漫画が親子の共有体験に
我が家に“鬼滅ブーム”が来たのは、YouTubeの視聴時間を制限している代わりに、漫画ならどれだけ読んでもOKにしているからかもしれません。子どもたちに読ませたいコミックを買って、リビングの本棚に入れておくのですが、3人全員がハマったのが『鬼滅の刃』でした。

3人全員が気に入って読んでいますが、楽しみ方は年齢によって違います。
8歳と5歳は、12歳のお姉ちゃんとは違って漫画の字はちゃんと読んでいないけれど、絵を見るだけで楽しいようです。YouTubeでもリコメンドに鬼滅の刃のコンテンツがどんどん流れてきて、関連動画をたくさん見ているみたいです。
下の2人は男の子で、もともとチャンバラ遊びが好きなんです。柔らかい剣を使って戦う剣道のような古武術の教室に通っています。そんな素地があった中で鬼滅の刃を知ったことで、盛り上がりました。
鬼滅の刃のキャラは、「炎の呼吸・壱ノ型:不知火(しらぬい)」など、長い名前の付いた技を持っています。子どもたちがこの技の名前が好きで、すぐに覚える。で、私にクイズを出してくるんです。「パパ、水の呼吸・弐の型は何だか知ってる?」って。私は技の名前に興味がないから覚えられないんですが、「なんで覚えないの?」って聞いてきます。なんでって言われても、ねえ(苦笑)。
8歳は学校で友達と「『柱』の中で誰が一番強いか」を議論しているらしく、「パパ、誰だと思う?」って聞いてくる。誰だと思うかと聞かれても、私には分からないのでWikipediaとかこっそり調べて、「パパはこう思うよ」って返してます。
8歳と5歳は、12歳のお姉ちゃんとは違って漫画の字はちゃんと読んでいないけれど、絵を見るだけで楽しいようです。YouTubeでもリコメンドに鬼滅の刃のコンテンツがどんどん流れてきて、関連動画をたくさん見ているみたいです。
下の2人は男の子で、もともとチャンバラ遊びが好きなんです。柔らかい剣を使って戦う剣道のような古武術の教室に通っています。そんな素地があった中で鬼滅の刃を知ったことで、盛り上がりました。
鬼滅の刃のキャラは、「炎の呼吸・壱ノ型:不知火(しらぬい)」など、長い名前の付いた技を持っています。子どもたちがこの技の名前が好きで、すぐに覚える。で、私にクイズを出してくるんです。「パパ、水の呼吸・弐の型は何だか知ってる?」って。私は技の名前に興味がないから覚えられないんですが、「なんで覚えないの?」って聞いてきます。なんでって言われても、ねえ(苦笑)。
8歳は学校で友達と「『柱』の中で誰が一番強いか」を議論しているらしく、「パパ、誰だと思う?」って聞いてくる。誰だと思うかと聞かれても、私には分からないのでWikipediaとかこっそり調べて、「パパはこう思うよ」って返してます。
ゲームもコミュニケーションツール
子どもたちはNintendo Switchゲーム「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」も遊んでいます。続編も出ていますが、買ったのは初代の方です。初代は、序盤の「無限列車編」までのストーリーを収録しています。
ゲームの楽しみ方も、漫画と同じく、子どもたちの年齢によって違うようです。
12歳と8歳はなんとか操作できて、本編は10時間ぐらいでクリアできる難易度です。いろんな技を出して楽しんでいます。5歳には操作が難しいようで、攻略法をYouTubeのゲーム実況動画で見て満足し、ゲームそのものはやらなくてもいい、って思っているみたいですね。
ゲームを一緒にやると、子どもとコミュニケーションできるのがいいなと思います。私が遊び始めると、すぐ「そこはこうやるんだよ」「そっち行っちゃダメ」って子どもたちが教えてくれて……うっとうしいですね(笑)。しかも朝起きるなり「パパは夜ゲームをやったんでしょ、どこまでいった?」って。やってないよ!
ゲームの続編は中盤の「遊郭編」ぐらいまでのストーリー。原作のフィナーレまでゲーム化するとなると、続編はまだ続きそうです。そのころには、上の子は中学生、5歳の子も小学生になっているはずですから、今とは違う視点で定点観測ができそうです。そのころ子どもたちは、まだ「鬼滅」を好きでいるかな?
ゲームの楽しみ方も、漫画と同じく、子どもたちの年齢によって違うようです。
12歳と8歳はなんとか操作できて、本編は10時間ぐらいでクリアできる難易度です。いろんな技を出して楽しんでいます。5歳には操作が難しいようで、攻略法をYouTubeのゲーム実況動画で見て満足し、ゲームそのものはやらなくてもいい、って思っているみたいですね。
ゲームを一緒にやると、子どもとコミュニケーションできるのがいいなと思います。私が遊び始めると、すぐ「そこはこうやるんだよ」「そっち行っちゃダメ」って子どもたちが教えてくれて……うっとうしいですね(笑)。しかも朝起きるなり「パパは夜ゲームをやったんでしょ、どこまでいった?」って。やってないよ!
ゲームの続編は中盤の「遊郭編」ぐらいまでのストーリー。原作のフィナーレまでゲーム化するとなると、続編はまだ続きそうです。そのころには、上の子は中学生、5歳の子も小学生になっているはずですから、今とは違う視点で定点観測ができそうです。そのころ子どもたちは、まだ「鬼滅」を好きでいるかな?
次は何の漫画を読ませよう
家族で同じ漫画を読んで楽しむとなると、やっぱり紙で買って、みんなの目に届く本棚に並べておくのが大切です。「本棚にあるから、ちょっと見てみよう」という気にもなるし、いつも視界に入って手が伸びる。電子書籍は家族で簡単にシェアできないのが残念ですね。
読んでくれるかなと思って、『火の鳥』とか『風の谷のナウシカ』の原作漫画も、鬼滅の刃と同じように本棚に置いて、さりげなく子どもたちに見せているんですが、今のところ興味を持ってくれません。12歳の娘は『ブラックジャック』は読んで面白いって言ってたけど、8歳は読まない。火の鳥や風の谷のナウシカは娘も読みません。
そして我が家の本棚もかなりパンパンになってきました。壁面収納にしているので、あと100冊ぐらいは入りそうですが、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や『ONE PIECE』のような100巻を超える超大作漫画は無理。次に読ませるなら20~30巻で完結するやつがいいなあ。
読んでくれるかなと思って、『火の鳥』とか『風の谷のナウシカ』の原作漫画も、鬼滅の刃と同じように本棚に置いて、さりげなく子どもたちに見せているんですが、今のところ興味を持ってくれません。12歳の娘は『ブラックジャック』は読んで面白いって言ってたけど、8歳は読まない。火の鳥や風の谷のナウシカは娘も読みません。
そして我が家の本棚もかなりパンパンになってきました。壁面収納にしているので、あと100冊ぐらいは入りそうですが、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』や『ONE PIECE』のような100巻を超える超大作漫画は無理。次に読ませるなら20~30巻で完結するやつがいいなあ。

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。