謎マナーも生まれてます
比較的新しい文化である「リモート会議」。それだけに、礼儀やマナーに対する解釈もいろいろあり、時にはオンラインのメリットを無視した、意味不明な謎マナーが生まれることも。
「偉い人がオンライン会議から退席するまで頭を下げて待つ」「目上の人の顔が大きく、左上に表示されるように入室の順番を整える」などはリアル会議室を模したあるある謎マナーですね。「ネットに上座はない!」と、強く主張したいところです。
また「発言の順番はSNSメッセージで送るので、メッセージが来たらミュートを外して発言」といった、リモート会議に慣れている人にとっては「なぜこんなルールができたんだ?」というような謎マナーも。「相槌が多い・大きい」「発言権を独占して話し続けてしまう」など、オフラインの会議ではそれほど大きく気にならないことでも、オンライン会議では妨げになることも多いです。
「不慣れな人にシステムを説明するより、新しいルールを作るほうが楽!」そんな逃げの姿勢が、謎マナーを生むのかもしれません。
筆者が見た謎マナーは「いつもありがとうございます」「心より感謝御礼」などと書いたメッセージボードを背景に設置している人。大きなボードに毛筆タッチで書かれたそれは、とにかく圧がすごく、思わずそこに目が行ってしまい、集中がそがれたことを覚えています。
「偉い人がオンライン会議から退席するまで頭を下げて待つ」「目上の人の顔が大きく、左上に表示されるように入室の順番を整える」などはリアル会議室を模したあるある謎マナーですね。「ネットに上座はない!」と、強く主張したいところです。
また「発言の順番はSNSメッセージで送るので、メッセージが来たらミュートを外して発言」といった、リモート会議に慣れている人にとっては「なぜこんなルールができたんだ?」というような謎マナーも。「相槌が多い・大きい」「発言権を独占して話し続けてしまう」など、オフラインの会議ではそれほど大きく気にならないことでも、オンライン会議では妨げになることも多いです。
「不慣れな人にシステムを説明するより、新しいルールを作るほうが楽!」そんな逃げの姿勢が、謎マナーを生むのかもしれません。
筆者が見た謎マナーは「いつもありがとうございます」「心より感謝御礼」などと書いたメッセージボードを背景に設置している人。大きなボードに毛筆タッチで書かれたそれは、とにかく圧がすごく、思わずそこに目が行ってしまい、集中がそがれたことを覚えています。
離れているからこそ小さな気配りが大切
それから、ケースバイケースで考えたいマナーが「顔出し」についてです。確かに表情やジェスチャーが見えることで、読み取れる感情もあり、仕事がしやすくなることも多いので、カメラオンでの対話は悪いことではありません。
会議の開始の際にしっかりとカメラを見て挨拶するといったことも、仕事と生活を切り分ける上で重要でしょう。
ただ、紹介したケースのように、お互いのプライベートに干渉しすぎるのはストレスの元。また、ペットや子どもの乱入などプライベートなハプニングで収集が付かなくなった場合や、資料を取りに離席するといった時には、いったんカメラオフで対応することも、リモートワークでの相手への気遣いと言えるかもしれません。
リモートワークは便利な反面、ルーズになりすぎたり、「会話がない」「直接会えない」と不安や寂しさを感じることも。しかしそんな気持ちを押し付けたり、人に干渉することでコミュニケーションを取ろうとするとトラブルのもとになりかねません。
離れているからこそ、小さな対応の差で印象が左右されやすいのがリモートワークです。「リモートワークだから」「リモートワークなのに」とこだわるのではなく、「相手に配慮しつつ、自分ができる範囲で快適に仕事をする」ことが大切と言えるでしょう。
会議の開始の際にしっかりとカメラを見て挨拶するといったことも、仕事と生活を切り分ける上で重要でしょう。
ただ、紹介したケースのように、お互いのプライベートに干渉しすぎるのはストレスの元。また、ペットや子どもの乱入などプライベートなハプニングで収集が付かなくなった場合や、資料を取りに離席するといった時には、いったんカメラオフで対応することも、リモートワークでの相手への気遣いと言えるかもしれません。
リモートワークは便利な反面、ルーズになりすぎたり、「会話がない」「直接会えない」と不安や寂しさを感じることも。しかしそんな気持ちを押し付けたり、人に干渉することでコミュニケーションを取ろうとするとトラブルのもとになりかねません。
離れているからこそ、小さな対応の差で印象が左右されやすいのがリモートワークです。「リモートワークだから」「リモートワークなのに」とこだわるのではなく、「相手に配慮しつつ、自分ができる範囲で快適に仕事をする」ことが大切と言えるでしょう。
中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019