お手頃価格で、宣伝ナシでも多数の問い合わせ
「注目度の高さに驚きました」と答えるのは、GMOデジタルラボ株式会社 アプリ事業部 マーケティング部の富田一行氏。「テイクアウト byGMOは、2020年8月31日にリリースしたのですが、広告を出した訳でもないのに、非常に多くのお問合せを頂いています」と語ってくれました。
「元々、当社では店舗向けのスマートフォンアプリを制作するサービス『GMOおみせアプリ』を展開していました。そこへ、新型コロナによる外出自粛が始まり外食が控えられるようになり、同時にテイクアウトのニーズが高まっていきました。テイクアウト需要と比例して、『GMOおみせアプリ』でアプリを展開されている飲食業の方、導入を検討されている方々から、テイクアウト用の注文システムのご要望もいただくようになりました。
しかし飲食業の方々は、同時に売上の減少も大きな課題となっており、手軽にテイクアウトシステムを導入できないという声も多くあったのが実情でした。そこで、店舗独自のオリジナルアプリよりもお手頃な価格での導入していただけるよう、手軽に始められるLINE miniアプリでテイクアウトシステムを開発したのです」(富田氏)
従来のような営業ができない飲食店で、需要が伸びているテイクアウトだからこそ、店舗から多くの要望があり、テイクアウト byGMOが実現したと言えるでしょう。開発に当たって気を遣った点などはあるのでしょうか。
「スタッフが少ない場合など、忙しい時間帯には注文に気が付かないこともあると思います。そこで、注文が未処理だった場合には、店舗宛に自動音声コールが入るようにしましたので、見逃しも防げると思います。
また、複数店舗で運営されている飲食店にも対応しています。運営に際しては、スタッフ毎にアカウントを作れますので、スタッフの退職時も安心して運用いただけるのではないでしょうか」(富田氏)
店舗運営には付きものの、人的リソースの問題にも細かく配慮して開発されていることが分かります。実際のユーザーも、やはり飲食業の方々が多いのでしょうか。また、今後の展開はどのように考えているのでしょう。
「当初は、主に飲食店での利用を想定していました。ですが実際にリリースしてみると、飲食店以外の業種からもお問い合わせを頂いております。小売業の方からは、店舗の取り置きシステムとして利用したいという声もいただいています。
今後は、飲食店などの店舗様と、店舗をご利用されるお客様が、より便利に、より快適に繋がれるツールを目指していきたいと思っています。そのために、公式アカウントや外部システムとの連携で、幅を広げていきたいですね」(富田氏)
手軽さや使い安さを追求していくという、テイクアウト byGMO。今後がますます楽しみです。
「元々、当社では店舗向けのスマートフォンアプリを制作するサービス『GMOおみせアプリ』を展開していました。そこへ、新型コロナによる外出自粛が始まり外食が控えられるようになり、同時にテイクアウトのニーズが高まっていきました。テイクアウト需要と比例して、『GMOおみせアプリ』でアプリを展開されている飲食業の方、導入を検討されている方々から、テイクアウト用の注文システムのご要望もいただくようになりました。
しかし飲食業の方々は、同時に売上の減少も大きな課題となっており、手軽にテイクアウトシステムを導入できないという声も多くあったのが実情でした。そこで、店舗独自のオリジナルアプリよりもお手頃な価格での導入していただけるよう、手軽に始められるLINE miniアプリでテイクアウトシステムを開発したのです」(富田氏)
従来のような営業ができない飲食店で、需要が伸びているテイクアウトだからこそ、店舗から多くの要望があり、テイクアウト byGMOが実現したと言えるでしょう。開発に当たって気を遣った点などはあるのでしょうか。
「スタッフが少ない場合など、忙しい時間帯には注文に気が付かないこともあると思います。そこで、注文が未処理だった場合には、店舗宛に自動音声コールが入るようにしましたので、見逃しも防げると思います。
また、複数店舗で運営されている飲食店にも対応しています。運営に際しては、スタッフ毎にアカウントを作れますので、スタッフの退職時も安心して運用いただけるのではないでしょうか」(富田氏)
店舗運営には付きものの、人的リソースの問題にも細かく配慮して開発されていることが分かります。実際のユーザーも、やはり飲食業の方々が多いのでしょうか。また、今後の展開はどのように考えているのでしょう。
「当初は、主に飲食店での利用を想定していました。ですが実際にリリースしてみると、飲食店以外の業種からもお問い合わせを頂いております。小売業の方からは、店舗の取り置きシステムとして利用したいという声もいただいています。
今後は、飲食店などの店舗様と、店舗をご利用されるお客様が、より便利に、より快適に繋がれるツールを目指していきたいと思っています。そのために、公式アカウントや外部システムとの連携で、幅を広げていきたいですね」(富田氏)
手軽さや使い安さを追求していくという、テイクアウト byGMO。今後がますます楽しみです。
アプリの開発・運用リスクなく、販路を拡大
LINEミニアプリは、アプリのダウンロードや煩雑な会員登録が不要で、LINEアプリ内外から素早く起動でき、重要なお知らせはLINEのトークで確実に通知できるといった特長があります。LINEミニアプリを提供する企業は、利用するユーザーのLINEアカウントにひも付いたユーザーデータを取得し、サービスの改善やLINE公式アカウントなどを通じたマーケティング施策に活用できるというのも企業側のメリットになっています。
テイクアウト byGMOは、申し込みからメニューの登録などの初期設定などを含めた利用開始まで、最短3日で導入可能。初期費用は2万円(税別)、月額利用料金は1店舗あたり5000円(同)、それ以外のサーバー料金や販売手数料などは無料(クレジットカードの決済手数料は別途必要)となっており、低リスクで利用できるようになっています。
現在はLINEミニアプリのみの展開ですが、今後は店舗オリジナルアプリやWebアプリへの展開も予定しています。
顧客が自宅にいながらにして食事をとれるデリバリーサービスも大きな魅力ですが、自社で配達員を抱えたり第三者を介したりするリスクもなく、低コストで提供できるテイクアウトサービスは“ニューノーマル時代”の飲食業にとって、より重要度が増してくることは間違いないでしょう。
テイクアウト byGMOは、申し込みからメニューの登録などの初期設定などを含めた利用開始まで、最短3日で導入可能。初期費用は2万円(税別)、月額利用料金は1店舗あたり5000円(同)、それ以外のサーバー料金や販売手数料などは無料(クレジットカードの決済手数料は別途必要)となっており、低リスクで利用できるようになっています。
現在はLINEミニアプリのみの展開ですが、今後は店舗オリジナルアプリやWebアプリへの展開も予定しています。
顧客が自宅にいながらにして食事をとれるデリバリーサービスも大きな魅力ですが、自社で配達員を抱えたり第三者を介したりするリスクもなく、低コストで提供できるテイクアウトサービスは“ニューノーマル時代”の飲食業にとって、より重要度が増してくることは間違いないでしょう。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。