「GMO順位チェッカー」がSEO対策キーワードを自動提案する新機能の提供を開始

2023.6.5

GMOインターネットグループのGMOソリューションパートナーは、同社が提供する「GMO順位チェッカー」でAIキーワードアドバイザー「ミラー Powered by ChatGPT API」（以下、ミラー）の提供を開始しました。

「GMO順位チェッカー」のWebサイト

「GMO順位チェッカー」はクラウド型の検索順位チェックツールで、登録したURL、登録したキーワードでの検索結果順位を毎日自動で取得、保存し、SEO対策の順位変動を追跡確認できるSEOツールです。1URL・10キーワードを登録でき、永年無料の「ずっと無料プラン」から、500URL・1万キーワードを登録でき、月額1980円／年額1万9800円（税込）の「エージェンシー10000」プランまで5つのプランを用意しています。

「GMO順位チェッカー」のプラン一覧

ミラーは、OpenAIが開発したAIチャットボット「ChatGPT」のAPIを活用したAIによるキーワードアドバイザー機能で、元となるキーワードを指定すると、関連する適切なSEOキーワードを約30秒で提案するというもの。フリープランを含む全プランに標準搭載されました。

専門的な知識やツールがなくても、誰でも簡単に関連性の高いキーワード選定ができるようになり、SEO対策キーワードを選定するためにかかっていた実務の時間とコストを大幅に削減できるようになりました。

キーワードの調査・選定の時間を大幅に短縮できた結果、コンテンツの作成やサービスの改善に取り組める時間が増え、本質的な改善に集中できるようになるとしています。

従来のSEO対策業務において適切なキーワード選定を行うためには、競合の調査やキーワード分析が必要でした。高度な知識、経験による発想力や的確さが求められるため、高価な有料のキーワード予測ツールを使う場合もあり、時間とコストがかかっていました。

そこで、キーワード選定時間の短縮とコスト削減を実現するため、SEOキーワードを選ぶプロンプトを組み込んだ新機能AIキーワードアドバイザーであるミラーをGMO順位チェッカーに組み込んだとのことです。

ミラーの利用方法はとても簡単

AIキーワードアドバイザーであるミラーは、元となるキーワードを入力すると、自動的に関連するSEO対策キーワードを提案します。利用手順は以下の通りです。

1．AIに提案させるボタンを押す
2．元になるキーワードを入力し、提案を開始
3．AIが関連するキーワードを自動提案
4．「登録リストへ反映する」を押すとキーワード登録の画面に反映される
5．登録を押して、キーワードを登録

ミラーは、特に優良なキーワードを見つけたい人、キーワード調査時間を短縮したい人、どのようなキーワードをSEO対策ツールに登録したらいいかお悩みの人、高価なツールを使用していて、コスト削減をしたい人に向いているとのことです。

クラウド型サービスの「GMO順位チェッカー」はローカルPCで起動するアプリとは異なり、起動管理やPC交換時のメンテナンスの手間が不要で、うっかり順位取得漏れとなる心配がありません。ブラウザーとインターネット環境があればいつでもどこでも使用でき、利用者の負担を軽減します。「順位変動アラート」や「アカウント権限管理（サブアカウント）」機能も備えており、新たにAIキーワードアドバイザーのミラーも追加されました。

検索順位チェックをするだけではなく、キーワード改善も行いたい人には注目のツールです。

安蔵靖志

Techジャーナリスト／家電エバンジェリスト
家電製品協会認定　家電製品総合アドバイザー（プラチナグレード）、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ～ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。