スティックのドリフト問題は?耐久性が改良されたJoy-Con 2、マウス操作で新しいゲーム体験
Nintendo Switch 2では、コントローラーも新しくなり「Joy-Con 2」として登場しました。
最大の特徴は、新たに「マウス操作」に対応したこと。Joy-Con 2の側面を下に向けて、机やひざの上を滑らせて操作します。
最大の特徴は、新たに「マウス操作」に対応したこと。Joy-Con 2の側面を下に向けて、机やひざの上を滑らせて操作します。

例えば、2025年夏に発売予定の3on3バスケットボールをイメージさせるゲーム「Drag x Drive(ドラッグ アンド ドライブ)」では、左右のJoy-Con 2を車椅子のタイヤに見立てて操作可能。さらに、モーショントラッキングと組み合わせることで、ジャンプシュートやダンクシュートといったアクションも再現できます。

左右のマウスを上下に滑らせて車椅子の動きを再現
スプラトゥーンのように、視点操作とエイムが求められるゲームとの相性もよさそうです。左手で視点を動かし、右手で照準を合わせてブキを使う——そんな新しい操作方法も期待できます。Nintendo Switch 2向けの新作スプラトゥーンはまだ発表されていませんが、心待ちにしている人も多いはずです。
また、スティックやSL/SRボタンはサイズが大きくなり、操作性が向上。現行モデルで指摘されていたスティックのドリフト現象(触れていないのにスティックが勝手に作動してしまう現象)については今回、任天堂は明言していませんが、「耐久性が向上している」と説明しており、改良が期待されます。
本体との接続方式も変更され、従来のレール方式からマグネット方式に。気軽に付け外しできるようになった一方で、「プレイ中に外れてしまうのでは」といった不安もありましたが、強力な磁力によって、多少の力では外れにくい仕様になっているようです。
さらに、キャラクターの動きやアクションを手元で感じることで、ゲームへの没入感が高まる振動フィードバックは「HD振動2」に進化。より強く、鋭い振動やリアルな触感が実現されるそうです。
また、スティックやSL/SRボタンはサイズが大きくなり、操作性が向上。現行モデルで指摘されていたスティックのドリフト現象(触れていないのにスティックが勝手に作動してしまう現象)については今回、任天堂は明言していませんが、「耐久性が向上している」と説明しており、改良が期待されます。
本体との接続方式も変更され、従来のレール方式からマグネット方式に。気軽に付け外しできるようになった一方で、「プレイ中に外れてしまうのでは」といった不安もありましたが、強力な磁力によって、多少の力では外れにくい仕様になっているようです。
さらに、キャラクターの動きやアクションを手元で感じることで、ゲームへの没入感が高まる振動フィードバックは「HD振動2」に進化。より強く、鋭い振動やリアルな触感が実現されるそうです。
バーチャルゲームカードで、DLソフトの本体間共有や家族間の貸し借りがもっと便利に
Nintendo Switch 2のソフトは、これまでと同様にパッケージ版とダウンロード版から選べます。
ダウンロード版は、ソフトの到着を待たず、すぐに遊べるといったメリットがある一方で、別の本体でプレイしたり、ソフトを貸し借りする際には不便な面もありました。
これを改善する新機能が「バーチャルゲームカード」。ダウンロードソフトを、まるでパッケージソフトのように、カードを抜き差しする感覚で扱えるようになります。
これまで、ダウンロードソフトはホーム画面に並んでいましたが、今後は専用の管理画面に自分のニンテンドーアカウントで購入したダウンロードソフトが一覧表示され、バーチャルゲームカードをセットしたり、取り外して扱うことになります。
ダウンロード版は、ソフトの到着を待たず、すぐに遊べるといったメリットがある一方で、別の本体でプレイしたり、ソフトを貸し借りする際には不便な面もありました。
これを改善する新機能が「バーチャルゲームカード」。ダウンロードソフトを、まるでパッケージソフトのように、カードを抜き差しする感覚で扱えるようになります。
これまで、ダウンロードソフトはホーム画面に並んでいましたが、今後は専用の管理画面に自分のニンテンドーアカウントで購入したダウンロードソフトが一覧表示され、バーチャルゲームカードをセットしたり、取り外して扱うことになります。

