旅のしおりとして使う
旅行や出張のスケジュール管理は、土地勘のないエリアであるほど難易度が上がります。「都内なら電車を1本見送っても数分の誤差で済むところを、旅先では1時間の差が生まれる」「自分の行きたい観光エリアをすべて回るには、どこのホテルを取るのが一番効率的なのかわからない」といったことで困りがちです。実際に現地で歩いたときに無理のある計画を立ててしまうこともあり得ます。
そんな時は、Geminiに旅の行程のチェックをお願いするといいでしょう。GoogleホテルやGoogleフライトで旅行の際のホテルと飛行機の最適解を提示してもらうことができます。
今回は友人との日帰り旅行のプランをまとめたスマホのスクリーンショットを添付して、経路チェックをしてもらいました。
そんな時は、Geminiに旅の行程のチェックをお願いするといいでしょう。GoogleホテルやGoogleフライトで旅行の際のホテルと飛行機の最適解を提示してもらうことができます。
今回は友人との日帰り旅行のプランをまとめたスマホのスクリーンショットを添付して、経路チェックをしてもらいました。
旅行プランを画像で読み込ませる
高低差の多い鎌倉エリアを徒歩で移動するので、歩くのが厳しいような道は避けたいところです。
チェックの結果、ルートが提案された
近辺のカフェの営業時間も含めて行程を確認してもらう
またGoogleホテルで近隣のホテルの相場や空き状況を調べておくのもいいですね。
鎌倉のように人気の観光地を訪れる際は「3月中旬に泊まれるホテルを探して」と、Googleホテルの情報を参照し、予約できるホテルを起点に旅のプランを組む方法も取れるでしょう。
また、これをスプレッドシートにまとめるのはもちろん、画像を挿入して「旅のしおり」を作成することもできます。
ビジネスの出張にも、プライベートの旅行にも、それぞれに合った形のアウトプットが得られるのが嬉しいポイントです。
また、これをスプレッドシートにまとめるのはもちろん、画像を挿入して「旅のしおり」を作成することもできます。
ビジネスの出張にも、プライベートの旅行にも、それぞれに合った形のアウトプットが得られるのが嬉しいポイントです。
任意のテーマでYouTubeを検索、リスト化
YouTubeには参考になる動画がたくさんあるものの、本来の目的そっちのけで気になる動画を見てしまうこともありますよね。そんな時はGeminiに動画を探してもらうのもオススメです。
「友達の結婚式のスピーチの参考になる動画を探して」「調理プロセスを1分以内で見られるレシピ動画を探して」、また「○○○○(小説やコミックの作品名)の実写映画関連の動画を探して」など、さまざまなオーダーを試しましたが、ほぼ希望通りのものを探してくれます。
「友達の結婚式のスピーチの参考になる動画を探して」「調理プロセスを1分以内で見られるレシピ動画を探して」、また「○○○○(小説やコミックの作品名)の実写映画関連の動画を探して」など、さまざまなオーダーを試しましたが、ほぼ希望通りのものを探してくれます。
『ゴールデンカムイ』の実写映画に関連する動画を探してもらう
もちろん、リストアップ→スプレッドシートにまとめることもできます。
「時間が溶ける」といわれがちなYouTubeを効率的に利用するなら、YouTubeのレコメンドにしたがってダラダラと視聴するより、この方がタイパも上がります。
Geminiはこのほか、Gmail内のメールを検索し、要約することも早く、正確に行うことができました。現時点では、直接Gmailで返信や下書きを作成したり、スライドやドキュメントを直接生成することはできません。しかしGeminiはやはりGoogleの各アプリを活かすものだと感じます。
Geminiは、Google製のスマートフォン「Google Pixel8Pro」にも導入されています。Geminiのモバイルデバイス向けのAIモデルであるGemini Nanoが搭載され、レコーダーアプリにおける自動要約や、Gboardキーボードのスマートリプライ機能などを利用できます(日本語対応は未定)。
最新のAIモデル「Gemini Ultra」が搭載された「Gemini Advanced」が利用できるGoogle One AI Premiumプラン(月額2900円・最初の2カ月は無料)には、2TBのクラウドストレージが含まれます。これは自分のデータをクラウドストレージに上げておくことで、それらのデータをGeminiが参照し、「自分にとって」より精度の高いアウトプットを求めるという使い方が想定されているのではないでしょうか。
生成AI単体としてより、Googleの各種サービスとGeminiをいかにうまくコラボさせるかが使いこなしの肝となりそうです。
「時間が溶ける」といわれがちなYouTubeを効率的に利用するなら、YouTubeのレコメンドにしたがってダラダラと視聴するより、この方がタイパも上がります。
Geminiはこのほか、Gmail内のメールを検索し、要約することも早く、正確に行うことができました。現時点では、直接Gmailで返信や下書きを作成したり、スライドやドキュメントを直接生成することはできません。しかしGeminiはやはりGoogleの各アプリを活かすものだと感じます。
Geminiは、Google製のスマートフォン「Google Pixel8Pro」にも導入されています。Geminiのモバイルデバイス向けのAIモデルであるGemini Nanoが搭載され、レコーダーアプリにおける自動要約や、Gboardキーボードのスマートリプライ機能などを利用できます(日本語対応は未定)。
最新のAIモデル「Gemini Ultra」が搭載された「Gemini Advanced」が利用できるGoogle One AI Premiumプラン(月額2900円・最初の2カ月は無料)には、2TBのクラウドストレージが含まれます。これは自分のデータをクラウドストレージに上げておくことで、それらのデータをGeminiが参照し、「自分にとって」より精度の高いアウトプットを求めるという使い方が想定されているのではないでしょうか。
生成AI単体としてより、Googleの各種サービスとGeminiをいかにうまくコラボさせるかが使いこなしの肝となりそうです。
中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019