受け取る側もカンタン
受け取り側はこんな感じだったそうです(妹にスクリーンショットを送ってもらいました)。
かわいい。ギフトのお知らせを受け取ったら「メッセージを見る」に進むのも気が利いてます。実際に贈り物を受け取るシーンを想像してみてください。カードが添えてあったら、まずそれを読んで、それから贈り物のリボンをほどきますよね。だからこの流れはすごく自然です。
メッセージカードはフォントも文字色もいろいろ選べます。ねぎらいのメッセージを「LOVE」のカードに入れてみました。字数には余裕があったみたいなので、もっと書けばよかった。メッセージを確認したあと、受け取り側は住所を入力します。「サクッといけたよ」とのことです。
後日クッキーが妹の元へ届きました。
実際に届いた商品に添えられていたカードもいい。
オンラインでも百貨店はやっぱり百貨店だった
お菓子以外の商品も楽しいです。百貨店らしい、ひねりの効いた贈り物も選べます。
ナチュラルコスメマニアへのギフトの一例が、イギリスの老舗“アロマセラピー アソシエイツ”のボディオイル! たしかにこのブランドのオイルは図抜けて良い香りだわ……ECなのにリアルなお店っぽさ全開の商品展開なのが面白い。
3STEPで贈り物をいい感じに絞り込んでくれるコンシェルジュも便利。百貨店って、こんなふうに「何を買うかは決めていないけど、なんとなく探している」お客にとても優しいんですよね。こちらのニーズをさりげなく掘り下げて「じゃあこちらは?」と提案してくれます。その手厚さはムードマークにも継承されています。
ムードマークに並ぶ商品を眺めながら「あーやっぱり私は百貨店が好きだな」と思いました。ソーシャルギフトで送り主と受け取る側の関係性を慎重に取り扱うところだったり、商品展開の面白さだったり。百貨店だからできる楽しいお買い物ってたくさんあるんです。そしてそれはECでも実現できるようになったんだなあとうれしくなりました。小さな贈り物がたくさん飛び交う世界になりますように!
ムードマークに並ぶ商品を眺めながら「あーやっぱり私は百貨店が好きだな」と思いました。ソーシャルギフトで送り主と受け取る側の関係性を慎重に取り扱うところだったり、商品展開の面白さだったり。百貨店だからできる楽しいお買い物ってたくさんあるんです。そしてそれはECでも実現できるようになったんだなあとうれしくなりました。小さな贈り物がたくさん飛び交う世界になりますように!
花森 リド
ライター・コラムニスト
主にゲーム、マンガ、書籍、映画、ガジェットに関する記事をよく書く。講談社「今日のおすすめ」、日経BP「日経トレンディネット」「日経クロステック(xTECH)」、「Engadget 日本版」、「映画秘宝」などで執筆。
X:@LidoHanamori