グーグルからも製品が登場して注目が高まっているフォルダブルフォン。普通のスマートフォンとはどう違うのか、どんな製品が販売されているかを今回紹介します。今のスマートフォンの画面サイズに不満を持っている人や、人とは違うスタイリッシュなスマートフォンを使いたい人にとって、フォルダブルフォンは注目の製品なのです。
横折りタイプと縦折りタイプ、2種類あるフォルダブルフォン
フォルダブルフォンはディスプレイを折り曲げて、本体を完全に閉じることのできるスマートフォンです。まだ製品の種類は少ないものの、複数の製品から選ぶことができます。とはいえ現在どんな製品が販売されているのでしょうか? フォルダブルフォンはまず大きく分けて「横折り式」と「縦折り式」の2種類があります。
横折りタイプは「たためるタブレット」
横折り式は本体を横方向にたたむことのできるモデルです。代表例はサムスンの「Galaxy Z Fold4」です。このタイプのフォルダブルフォンは開いたときの画面サイズが8インチ弱と大きく、小型のタブレットのように使うことができます。また複数のアプリを同時に立ち上げて使うことも十分実用的です。レストランを検索しながら地図を見る、動画を再生しながらSNSに書き込みをする、なんてこともできますし、表計算データを見ながら報告書を書く、といったビジネス用途にも使えるのです。
同じようなことはタブレットでもできます。しかしタブレットはサイズが大きいためポケットには入りませんし、満員電車の中でかばんから出すのも大変です。横折り式のフォルダブルフォンなら、普段はポケットに入りますし、必要な時だけ画面を開いてタブレットとして使えるのです。そしてもちろん、閉じたままでも普通のスマートフォンとして使うことができます。
同じようなことはタブレットでもできます。しかしタブレットはサイズが大きいためポケットには入りませんし、満員電車の中でかばんから出すのも大変です。横折り式のフォルダブルフォンなら、普段はポケットに入りますし、必要な時だけ画面を開いてタブレットとして使えるのです。そしてもちろん、閉じたままでも普通のスマートフォンとして使うことができます。
横折りタイプは「たためるタブレット」
縦折り式はコンパクトになるスタイリッシュなスマホ
縦折り式のフォルダブルフォンはとにかく見た目がスタイリッシュ。折りたたむとほぼ正方形になるので手のひらにすっぽりと納まります。本体カラーもおしゃれな色のものもあり、たたんだ状態ではスマートフォンを持っているようには思えません。たたんだ状態でもカメラを起動し、外画面でプレビューしながら撮影も可能、自撮りをするときも高画質な外カメラを使うことができるのです。
そして縦折り式のスマートフォンを開くと、普通サイズのスマートフォンとほぼ同じ大きさになります。つまり縦折り式のスマートフォンは、普段使っている一般的なスマートフォンを持ち運びに便利なように半分にたたむことができるというわけです。
そして一部のフォルダブルフォンは画面を途中まで曲げた状態で使うこともできます。机の上に置いて動画を見たりビデオ会議に出席したり、あるいは自撮りをする、なんてことができるのです。普通のスマートフォンなら三脚が必要ですが、フォルダブルフォンは三脚いらずでスマートフォンを立てて使うこともできるわけです。
そして縦折り式のスマートフォンを開くと、普通サイズのスマートフォンとほぼ同じ大きさになります。つまり縦折り式のスマートフォンは、普段使っている一般的なスマートフォンを持ち運びに便利なように半分にたたむことができるというわけです。
そして一部のフォルダブルフォンは画面を途中まで曲げた状態で使うこともできます。机の上に置いて動画を見たりビデオ会議に出席したり、あるいは自撮りをする、なんてことができるのです。普通のスマートフォンなら三脚が必要ですが、フォルダブルフォンは三脚いらずでスマートフォンを立てて使うこともできるわけです。
縦折り式はコンパクトになるスタイリッシュなスマホ
山根 康宏
香港在住携帯研究家
スマホとSIMを求めて世界各国を取材中。海外、特に中国の通信事情に精通している。大手メディアへの執筆も多数。海外スマホ・ケータイを1800台所有するコレクターでもある。