4月です。だいぶ暖かくなってきて日によっては夏日なんてところもあるようです。鍋の季節は終わりつつありますが、なぜか知人から山梨土産の「山梨ほうとう棒」をもらってしまいました。寒い日に食べる熱々のほうとうは格別ですが、暑い日にも気軽に食べられるほうとうと思えば貴重かもしれません。美味しくいただく所存です。
さて今回の「鵜の目『鷹木』の目」は、お役所の縦割りを、ITでなんとかしてほしいなあ、という話。家族の手続きで役所に行く機会が多いのですが、まだまだ紙が多く、無駄が多いなと感じています。
さて今回の「鵜の目『鷹木』の目」は、お役所の縦割りを、ITでなんとかしてほしいなあ、という話。家族の手続きで役所に行く機会が多いのですが、まだまだ紙が多く、無駄が多いなと感じています。
役所の窓口がネコロボになる日
先日、住民票が必要になって区役所に行ったら窓口で「マイナンバーカードを持っていれば、コンビニのコピー機で出力するほうが安いですよ」って言われたんです。なるほどと思い、結局コンビニで発行しました。
役所の業務も、徐々にデジタル化しているのはいいことですね。“お役所仕事”と言われますが、窓口の業務は決められたことを決められたように行うのが大切でもあります。将来的にはロボットやAIに置き換わって、人がいらなくなるんじゃないかなと思いました。
来所者から理不尽なクレームを受けることも多いと聞きますが、AIロボットならストレスを感じないし、人間も「ロボットだからしょうがない」と許してくれそう。今やファミレスでもおなじみのネコ型ロボットなど、かわいいデザインにすれば、人も優しく接しようとするかもしれませんし。
役所の業務も、徐々にデジタル化しているのはいいことですね。“お役所仕事”と言われますが、窓口の業務は決められたことを決められたように行うのが大切でもあります。将来的にはロボットやAIに置き換わって、人がいらなくなるんじゃないかなと思いました。
来所者から理不尽なクレームを受けることも多いと聞きますが、AIロボットならストレスを感じないし、人間も「ロボットだからしょうがない」と許してくれそう。今やファミレスでもおなじみのネコ型ロボットなど、かわいいデザインにすれば、人も優しく接しようとするかもしれませんし。
なんで紙なの?問題
それにしても、お役所は縦割りすぎませんかね。先日、別の手続きで登記簿謄本の写しが必要になりました。窓口で500円払って謄本を取得してから、それを持って別の窓口に行ったんですが、謄本はちらっと見て、すぐに返してくるんです。いらないんかい!
書かれている内容を確認するだけならば、わざわざ紙をもらう必要がないのでは、と思いました。だったらデータで転送してほしいんですよね。謄本をデータでダウンロードできるサービスがあるにはあるんですが、なぜか法務局の印鑑がつかないので、紙でもらう必要があります。どうも、法律的な縛りがありそうなんですが、せっかくなら法務局の印鑑もつけてほしい! ちゃんとした書類として使いたい〜。
お役所のデジタル化は各省でバラバラに進んでいますから、横のつながりが希薄で、そこに余計な紙のやりとりが残ってしまっているようです。縦割りの壁が取り払われ、データがうまく共有できれば、役所も僕たちもラクなのにと思います。
書かれている内容を確認するだけならば、わざわざ紙をもらう必要がないのでは、と思いました。だったらデータで転送してほしいんですよね。謄本をデータでダウンロードできるサービスがあるにはあるんですが、なぜか法務局の印鑑がつかないので、紙でもらう必要があります。どうも、法律的な縛りがありそうなんですが、せっかくなら法務局の印鑑もつけてほしい! ちゃんとした書類として使いたい〜。
お役所のデジタル化は各省でバラバラに進んでいますから、横のつながりが希薄で、そこに余計な紙のやりとりが残ってしまっているようです。縦割りの壁が取り払われ、データがうまく共有できれば、役所も僕たちもラクなのにと思います。
鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。