山根博士が見つけた変なスマホや最新技術のガジェット10選、世界最大のモバイルの祭典「MWC 2025」

山根 康宏

Specialスマートフォン
2025年3月上旬にスペイン・バルセロナで開催された「MWC 2025」は世界最大のモバイル関連イベントだ。最先端の通信技術の展示だけではなく、数多くのスマートフォン新製品やガジェット類の展示もあった。今回はそのMWCで見つけた特徴的・先進的な製品を紹介しよう。

こんなに薄すぎて大丈夫?厚さ5.75mmの世界最薄スマホが登場

TECNO Mobileが出品した「SPARK Slim」は世界で最も薄いスマートフォンだ。その厚さはわずか5.75mm。2025年3月時点で販売されているどのスマートフォンよりも薄いモデルである。この薄さに5000万画素カメラを2つと、一般的なスマートフォンと変わらない5200mAhのバッテリーを内蔵している。

極薄スマートフォンは2025年1月にSamsung(サムスン電子)が「Galaxy S25 Ultra」を発表しているが、本体の厚さなど詳細スペックは非公開のまま。実際に触れる製品の展示も行われていない。SPARK Slimはコンセプトモデルのため発売されるかは未定だが、大型化が進む最近のスマートフォンを敬遠している人のためにも、ぜひ製品化してほしいものだ。

厚さ5.75mmの極薄スマホ、TECNO mobileの「SPARK Slim」

「見たことあるゾ!?」な光るスマホが再び登場

DOOGEEの「Blade GT Ultra AI 5G」は背面のライトが光る、見た目だけでも楽しいスマートフォンだ。背面が光るスマートフォンといえば、誰もがNothingの「Nothing Phone」を思い浮かべるだろう。Blade GT Ultra AI 5Gも雰囲気は確かによく似ている。とはいえライティングを独自に拡張しており、あくまでも「表情の変わる独自のスマホ」として販売されている。

「Nothing Phone」のように背面が光るDOOGEEの「Blade GT Ultra AI 5G」

紛失防止機能付きガラケー!?

“アイルランド発のガラケー”ことEascoの「Easco Phone Flip1 Pro」は、よくあるタイプのフリップ型のケータイだ。2.8インチのメイン画面に200万画素カメラを搭載。4Gに対応し、デュアルSIMカードスロットを搭載する。本体カラーはヨーロッパらしいシンプルかつ明るい色合いだ。

ここまでならどこにでもある特徴のないケータイに過ぎないが、Easco Phone Flip1 Proは上ぶた内部に紛失トラッカーを搭載。そしてこのトラッカーは、アップルのFind Myと互換性がある。つまり本体をなくしても、MacやiPad、iPhoneから探すことができるのだ。加えてサムスンのSmartThingsにも対応しているので、Galaxyスマートフォンからの検索もできる。

スマホで探せるガラケーことEascoの「Easco Phone Flip1 Pro」

スマホの背面にレンズを取り付け可能

Xiaomi(シャオミ)の「Xiaomi Modular Optical System」は、スマートフォンの背面に外付け式のレンズをマグネットで装着できるコンセプトモデル。今回のデモに用いられたのはマイクロフォーサーズセンサー規格のレンズで、レンズを開発しているメーカーが今後参入できる可能性もある。

MWCでのデモに用意されていたレンズは35mmと一般的な画角だが、スマートフォンのカメラより大きいのでより詳細なディテールを撮影できるだろう。将来は200mmなどの超望遠レンズが提供されれば、高級デジカメもついに不要になるかもしれない。

35mmの専用レンズをマグネットで装着したシャオミの「Xiaomi Modular Optical System」

ライカのレンズが取り付け可能!カメラのようなスマホ

realmeの「realme Interchangeable-lens Concept」は、ライカMマウントレンズをそのまま取り付けできるスマートフォンのコンセプトモデルだ。先ほどのシャオミのマイクロフォーサーズレンズのモデルは専用レンズをマグネットで装着したが、realmeのこちらは市販されているライカのレンズにrealmeのレンズマウンターを介しての取り付けとなる。

豊富なカメラ用レンズが使えるため撮影の幅が広がる。オールドレンズを有効利用したいという側面でもスマートフォンが使えるのは有用だろう。ただしこちらもコンセプトのため発売されるかどうかは不明である。

ライカのレンズを装着できるrealmeの「realme Interchangeable-lens Concept」

太陽さえあれば“永遠”に動く太陽電池充電スマホ

Infinix Mobileはスマートフォンを太陽電池で充電できる「Solar Energy-Reserving Technology」を展示した。高効率な最大電力点追従制御(Maximum Power Point Tracking、MPPT)と高度なAIエネルギー管理、さらに光源の位置決めと転送技術を統合した「Sunflower」ワイヤレス充電技術により、低照度な室内から過酷な屋外環境まで、どのような場所でも安定した電力をスマートフォンに供給できる。実用化されればスマートフォンの充電器やモバイルバッテリーは一切不要になってしまうだろう。

スマートフォンを太陽電池で充電できるInfinix Mobileの「Solar Energy-Reserving Technology」

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山根 康宏

香港在住携帯研究家
スマホとSIMを求めて世界各国を取材中。海外、特に中国の通信事情に精通している。大手メディアへの執筆も多数。海外スマホ・ケータイを1800台所有するコレクターでもある。

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