Geminiに写真を見せて「おしゃれな部屋づくり」をアシストしてもらった

2025.2.19

Geminiなら買い物リサーチも写真付きでサクサク

まずはソファを買い替えることにしたものの、イケてるソファはどこに買いに行けばいいのか迷います。ソファをはじめ、家具は部屋のサイズなどを考えると「憧れだから」「気に入ったから」だけで選ぶわけにもいきません。

理想の部屋に近づけられそうな、レトロ感あるソファをGeminiに探してもらいます。

「レトロ感」にもいろいろある

Geminiが提案してきたソファは色味は悪くないものの、ちょっとテイストが違うような気もします。自分の部屋に置くにはサイズも重要なので、3シーターであることとテイストを指示に加えます。また最終的にはネットで買うにしても、できれば実際に見てサイズ感や質感を確認したいため、都内のショップで買えるもの、という条件も追加して依頼しました。

都内のショップが提示される

テレビを大きなものに買い替えることを考えると、あまり座面の奥行きが深くないものがいい。Geminiの提案の中に、そんな理想的なソファがあったので、実際の商品ページに飛んでサイズを確認しました。

希望が反映された提案が多い

今使っているものとほとんどサイズが変わらないので、他の家具をほとんど移動させず、ソファだけを入れ替えることもできそうです。私はGoogle Pixelを使っているので、商品ページの画像から、さらにGoogleレンズで似たデザインのソファを探したりもしました。

このような買い物の相談ができるのも、リアルタイムでウェブのブラウジングができるGeminiの便利なところです。

納得行く答えで背中を押してくれる

初めは漠然としていた「模様替え」のビジョンが固まってきて、なんだか楽しい気分になります。週末を利用して、実際にGeminiが提案してくれたソファを見に行きました。かっこよかったです。しかし……高い！

もちろん、Geminiが提案してくれた時点で価格は確認済みです。でも、実際に目の前にソファが現れると、その大きさや革の質感に「こんな大きな買い物、失敗できない」「デカいな……こんな失敗の許されないものに、あんな値段を……」とひるんでしまうのです。

そこでこの日は即決せず、帰宅後、再度Geminiに相談することに。

結局、また別のスタイルの部屋を見せて相談してみた

前回の相談とは全く違うテイストに寄せるための模様替えのヒントを聞いてみました。テイストは違えど、自分の中では同じくらい好みなので、私としてはつじつまが合っているのですが、もし同じ相談を友達や、業者の方にしたら「今までの話は何だったの？」と思われてしまうかも。こんな急な方向転換が許されるのは、生成AIか「孤独のグルメ」の主人公・井之頭五郎が相手のときぐらいだと思います。

で、Geminiからは「ブルーの壁紙をナチュラルテイストに変更する」「オープンシェルフがあるといい」「室内の観葉植物を増やす」といった提案が、次々となされますが、私の部屋の現状からは、こちらのテイストに寄せるほうが模様替えのハードルは高いようです。

ブルーの壁紙は今の部屋のお気に入りポイントだし、大変な思いをして壁紙を張り替える必要は感じません。やはりソファの買い替えのほうが負担が少なそう。

そこで今度は、狙いをつけたソファが、このテイストにも合わせられるかどうかをGeminiに確認することに。

「よく合う」理由も教えてくれる

このタイプのインテリアのキーになる観葉植物が、ソファの持つヴィンテージ感と合うとのこと。あのソファは高い買い物ではありますが、複数のテイストのインテリアに合うことがわかれば、投資する価値はありそう……。背中を押された気分になりました。

これで部屋の雰囲気も、大きく変えられる気がしてきました。

言われたとおりにやらなくてもいい柔軟さがありがたい

大掛かりな模様替えは、時間の限られた社会人にとっては難しいこと。全てを一度にやろうとすると、途中で息切れし、中途半端に荒れた部屋でしばらく過ごすことにもなりかねません。生成AIに相談することで、すぐに部屋の雰囲気を変えるポイントを押さえつつ、できることから提案してもらえるかたちになりました。

途中で相談内容をガラッと変えたり、提案されたことを少しづつこなしていっても全然OK。この柔軟さが生成AIのありがたみです。

「インテリアについて誰かに相談したいけど、人を家に上げるのは抵抗がある」「そもそもインテリアに詳しい人がまわりにいない」といった人も、生成AIを味方につければ、理想の部屋に効率よく近づくポイントを教えてもらえるでしょう。