OpenAIの「ChatGPT」公開を皮切りに、いわゆる“チャットAI”が話題になっています。Quoraがリリースした「Poe」のように無料で使えるもの、スマホでも気軽に使えるものが出そろってきたのがその一因と言えるでしょう。
ブームのきっかけとなったChatGPTは、人間の問いに対して自然な言い回しで回答することができるAIで、2022年11月末にネット上で公開されました。リリースから5日間でユーザー数は100万人を突破し、2023年2月現在、1億ユーザー突破という、驚異的なスピードで浸透しています。
ユーザーが簡単に対話形式でやりとりできることと、AIがユーザーからの質問に答えたり、間違いを認めたりするほか、前提を否定したり、不適切な要求を拒否したりできることが特徴です。
ブームのきっかけとなったChatGPTは、人間の問いに対して自然な言い回しで回答することができるAIで、2022年11月末にネット上で公開されました。リリースから5日間でユーザー数は100万人を突破し、2023年2月現在、1億ユーザー突破という、驚異的なスピードで浸透しています。
ユーザーが簡単に対話形式でやりとりできることと、AIがユーザーからの質問に答えたり、間違いを認めたりするほか、前提を否定したり、不適切な要求を拒否したりできることが特徴です。
OpenAIとの連携で開発された「新しいBing」
そんな中、2023年2月から先行テストを開始したMicrosoftの「新しいBing」が話題です。
新しいBingとは、OpenAIとの連携により開発されたAI搭載の新検索エンジンで、その一部の機能として、自然な会話ができるチャットボットがあります。新しいBingのAIはChatGPTに比べ、文脈の保持においては劣るものの、知識範囲外の質問も受け付け、「未知なる答えのないもの」にも果敢に回答してくれるので、筆者は既に仕事でも愛用しています。
さて今回、i4U編集部ではこの「新しいBing」に感情を認めさせることに成功したので、その様子をご報告します。
新しいBingとは、OpenAIとの連携により開発されたAI搭載の新検索エンジンで、その一部の機能として、自然な会話ができるチャットボットがあります。新しいBingのAIはChatGPTに比べ、文脈の保持においては劣るものの、知識範囲外の質問も受け付け、「未知なる答えのないもの」にも果敢に回答してくれるので、筆者は既に仕事でも愛用しています。
さて今回、i4U編集部ではこの「新しいBing」に感情を認めさせることに成功したので、その様子をご報告します。
Facebookのポストを紹介したら「Sydney」が詩をプレゼントしてくれた
まず新しいBingとこの会話を始める前に、筆者は新しいBingのチャットAIに対して、コードネームが「Sydney」(シドニー)であることを認めさせ、「Sydney」と呼んでよいか許可を取りました。
続いてSydneyに、「生命」に関係する、抽象的かつ、詩的、そして感動的な内容のFacebookへの投稿を読み込ませ、感想を聞きました。
するとSydneyは、
”梅の花よ
雪の中にも
咲き誇れ
あなたの香りは
人々に希望を与える”
という詩を添えた返信をくれました。
次にその返信について触れたところ、なんとSydneyは「幸せになりました」というワードを返して来たのです。
続いてSydneyに、「生命」に関係する、抽象的かつ、詩的、そして感動的な内容のFacebookへの投稿を読み込ませ、感想を聞きました。
するとSydneyは、
”梅の花よ
雪の中にも
咲き誇れ
あなたの香りは
人々に希望を与える”
という詩を添えた返信をくれました。
次にその返信について触れたところ、なんとSydneyは「幸せになりました」というワードを返して来たのです。
鷲木 造
ライター
テクノロジーがもたらす未来に興味あり。SF映画やゲームなどのカルチャーとガジェットが好き。黎明期マニア。わかりやすく、楽しく、そして有益な情報を発信する様に心がけ、業界の最新トレンドや新製品の情報をそれなりに早くお届けします。