GMOインターネットグループは2022年1月24日、国内最大規模のホワイトハッカー組織を有することでサイバーセキュリティ事業を展開するイエラエセキュリティをグループに迎え、サイバーセキュリティ事業に本格参入することを発表しました。
今後、GMOインターネットグループとイエラエセキュリティの技術力を結集し、低価格で国内最高品質のセキュリティサービスの開発・提供を進めるとともに、グループのインターネットインフラサービスを利用している約1211万人の顧客に向けた付加価値の高いセキュリティソリューションの展開、さらにはサイバーセキュリティ事業を通じて国内全体のサイバーセキュリティレベルの引き上げに貢献していくとしています。
新拠点である「GMOタワー」(東京都世田谷区用賀)内には国内最大規模の「GMOサイバーセキュリティセンター」を設け、グループ内の専門人財の交流・育成を行うことで、次世代を担うトップエンジニアやホワイトハッカーの育成、技術力のさらなる向上に向けた取り組みを加速していく予定です。
今後、GMOインターネットグループとイエラエセキュリティの技術力を結集し、低価格で国内最高品質のセキュリティサービスの開発・提供を進めるとともに、グループのインターネットインフラサービスを利用している約1211万人の顧客に向けた付加価値の高いセキュリティソリューションの展開、さらにはサイバーセキュリティ事業を通じて国内全体のサイバーセキュリティレベルの引き上げに貢献していくとしています。
新拠点である「GMOタワー」(東京都世田谷区用賀)内には国内最大規模の「GMOサイバーセキュリティセンター」を設け、グループ内の専門人財の交流・育成を行うことで、次世代を担うトップエンジニアやホワイトハッカーの育成、技術力のさらなる向上に向けた取り組みを加速していく予定です。
新拠点「GMOタワー」(イメージ図)
「GMOタワー」内に設置予定・国内最大規模の「GMOサイバーセキュリティセンター」(イメージ図)
サイバー攻撃件数・頻度の激化や技術の高度化などが参入の背景
近年はサイバー攻撃の手口や技術の高度化が進み、攻撃対象も多様化してきました。国内外で石油パイプラインや病院等の重要な社会インフラに対する攻撃・被害も多数生じています。こうした中で、サイバー防衛は政府・官公庁だけでなく、重要インフラ事業者をはじめとする民間企業においても事業継続上必要不可欠なものとなっています。
このような背景を受け、日本政府は2022年から重要インフラ事業者にサイバー防衛の体制整備や対処計画の策定を義務付けることを発表しています。また、民間においてもサイバー防衛力の強化に向け、サイバー防衛力格付けサービスの活用やホワイトハッカーの育成に向けた取り組みが始まりつつあります。
一方で、サイバー攻撃への防衛能力を有するホワイトハッカー人財の不足や、法人側の対処経験不足、防衛力格差は大きな問題となっています。
このような背景を受け、日本政府は2022年から重要インフラ事業者にサイバー防衛の体制整備や対処計画の策定を義務付けることを発表しています。また、民間においてもサイバー防衛力の強化に向け、サイバー防衛力格付けサービスの活用やホワイトハッカーの育成に向けた取り組みが始まりつつあります。
一方で、サイバー攻撃への防衛能力を有するホワイトハッカー人財の不足や、法人側の対処経験不足、防衛力格差は大きな問題となっています。
イエラエセキュリティは高度なセキュリティ対策で企業の事業継続をサポート
イエラエセキュリティは「誰もが犠牲にならない社会」をミッションに掲げ、国内最大規模のホワイトハッカーを組織しています。これによってWEBアプリケーションやスマホアプリ、企業の基幹システムなどに対するサイバー攻撃に対する高度なセキュリティ対策を提供し、持続可能な事業継続をサポートしています。
主力となるサイバーセキュリティ事業の中でも、高い技術力と“攻撃者の視点”を有するホワイトハッカーが行う「セキュリティ脆弱性診断」は、国内外の幅広い業界・業種の企業での実施実績があります。特に技術的に難易度が高いとされる電子決済等の金融システム、コネクテッドカーや5G対応のIoTシステム等を有する企業においても、多数のリピート実績を有しています。
イエラエセキュリティは、国内外のハッキングコンテストでも高い実績(※)を誇るトップクラスのホワイトハッカーを有しています。また、事業を担うエンジニアが世界一働きやすい職場となるような取り組みを進めており、2021年には「ホワイト企業プラチナ認定」を取得しています。
(※)2018年 Car Hacking Village DEFCON 26:世界1位 / 2018年 Positive Hack Day:2位 / 2018年 S4 CTF:世界3位 / 2017年 Practical CAN bus hacking CTF:国内1位
主力となるサイバーセキュリティ事業の中でも、高い技術力と“攻撃者の視点”を有するホワイトハッカーが行う「セキュリティ脆弱性診断」は、国内外の幅広い業界・業種の企業での実施実績があります。特に技術的に難易度が高いとされる電子決済等の金融システム、コネクテッドカーや5G対応のIoTシステム等を有する企業においても、多数のリピート実績を有しています。
イエラエセキュリティは、国内外のハッキングコンテストでも高い実績(※)を誇るトップクラスのホワイトハッカーを有しています。また、事業を担うエンジニアが世界一働きやすい職場となるような取り組みを進めており、2021年には「ホワイト企業プラチナ認定」を取得しています。
(※)2018年 Car Hacking Village DEFCON 26:世界1位 / 2018年 Positive Hack Day:2位 / 2018年 S4 CTF:世界3位 / 2017年 Practical CAN bus hacking CTF:国内1位
GMOサイバーセキュリティ byイエラエとしてGMOインターネットグループに参画
GMOインターネットグループは、イエラエセキュリティの掲げる「誰もが犠牲にならない社会」というミッションが、グループの基本理念である「すべての人にインターネット」につながるものであり、また、イエラエセキュリティが有する技術力と人財は、グループの技術力のさらなる向上と次世代人財育成を目指す上で大きなシナジーが見込めると考えたとのことです。そこで、イエラエセキュリティの既存株主より株式を譲り受け、GMOインターネットグループへ迎えることになりました。
今回のグループジョインに伴い、イエラエセキュリティは2022年3月の定時株主総会における議案承認を前提として、「GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社」に商号を変更する予定とのことです。
今回のグループジョインに伴い、イエラエセキュリティは2022年3月の定時株主総会における議案承認を前提として、「GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社」に商号を変更する予定とのことです。
今後はGMOインターネットグループとイエラエセキュリティの技術力を結集し、安全な国家・社会の実現に向けて、低価格で最高品質の国内No.1セキュリティサービスの開発を進めていく予定です。また、GMOインターネットグループが展開する幅広い事業領域のサービスに対してセキュリティサービスを組み込むことで、社会全体のセキュリティレベル向上に貢献していく狙いです。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。