バンクシー「Bomb Love Over Radar」をアートスペース「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」で世界初公開!
GMOインターネットグループは、イギリスの人気ストリートアーティストであるバンクシーが手掛けた世界にたった一つの希少な作品「Bomb Love Over Radar」を、2021年12月1日より東京・渋谷にあるアートスペース「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」で世界初公開すると発表しました。
「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」は「現代アートをすべての人に」をテーマとして2021年9月5日にオープンした、作品と空間・体験が一体となったアートスペースです。
当初から「Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection(バンクシー展)」として、イギリスの人気ストリートアーティストであるバンクシーの代表作品「風船と少女(Girl with Balloon)」を展示してきましたが、12月1日からは第2弾展示として「Bomb Love Over Radar」が加わり、「風船と少女」とあわせて2作品を同時に楽しめるようになります。
すでに「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」に来場して「風船と少女」を鑑賞された人には、第2弾展示を楽しめる「無料ご招待メール」を順次送付する予定とのことです。
「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」は「現代アートをすべての人に」をテーマとして2021年9月5日にオープンした、作品と空間・体験が一体となったアートスペースです。
当初から「Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection(バンクシー展)」として、イギリスの人気ストリートアーティストであるバンクシーの代表作品「風船と少女(Girl with Balloon)」を展示してきましたが、12月1日からは第2弾展示として「Bomb Love Over Radar」が加わり、「風船と少女」とあわせて2作品を同時に楽しめるようになります。
すでに「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」に来場して「風船と少女」を鑑賞された人には、第2弾展示を楽しめる「無料ご招待メール」を順次送付する予定とのことです。
「Bomb Love」に赤いレーダーマークが加わった世界にたった一つの作品
「Bomb Love Over Radar」のモチーフとなっている「Bomb Love」は、元々は2001年にイギリス・イーストロンドンの壁に描かれた壁画で、2003年に版画作品として作成されたもの。ポニーテール姿の無垢な少女が爆弾(軍用機用の爆弾)をぬいぐるみのように抱いている様子から、「戦争」と「愛」という二項対立を探求したバンクシー初期の象徴的な作品といわれています。
今回展示する「Bomb Love Over Radar」は、その「Bomb Love」に赤いレーダーマークが加わり、バンクシー自身によってスプレーでキャンバスに描かれた世界に1点のみの希少性の高い作品です。バンクシーからコレクターに直接プレゼントされ、ずっと秘蔵となっていた作品で、今回が世界初公開・初展示となります。
バンクシーはストリートアート、グラフィティーアートの方法論をキャンバスに持ち込み、現代美術アーティストとして高い評価を得ています。キャンバス側面にはステンシル・スプレーによる“BANKSY” のタギングサインが施されているのも大きな特徴です。
今回展示する「Bomb Love Over Radar」は、その「Bomb Love」に赤いレーダーマークが加わり、バンクシー自身によってスプレーでキャンバスに描かれた世界に1点のみの希少性の高い作品です。バンクシーからコレクターに直接プレゼントされ、ずっと秘蔵となっていた作品で、今回が世界初公開・初展示となります。
バンクシーはストリートアート、グラフィティーアートの方法論をキャンバスに持ち込み、現代美術アーティストとして高い評価を得ています。キャンバス側面にはステンシル・スプレーによる“BANKSY” のタギングサインが施されているのも大きな特徴です。
キャンバス側面にステンシル・スプレーで施されたタギングサイン
この作品のキャンバス裏面には、バンクシー本人が前所有者に宛てた直筆メッセージ・サインがキャンバス裏面を取り囲むように記載されています。バンクシーが作品にこういったメッセージを記載するのは非常に珍しいことなのだそうです。
キャンバス裏面の直筆メッセージ・サイン
ちなみに前所有者は世界的に著名なミュージシャンで、ストリートアートやグラフィティーアートの重要なコレクターとのこと。アメリカの西海岸・東海岸のグラフィティーアートシーンを記録した映画の音楽を担当するなど、シーンに深く関わる重要人物である前所有者にバンクシーが贈った、世界で1点のみの大変特別な作品です。
1960年代後半の米国を発祥とし、後にバンクシーの住むイギリス・ブリストルにも飛び火したグラフィティーアートですが、この作品の制作された2002年時点でのアメリカとイギリスのグラフィティーアートの直接的な関係を明示する物として、グラフィティーアートの歴史において大変重要な作品となります。
【作品情報】
1960年代後半の米国を発祥とし、後にバンクシーの住むイギリス・ブリストルにも飛び火したグラフィティーアートですが、この作品の制作された2002年時点でのアメリカとイギリスのグラフィティーアートの直接的な関係を明示する物として、グラフィティーアートの歴史において大変重要な作品となります。
【作品情報】
Title:Bomb Love Over Radar
Year of production:2002-2003
Material/Media:Spraypaint on canvas
Size:32 x 32 cm
Year of production:2002-2003
Material/Media:Spraypaint on canvas
Size:32 x 32 cm
「世界最小のスペースで情報は世界最大」をコンセプトにした「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」
「GMOデジタル・ハチ公」は、無料でWi-Fiや充電スポットを利用できる渋谷の新名所として2019年12月にオープンしたもので、渋谷のシンボルであるハチ公をホログラムディスプレイ技術で再現する「GMOデジタル・ハチ公」はそのままに、アートスペースとして生まれ変わったものが「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」です。そして「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」は、「スペースは世界最小ではあるものの、お客様が得られる情報は世界最大」をコンセプトとして2021年9月に誕生しています。