バーチャルゲームカードの管理画面
Nintendo Switch 2の購入後もNintendo Switchを使い続けるなど、複数の本体を持っている場合も、バーチャルゲームカードを別の本体にセットすれば遊ぶことが可能になります(バーチャルゲームカードをセットできるのは1つのアカウントで同時に2台まで)。
これまでも、ダウンロードソフトを別の本体で遊ぶことはできましたが、ネット接続が必要でした。バーチャルゲームカードでは、初回だけローカル通信でペアリングし、ネット接続時にソフトを取り外し/セットすれば、その後はネット環境がなくても遊ぶことができます。
さらに、バーチャルゲームカードは、ニンテンドーアカウントのファミリーグループに貸し出すこともできます。
貸し出しはローカル通信で接続したあと、ネット接続時に貸し出すソフトと相手を選ぶだけ。貸出期間は最大14日で、自動的に返却されるため、いわゆる“借りパク”の心配もありません。14日以内でも貸した側の操作で返却してもらうことができます(貸出先の本体がネットに接続されている必要あり)。
これまでも、ダウンロードソフトを別の本体で遊ぶことはできましたが、ネット接続が必要でした。バーチャルゲームカードでは、初回だけローカル通信でペアリングし、ネット接続時にソフトを取り外し/セットすれば、その後はネット環境がなくても遊ぶことができます。
さらに、バーチャルゲームカードは、ニンテンドーアカウントのファミリーグループに貸し出すこともできます。
貸し出しはローカル通信で接続したあと、ネット接続時に貸し出すソフトと相手を選ぶだけ。貸出期間は最大14日で、自動的に返却されるため、いわゆる“借りパク”の心配もありません。14日以内でも貸した側の操作で返却してもらうことができます(貸出先の本体がネットに接続されている必要あり)。

同時に貸し出せるのは最大3人まで
一方で、別の本体で遊ぶのに、毎回バーチャルゲームカードを貸し借りする操作を面倒に感じる人もいるはず。そういった場合は、ユーザー設定>オンラインライセンスの設定をオンにすることで、ネット接続でソフトを遊ぶ従来の方法も選ぶことができます。
ゲームソフトを持ってない人とも遊べる「おすそわけ通信」
Nintendo Switchでは、コントローラーをおすそわけして、いつでも対戦プレイや協力プレイが楽しめるのが大きな特徴でした。Nintendo Switch 2では、ソフトもおすそわけできる「おすそわけ通信」に対応しています。
これまでは、同じソフトを持っていないと一緒に遊べないこともありましたが、おすそわけ通信に対応するソフトが1本あれば、最大4人まで一緒にプレイできるようになります。
これまでは、同じソフトを持っていないと一緒に遊べないこともありましたが、おすそわけ通信に対応するソフトが1本あれば、最大4人まで一緒にプレイできるようになります。

ソフトを持っていない近くの人とも遊べる「おすそわけ通信」
驚きなのは、おすそわけ通信が現行モデルでも利用できるうえ(受け取りのみ)、対応タイトルにはNintendo Switch 2専用ソフトも含まれているということ。つまり、現行モデルでも、Nintendo Switch 2のソフトもプレイできてしまうというわけです。
さらに、Nintendo Switch 2同士であれば、次の項で紹介する「ゲームチャット」を通じて、インターネット経由でのおすそわけ通信も可能です。
さらに、Nintendo Switch 2同士であれば、次の項で紹介する「ゲームチャット」を通じて、インターネット経由でのおすそわけ通信も可能です。

坂倉 優介
ブログメディア運営
スマートフォンやタブレット、アプリ、サービス、アクセサリを総合的に取り扱うブログメディア「携帯総合研究所」を運営。高校生時代に立ち上げて15年以上が経過しました。エンジニアの経験を活かして、大手キャリア4社の機種代金や月額料金を比較できる料金シミュレーターも開発しています。