:草思社
著者:吉岡友治
定価:1540円(税込)
発行日:2017年4月26日
判型:四六判
頁数:192P
ISBN:978-4-7942-2273-2
https://www.soshisha.com/book_search/detail/1_2273.html
発行:草思社
著者:吉岡友治
定価:1540円(税込)
発行日:2017年4月26日
判型:四六判
頁数:192P
ISBN:978-4-7942-2273-2
https://www.soshisha.com/book_search/detail/1_2273.html
あなたに合う1冊でボトルネックを解消しよう
文章は書けば書くほどうまくなるものではない。人に伝わる文章を書くことを目標にして、いくつかのポイントを押さえる必要がある。今回、紹介した5冊では、それぞれ異なるテーマが設定されている。あなたの文章レベルがどこにあるのか、また何がボトルネックになっているのかをぜひ自己分析して、最適な1冊を手に取ってもらいたい。
葉々社 小谷輝之
本屋と出版社
2社の出版社勤務を経て、2022年4月に東京・梅屋敷で本屋「葉々社」を開店。ひとりで本屋の運営を切り盛りしながら、出版社としての本作りにも取り組み中。Twitter:@youyousha_books