5.コンパクトにまとまる「離乳食調理トレイ&スプーン」は外出や持ち歩きにおすすめ
すりつぶしたご飯やおかずを付属のスプーンでそのまま食べさせることができ、自宅だけではなく外食や外出先でも便利です
さらに外出先で、大人用のご飯やおかずをそのままあげられない時は、小さく潰したり、すり潰したりして、食べさせる必要性があるわけです。そんな時に便利なのが、キャンドゥで購入した「離乳食調理トレイ&スプーン」(税込110円)。離乳食をすりつぶすアイテムはさまざまなものが販売されていますが、今回キャンドゥの「離乳食調理トレイ&スプーン」をおすすめする理由は、付属のスプーンがねじ込み式で分割でき、 トレイとフタの中に収納可能、おかげで持ち歩きにとても便利な点を高く評価しています。
外食の際にも便利というのは当たり前。我が家では、虫歯がうつるので、息子と箸やスプーンなども共用していません。そのため外でソフトクリームなどを購入しても、息子の分を取り分けてから、妻や私が食べるようにしています。こんなシーンでも、ねじ込み式のフタが付き、スプーンを分割して収納できる「離乳食調理トレイ&スプーン」は活躍してくれるのです。突起部を除く直径が約9cm、高さが約5cm、付属の箸を含む質量が40gと非常にコンパクトなので、荷物に加えても、負担が小さいのもうれしいポイントといえます。
すでにさまざまなアイテムを収納している子ども用グッズバッグに追加しても邪魔にならないサイズと軽さがうれしい「離乳食調理トレイ&スプーン」
分割したスプーンがトレイの中に収納できるのがとても便利。フタもねじ込み式で簡単には外れないので安心感があります
6.ご飯を炊くついでに、子どものおかゆと温野菜が作れる「おかゆカップ」 は秀逸
お米を炊く炊飯器の中に入れるだけで、子ども用のおかゆと温野菜までが作れてしまう「おかゆカップ」を考えた人は天才だと思うわけです
まとめて炊いて冷凍しておくのもひとつの手段でしょう。しかし冷凍したおかゆを電子レンジで温めて、また子どもが食べられる温度まで冷ますのも、朝の忙しい時間には意外と手間です。そこでダイソー税込110円で購入した「おかゆカップ」は、ご飯を炊く炊飯器の中に一緒に入れて、ご飯を炊くだけで、5倍、7倍、10倍のおかゆがいっしょに作れる優れもの。しかも、フタの上にカットした野菜を乗せておけば、ついでに温野菜まで作れてしまいます。
筆者は、朝ご飯をタイマー予約する際に「おかゆカップ」に米と水を入れておき、朝イチでご飯とおかゆが完成するように使っています。目が覚めたら「おかゆカップ」を炊飯器から出しておくと、おかゆが冷めるので便利です。この時間を調整すると完璧でしょう。炊飯器から「おかゆカップ」を取り出す際は、とても熱いので、付属のスプーンの取り出し用引っかけ部を使うと便利。できあがったおかゆは、筆者も試食しましたが、 とっても普通においしい。毎朝のルーティンをより快適にしてくれるのでとてもおすすめです。
炊飯器でご飯と一緒におかゆが作れるだけでも十分秀逸なのですが、さらに温野菜も同時に作ろうという欲張りなところも筆者は好きです
フタには、おかゆや温野菜をすりつぶすためのおろし刃加工がされており、本体内側にもおかゆがすりつぶしやすいようにエンボス加工がされています
7.1個10円のハイコストパフォーマンス! 50mlの少量パックがうれしい「離乳食小分けパック」
食べきれなかった分を「離乳食小分けパック」 に入れて冷凍。作る暇のなかった時に解凍して、息子のご飯にしています。50mlの少量パックが便利です
フタ付きのペラペラのポリプロピレンでできた小さな保存容器で、10個入り税込110円。1個あたり約10円と非常にコストパフォーマンスが高いです。しかしながら耐冷温度は−20度、 耐熱温度は140度と冷蔵庫での冷凍にも、電子レンジでの解凍・加熱も可能。1個あたりの容量は50ml。大人の感覚では、かなり小さいのですが、機嫌が悪いと我が家の1歳児は、この量すら食べないことも珍しくありません。そのため、予想以上にちょうど良いサイズと言えます。
実際どのように使っているかといえば、1度に作りすぎたご飯などを「離乳食小分けパック」に入れて冷凍。妻のいない、息子と2人っきりのご飯の際にストックしておいた味付けの違う3〜4個を解凍。妻ほど上手に息子にご飯を食べさせることができない筆者は、味のバリエーションで子どもの機嫌をとりながら、なんとか息子にご飯を食べてもらっています。「離乳食小分けパック」でのストックが1個だいたい50gと考えると食べた量も把握しやすく便利です。
ダイソーで購入した「離乳食小分けパック」50ml10個パックで税込110円。いらないと判断したらちゅうちょなく捨てられる価格も重要なポイントです
50mlの容量は最初は小さく感じましたが、最後のひと口といった量を保存するにも便利。子どもの食べ残し太りを防いでくれる効果も感じます
愛情込めて、手は抜きたい!
パパもママも必死なのですが、本人にはあまり伝わっていないようです。しっかり食べてくれれば問題ありませんが……
ただし、うちの妻は手間暇の中に愛情を込めたがるタイプ。無理やり、手抜きや効率化を推し進めると、家庭内に新たな火種が生じます。そのため、こっそり100円ショップで離乳食関連グッズなどを買ってきては、勝手に台所や子どもとお出かけ用のバックの中に配置。まるで最初からあったかのように妻が使ってくれるように誘導しています。また100円ショップのグッズなら、価格が安いので勝手に購入したことが、家庭内で問題にならないのもありがたいところです。
ちょっとした効率化や手抜きで、意外と余裕はできるもの。その結果、子どもを怒らずに済んだら最高だと思います。コストパフォーマンスが高いので経済的負担が小さく、ちょっとした余裕を生んでくれる100円ショップの離乳食グッズはとてもおすすめです。色々と試してみてはどうでしょうか。
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。