いきなりウマい！バイきんぐ西村が監修したアウトドア向けスパイスで肉・魚・野菜を調理してみた

2024.5.17

GMOメイクショップが、お笑いコンビ「バイきんぐ」の西村瑞樹さん監修のアウトドアスパイス「バカまぶし」のECサイトにて、「makeshop byGMO」を採用したというニュースをみて、早速注文してみました。

アウトドア向けのスパイスって、いくつか定番のものがあり、どれも結構ウマいんですよ。しかも趣味のキャンプ好きが高じて、テレビ新広島制作の冠番組「西村キャンプ場」を持つほどの西村さんは、キャンプ料理の腕前も評判上々。ここ数年盛り上がっている「アウトドアスパイス」の世界に2022年、満を持して西村さんが参入したとあって、否が応でもクオリティの高さに対する期待は高まります。

梱包を解いてすぐに漂う“ウマい”香り

今回購入したのは、“万能スパイス”をうたう「バカまぶし　辛くないの」と「バカまぶし　旨辛いの」、西村さんのこだわりが詰まった焼き肉のタレ「バカびたし」、そして“食材からなかなか落ちない”粒マスタード「バカつぶら」の全4商品。

先入観なしで、キャンプやアウトドア調理で使う時同様、雑にササッとかけたり漬け込んだりするだけで、どれだけウマい料理ができるかを試そうと思っていたのですが、梱包を解いた瞬間、レシピが頭に浮かびました。なぜなら、その時点で既になんともいえない“ウマい”香りが漂ってきたから。

左から「バカまぶし　旨辛いの」「バカまぶし　辛くないの」「バカびたし」「バカつぶら」（いずれも税込み・送料別840円）

この「バカまぶし」、クミンベースのウマいやつです。部屋中に広がる“絶対ウマい”香りには、うっすら甘い香りも含まれ、一筋縄ではいかない多層的なものを感じさせます。

「バカまぶし　辛くないの」をまずは出してみた

まずは「バカまぶし　辛くないの」からチェック。ミックスパウダースパイスに、ホールでゴマとクミンが入っています。ラベルの原材料を見てみると、スターアニス、フェンネル、アニス、シナモン、クローブ、山椒が入っていて、甘さを感じさせつつ多層的な香りの正体が判明しました。

ちょっとなめてみたのですが、塩っけはかなり抑えめ。既に味付けをしているものに対して“味変”するときや、下ごしらえにも使えそうなのが好印象です。さっそく、ビニール袋に鶏手羽先を入れ、軽めにバカまぶしをふりかけて、塩少々・生姜・にんにくを加えてもみ込んで寝かせておきます。

次は「バカまぶし　旨辛いの」をチェック。辛くないのと比べるとやや赤い

続いて「バカまぶし　旨辛いの」を出してみました。内容物は唐辛子以外、辛くないのと一緒のようですが、辛さが味を引き立てるのか、旨味がより強く感じられます。

いずれも肉や魚、野菜にもピッタリな万能スパイスということなので、鶏手羽先のほかに自家製ローストビーフと、買い物に出かけてゲットした魚・野菜に使ってみることにしました。

仕込んでよし、ふりかけてよし

辛くないのと調味料をもみ込んでおいた鶏手羽先は、しばらく置いてからオーブンで焼きました。

オーブンで焼いた鶏手羽先肉にさらに旨辛いのをトッピング

少量しか、辛くないのを使っていないにもかかわらず、そのままでも十分香りが立っています。そこに、旨辛いのを追加でふりかけてみました。

ストレートに「旨辛っ！」と感じます。さらに、下味にも使った辛くないのも別の鶏手羽先に追い投下。粒のまま入っているゴマとクミンのポリポリした食感がテンポを生み出し、噛むと口に広がる香ばしいフレーバーでいい感じに食が進みます。「バカみたいにまぶしたくなる」というウリ文句に偽りナシです。

冷たい肉との相性は？

続いて自家製ローストビーフにもバカまぶしを使ってみます。

自家製ローストビーフにもバカまぶしを投下

これはジップロックで低温調理後、辛くないのと食塩でもみ込んで休ませ、その後、焼き目をつけたものです。

普段より若干、塩分量は少なめにしています。また、いつもならタレを使って食べるのですが、今回は辛くないのと旨辛いの両方を、付け塩のようにして食べてみました。

こちらも相性バッチリ！自家製ピクルスと共に食べてみたのですが、バカまぶしは酸っぱいものとも相性がよいみたいです。

野菜や魚にも……「バカまぶし」「バカつぶら」の侮れない実力