それがなぜか、現在はGoogleの最新スマートフォン「Pixel 7」を使っています。「Pixel 7」はGoogleが10月13日に発売した最新スマートフォンで、公式サイトでの販売価格はストレージ容量256GBで9万7900円。なぜ今回、筆者が「Pixel 7」を購入したのか、その経緯も含めて紹介していこうと思います。
こんなに安く買えちゃうの?
1つ目の施策はGoogle ストアのメール登録者に対して10%引きのクーポンを発行するというもの。割引がかなり簡単に適用できたので、シンプルに好印象だったのは間違いないです。
Googleストアに登録しておくと届く「Pixel 7」購入用のプロモーションコード。現在は利用不可だが、こちらを購入時に入力するだけで簡単に10%割引きが適用された
つまり9万7900円の「Pixel 7」が、上記の割引などを適用すると、プロモーションコードによる10%の9790円、下取り価格の2万4200円、ストアクレジット分の2万1000円を合わせた5万4990円が差し引かれ、実質価格は4万2910円相当となります。半額以下にまで下がったこの価格を見て、思わず購入を決意してしまった筆者の気持ちがご理解いただけますでしょうか。
下取り金額は驚異の2万4200円! 3年前発売のかなり古い端末だと思っていたが、まだまだ需要はあるのかも? もちろん正式な査定で金額低下の可能性もあるので油断は禁物だ
1年間の有効期限付きだが、Google ストアで利用可能なストアクレジット2万1000円分が追加される。Google HomeやWatchの新製品を買う場合などに役立ちそう
Pixel 7」本体が到着してから数日後、遅れて下取りキットが到着する。初期化した本体のみをこの箱に入れ、後は箱に付属シールで封をして、伝票を貼ってポストに投函するだけと、送付作業自体はシンプル
今回地味に困ったのがケース選び。Googleストアで購入可能な純正ケースを選ぶのも手だが、筆者はアラミド繊維(風?)ケースが好きなのでこちらをチョイス
「Pixel 7」の真骨頂!手軽な写真加工が魅力の「消しゴムマジック」のミラクル
先日ランチに出た際に意図的にわざと人が写り込むような写真を撮った上で、早速消しゴムマジックを試してみたのですが、これが衝撃でした。撮影した写真を開いて「消しゴムマジック」を選択すると、アプリが写真の奥に写ってしまっている、別のお客さんたちを自動で削除対象として認識してくれるのです。あとはアプリの指示にしたがうだけで、通常では煩雑な手順が必要な、人の映り込みを簡単に削除できてしまいました。
サンプルその1。奥の中央と左の席に2組のお客さんが写りこんでいる。ピントが合っておらずボケているので顔などは確認できないが……「存在そのものが邪魔なんだよね……」(中2っぽい言い回し)
機能を使うには写真をプレビューして「編集」を押す。下部のメニューから「ツール」を選択して最後は「消しゴムマジック」を選択すればOKだ。すると画像のように自動で消去対象を認識してくれるので、画面の指示通りに「すべてを消去」を選択することで、これらが削除される
「消しゴムマジック」発動後の写真がこちら! 上記の操作だけで、手軽にあっという間にできてしまう点が魅力だ
ただし「消しゴムマジック」も万能ではありません。例えば今回、写真に写るコップを手動で削除してみたところ、コップ自体はきれいに消失しました。しかし、その背景となる木目調のプレートについては、忠実に再現しようと努力の跡はうかがえるのですが、プレートの端が若干違和感の残る形状になってしまいました。
それでも、この写真をいきなり見た人がすぐに感じるほどの違和感ではなく、じっくりよく見た時に不自然さを感じる程度の違和感に留めているあたりは、さすが「マジック」です。
プレート内のコップもいらないので消してみようと手動で操作。このように画面上をタッチ操作でなでるだけで簡単に消せる
消してみたところ。一見するとあまり違和感はないのだが、よく見ると、明らかに不自然な加工跡が見えてしまっている
池 紀彦
ゲーム&ガジェットライター
自ら触れて得た体感を形にする兼業ライター。ソフトウェア事業のディレクションと検証を行なう傍ら、パソコン雑誌編集部やAV機器メディア編集部を経て得た経験を活かし、パソコン、ガジェット、ゲーム、おもちゃなどのレビューを日夜各所で執筆。ThinkPadと程よい懐古物を好み、懐かしのゲームやパソコン、アニメ、漫画などをこよなく愛します。「やってみた」には定評あり。