今回の展示では作品を鑑賞する前に約10分間の「スペシャルムービー」でバンクシーや展示作品についての情報を知ることができます。
220インチディスプレイとロールスクリーンで構成される3面の壁には高精細でつなぎ目のない映像が映し出されることによって、映像の中に入り込むような没入感を楽しめます。さらに音の指向性をコントロールできるスピーカーを導入することで、映像と音の一体感を表現し、臨場感あふれる空間を実現したとのこと。
作品だけではなく、映像、音響が一体となった展示空間を一つのアートとして体験できるなど、これまでにないアートの楽しみ方を提案しています。
今回の展示では作品を鑑賞する前に約10分間の「スペシャルムービー」でバンクシーや展示作品についての情報を知ることができます。
220インチディスプレイとロールスクリーンで構成される3面の壁には高精細でつなぎ目のない映像が映し出されることによって、映像の中に入り込むような没入感を楽しめます。さらに音の指向性をコントロールできるスピーカーを導入することで、映像と音の一体感を表現し、臨場感あふれる空間を実現したとのこと。
作品だけではなく、映像、音響が一体となった展示空間を一つのアートとして体験できるなど、これまでにないアートの楽しみ方を提案しています。
東京・渋谷にあるアートスペース「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」の第1弾展示の際の様子
第1弾展示の際の映像
第1弾展示の際の映像
第1弾展示の際の映像
【「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」オープンの背景】
GMOインターネットグループ代表の熊谷正寿氏は、「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」をオープンした狙いについて次のように語ります。
「当社グループのお客様にナンバーワンのサービスをご提供するために、パートナー(従業員)は感性を磨かなくてはなりません。本物、美しいものに自然と触れ、豊かな感性を磨く機会を作りたいと考えております」
こうした思いから、従業員が業務に従事するオフィスの会議室フロアを中心に、ジュリアン・オピーの作品をはじめとして熊谷氏が収集する現代アート作品を多数展示する「GMO Gallery」を開いています。
バンクシーの作品も「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」での展示に先立ってオフィスに展示し、パートナーが自由に鑑賞できる環境を整えることで本物の芸術に触れる機会を作ってきました。
2015年には第1本社である渋谷・セルリアンタワーで「熊谷コレクション ~ オフィスとアートの新しい関係 ~ジュリアン・オピーの世界」展を開催。オフィスを一般公開することで、多くの人が現代アート作品と触れられる場を提供してきました。
【Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection(バンクシー展)】
・展示会名:Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection(バンクシー展)
・会期(第2弾):2021年12月1日(水)~
・会場名:世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公
・住所:「渋谷フクラス」2F GMOデジタル・ハチ公(東京都渋谷区道玄坂1-2-3)
・休館日:「渋谷フクラス」に準じます。
・開館時間:11:00~20:00(1公演20分の入れ替え制、新型コロナウイルス対策のため鑑賞人数を制限)
※開館情報が変更となる場合あり。最新情報は公式HPやSNS等で要確認
・入館料金:一般・大学生300円、小・中・高校生100円、未就学児無料
※障がい者とその介護者各1名は無料。入館時に障がい者手帳等の提示が必要
・チケット購入:以下のサイトにて購入可能
・URL:https://www.e-tix.jp/gmo-art/
・問い合わせ先:museum@hachiko.gmo
・展示会公式Webサイト:https://hachiko.gmo/
・その他:入館時の検温時に37.5度以上の方は入館不可。入館にはマスクの着用が必須。アルコール消毒、所定の感染予防策に要協力
GMOインターネットグループ代表の熊谷正寿氏は、「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」をオープンした狙いについて次のように語ります。
「当社グループのお客様にナンバーワンのサービスをご提供するために、パートナー(従業員)は感性を磨かなくてはなりません。本物、美しいものに自然と触れ、豊かな感性を磨く機会を作りたいと考えております」
こうした思いから、従業員が業務に従事するオフィスの会議室フロアを中心に、ジュリアン・オピーの作品をはじめとして熊谷氏が収集する現代アート作品を多数展示する「GMO Gallery」を開いています。
バンクシーの作品も「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」での展示に先立ってオフィスに展示し、パートナーが自由に鑑賞できる環境を整えることで本物の芸術に触れる機会を作ってきました。
2015年には第1本社である渋谷・セルリアンタワーで「熊谷コレクション ~ オフィスとアートの新しい関係 ~ジュリアン・オピーの世界」展を開催。オフィスを一般公開することで、多くの人が現代アート作品と触れられる場を提供してきました。
【Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection(バンクシー展)】
・展示会名:Banksy Artworks from Masatoshi Kumagai Collection(バンクシー展)
・会期(第2弾):2021年12月1日(水)~
・会場名:世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公
・住所:「渋谷フクラス」2F GMOデジタル・ハチ公(東京都渋谷区道玄坂1-2-3)
・休館日:「渋谷フクラス」に準じます。
・開館時間:11:00~20:00(1公演20分の入れ替え制、新型コロナウイルス対策のため鑑賞人数を制限)
※開館情報が変更となる場合あり。最新情報は公式HPやSNS等で要確認
・入館料金:一般・大学生300円、小・中・高校生100円、未就学児無料
※障がい者とその介護者各1名は無料。入館時に障がい者手帳等の提示が必要
・チケット購入:以下のサイトにて購入可能
・URL:https://www.e-tix.jp/gmo-art/
・問い合わせ先:museum@hachiko.gmo
・展示会公式Webサイト:https://hachiko.gmo/
・その他:入館時の検温時に37.5度以上の方は入館不可。入館にはマスクの着用が必須。アルコール消毒、所定の感染予防策に要協力
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。