“ネ申Excel”問題はPTAにも
カレンダー関連の情報はデータ化して、Googleカレンダーで共有カレンダー化しようとしました。それでPTAの委員会カレンダーは共有できたんですが、学校の行事予定が難しくて。
なぜなら行事予定表には、いわゆる“ネ申Excel”が使われていたんです。一見ふつうのExcel表なんだけど、日付のところだけ関数を使っていたりするので、単にコピペすると表組みが壊れたりするんです。これをGoogleカレンダーに転記するのが大変で、共有カレンダー作りは頓挫しています。
なぜなら行事予定表には、いわゆる“ネ申Excel”が使われていたんです。一見ふつうのExcel表なんだけど、日付のところだけ関数を使っていたりするので、単にコピペすると表組みが壊れたりするんです。これをGoogleカレンダーに転記するのが大変で、共有カレンダー作りは頓挫しています。
Wi-Fiとスマートロックを導入!
PTA室にはWi-Fiを設置しました。楽天モバイルの携帯回線を使って、ホームWi-Fiを使っています。費用は月1000~2000円くらいですが、ここはもっと安くできるところもありそうなので、引き続き検討したいところです。
それからPTA室にスマートロックも導入できました。以前はPTA室の鍵を職員室に取りに行かなければならなかったんですが、PTA室と職員室が遠くなってしまったので、鍵を取りに行くのも一苦労。そこでスマートロックの「SESAMI」を導入し、役員などが個人のスマホや指紋を登録して開けられるようにしました。
今はまだ、会長と副会長など、5~6人にしか権限を渡していませんが、校長の理解も得られたので、今期は各委員長にも権限を渡そうと考えています。幸い、校長や副校長も「便利ですね」と好意的です。
それからPTA室にスマートロックも導入できました。以前はPTA室の鍵を職員室に取りに行かなければならなかったんですが、PTA室と職員室が遠くなってしまったので、鍵を取りに行くのも一苦労。そこでスマートロックの「SESAMI」を導入し、役員などが個人のスマホや指紋を登録して開けられるようにしました。
今はまだ、会長と副会長など、5~6人にしか権限を渡していませんが、校長の理解も得られたので、今期は各委員長にも権限を渡そうと考えています。幸い、校長や副校長も「便利ですね」と好意的です。
もっとスリム・スマート化したい
「PTAはいらない」という主張もよく聞きますが、学校と子ども、保護者の接点としての役割は大切だと思います。PTAがなくなったら、接点が1つなくなってしまう。
役員として参加すると、子どもや学校のことを知ることができ、ほかのお父さんお母さんと知り合いになれるのは大きなメリットです。
ただ、そこに「つらい仕事がたくさんある」と思われるのがよくない。実際に、一部のボランティアに仕事が偏ってしまってもいます。だから、スリム・スマート化は必要。これまでにも、PTAの歓送迎会をやめるなど、スリム化は進めてきました。それをやめても、全体としては子どもや学校との接点はなくならないですからね。
今年の目標は、さらなるスリム・スマート化です。IT化で実現できることもそうですが、それに限らず「この仕事は必要ないですよね」という話をもっとしていきたいですね。
例えば、PTAの広報誌はなくていいと思っていますし、卒業アルバム作りや校庭開放の見守りは外部委託を進めたい。これらが実現すれば、今7つくらいある委員会が4つにまで減らせます。
参加の仕方も多様でいいと思います。ボランティアや委員として参加しなくても、会費さえ払ってくれれば十分ですと言いたい。慣習で残っている不要な仕事を削減しつつ、「PTAに入っているけれど何もしていない」と罪の意識を感じる人も出ないよう、頑張りたいですね。
役員として参加すると、子どもや学校のことを知ることができ、ほかのお父さんお母さんと知り合いになれるのは大きなメリットです。
ただ、そこに「つらい仕事がたくさんある」と思われるのがよくない。実際に、一部のボランティアに仕事が偏ってしまってもいます。だから、スリム・スマート化は必要。これまでにも、PTAの歓送迎会をやめるなど、スリム化は進めてきました。それをやめても、全体としては子どもや学校との接点はなくならないですからね。
今年の目標は、さらなるスリム・スマート化です。IT化で実現できることもそうですが、それに限らず「この仕事は必要ないですよね」という話をもっとしていきたいですね。
例えば、PTAの広報誌はなくていいと思っていますし、卒業アルバム作りや校庭開放の見守りは外部委託を進めたい。これらが実現すれば、今7つくらいある委員会が4つにまで減らせます。
参加の仕方も多様でいいと思います。ボランティアや委員として参加しなくても、会費さえ払ってくれれば十分ですと言いたい。慣習で残っている不要な仕事を削減しつつ、「PTAに入っているけれど何もしていない」と罪の意識を感じる人も出ないよう、頑張りたいですね。

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。