小型IHクッキングヒーターがあれば、いつでも熱々の料理を食べられる!
コロナ禍でステイホーム生活が続いた2020年には、卓上調理ができる「ホットプレート」の売り上げが前年に比べて40.6%もアップしました(日本電機工業会調べ)。簡単に卓上調理ができることで、1日3食を自宅で作らなければならない人たちの負担を軽減してくれるという側面もあったのでしょう。しかしコロナ禍が収束した今は、ホットプレートはちょっと大きくて邪魔になるので、あまり使わなくなったという家庭も少なくないのではないでしょうか。
ホットプレートはちょっと邪魔だけど、卓上で熱々の料理を味わいたいという人におすすめなのがIHクッキングヒーターです。IHクッキングヒーターも大きな鍋を載せられるような大型タイプが多いのですが、実はとてもコンパクトな製品もあるのです。コンパクトなIHクッキングヒーターなら、ほかの料理を並べた上で、熱々の料理を楽しめるのでおすすめです。
おすすめのモデルはこちらです。
ホットプレートはちょっと邪魔だけど、卓上で熱々の料理を味わいたいという人におすすめなのがIHクッキングヒーターです。IHクッキングヒーターも大きな鍋を載せられるような大型タイプが多いのですが、実はとてもコンパクトな製品もあるのです。コンパクトなIHクッキングヒーターなら、ほかの料理を並べた上で、熱々の料理を楽しめるのでおすすめです。
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A4サイズよりも小さくてもパワフル! 温度キープもできるスグレモノ
かなりコンパクトなドリテックのIHクッキングヒーター「DI-217 ピッコリーノ」
幅20.5×奥行き20.5×高さ5cmと、かなりコンパクトなIHクッキングヒーターです。定格消費電力は1000Wとパワーも十分で、10段階の火力調節のほか、60~100℃まで5℃刻みで温度をキープする「定温調理」機能を備えている点が魅力です。コンパクトなので、使用できる鍋底のサイズは約10~16cmと小さめですが、鍋底が16cm以内なら19cmサイズの鍋でも使えます。家族5人で鍋をつつくといった用途には向きませんが、鍋と一緒にいろいろな料理を出すような場合であれば、3~4人家族でも十分に主役を張れます。
ピッコリーノの使用イメージ
筆者の場合、これでよくアヒージョなどを楽しんでいます。すっきりしたデザインで鉄のスキレットなどと合わせるとおしゃれな感じが出て満足です。定温調理機能を活用して80℃程度で保温すると、食材に日を通しすぎずに熱々の料理をいつでも味わえるのもうれしいポイントです。
ハンドブレンダーがあれば、みじん切りからポタージュ、ホイップもはかどる!
これまでメインの料理などを作れる便利な調理家電を紹介してきましたが、調理をサポートする道具としておすすめしたいのがハンドブレンダーです。ハンドブレンダーは食材を刻んだりペースト状にしたりするのが得意な調理家電で、片手で使えるのが便利なポイントです。フードプロセッサーと違ってボウルや鍋の中の食材をそのまますりつぶしたりできるため、離乳食作りやポタージュなどのスープ作りに役立ちます。
実は手入れが楽なのも魅力的なポイントです。調理が終わったらボウルなどに水と洗剤を入れ、調理時と同様に刃を回転させるだけでOKで、鋭利な刃に触れることなくサッと洗えます。
おすすめのモデルはこちらです。
実は手入れが楽なのも魅力的なポイントです。調理が終わったらボウルなどに水と洗剤を入れ、調理時と同様に刃を回転させるだけでOKで、鋭利な刃に触れることなくサッと洗えます。
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フードプロセッサーや泡立て器としても使える万能ハンドブレンダー
クイジナート「スリム&ライト マルチハンドブレンダー HB-504WJ/HB-504KJ」(実勢価格1万円前後)
https://www.cuisinart.jp/products/HB-504J.html
https://www.cuisinart.jp/products/HB-504J.html
1台5役を実現したクイジナートのハンドブレンダー「スリム&ライト マルチハンドブレンダー HB-504WJ」
ハンドブレンダーに加えて、生クリームやメレンゲの泡立てができる「ビーター」、野菜をみじん切りしたり肉をミンチにできる「チョッパー」が付属するハンドブレンダーです。調理にも、調理後の刃先の洗浄にも使える800mlの専用カップも付属しています。
付属のアタッチメントで1台5役を実現しています
筆者の場合、肉をチョッパーで粗挽きミンチにして牛肉100%のハンバーグを作ったり、レモンをゆでこぼした皮と一緒にすりつぶした「レモンピール」を作ってレモンサワーにしたりといった使い方をしています。ハンドブレンダー単体としては、野菜をたっぷり採るためのポタージュ作りに生かしています。ひと手間かけた料理を作れるのにもかかわらず、お手入れはとても簡単で楽なので、ぜひ家庭に1台置いておくことをおすすめします。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。