スマホゲーなら散らからない!
昨年出た、バーチャルのポケカを集めるスマートフォンゲーム「ポケポケ」(Pokémon Trading Card Game Pocket)も、子どもたちそれぞれがやっています。カードが散らからないし、混ざらないのが最高。ゲームとしては、本物のポケカのダイジェスト版みたいな感じで、20枚ワンセットで戦うんですが、10~15分ぐらいで遊び終わるし、課金しなくても楽しめるのでいいですね。
ただ、子どもたちは、ポケポケで他のユーザーと遊ぶオンライン対戦が好きなんですが、これが困りものです。他のプレイヤーと遊んでいる時は戦いを中断しづらくて。「ごはんだよ!」と呼んでも「バトル中だから」と言って、来ない。対戦相手がコンピュータではなく人だとやめにくいですよね。
ビジネスとしてポケモンを見ると、タッチポイントを最大化する戦略を採っているようです。ゲームや動画、紙のカード、おもちゃ、ぬいぐるみ……あらゆるメディアを通じて、新しいものが出続けている。もともとゲームだったポケモンが、画面の外に飛び出していろんなタッチポイントを作った結果、興味がなかったうちの妻ですら、ポケモンを覚え始めているのが興味深いです。
その逆がジブリ作品かもしれません。海外ではコンテンツをネット配信しているのに、日本ではやっておらず、現在はタッチポイントがとても少ない状態。親が子どもにわざわざ見せなければ、子どもが触れる機会がほとんどありませんよね。
ただ、子どもたちは、ポケポケで他のユーザーと遊ぶオンライン対戦が好きなんですが、これが困りものです。他のプレイヤーと遊んでいる時は戦いを中断しづらくて。「ごはんだよ!」と呼んでも「バトル中だから」と言って、来ない。対戦相手がコンピュータではなく人だとやめにくいですよね。
ビジネスとしてポケモンを見ると、タッチポイントを最大化する戦略を採っているようです。ゲームや動画、紙のカード、おもちゃ、ぬいぐるみ……あらゆるメディアを通じて、新しいものが出続けている。もともとゲームだったポケモンが、画面の外に飛び出していろんなタッチポイントを作った結果、興味がなかったうちの妻ですら、ポケモンを覚え始めているのが興味深いです。
その逆がジブリ作品かもしれません。海外ではコンテンツをネット配信しているのに、日本ではやっておらず、現在はタッチポイントがとても少ない状態。親が子どもにわざわざ見せなければ、子どもが触れる機会がほとんどありませんよね。
「ゲームは1日1時間」?
さて、我が家の子どもたちは小さいころからデジタルに浸っているんですが、最近は少し制限するようになりました。食事やお出かけの時にゲームをやめられないのは困るから「ゲームをやめるべき時にやめられない、自制心がない子はダメだ」という価値観を植えようとしています。「食事の前にやめられなければ取り上げるよ」とか、「宿題をしたら○分やっていいよ」とか言って。
制限を始めたころは、ゲームをやめさせようとするたびに、子どもが「ギャー!」とか暴れて嫌がって大騒ぎでしたが、ちょっとずつ慣れてきました。ただ、7歳の息子のグズり方にはいまだに手こずっています。専門家に相談したこともあるんですが「7歳だと前頭葉が未発達だから、やめられないのは仕方ない」とのこと。でも、やめてくれないと家が回らなくて困っちゃうんですよね。
昔は「ゲームは1日1時間まで」という家庭が多かった。私も小学生のときファミコンをやりすぎて、父にファミコンを庭に投げ捨てられたことがあります。その時は、夜中に庭に忍び込んでファミコンを救い出し、朝にはテレビにつけてましたけどね。
ゲームには功罪の両方があるかもしれませんが、我が家は功が多いかな。7歳の息子は、戦国アクションゲームの「戦国無双」も好きで、手先が器用になりました。操作にも手先を使いますし、歴史ゲームの影響か手裏剣にハマっていて、すごく小さな切れ端みたいな紙で、手裏剣の折り紙を作るようになってます。
私の父はゲームをしませんでしたが、私は子どもたちとゲームをするし、レースゲームの「マリオカート」をやって盛り上がることもあります。子どもにわざと負けてあげる、“接待マリカー”をやる親御さんも多いみたいですが、私は子ども相手でも手加減しませんよ!
制限を始めたころは、ゲームをやめさせようとするたびに、子どもが「ギャー!」とか暴れて嫌がって大騒ぎでしたが、ちょっとずつ慣れてきました。ただ、7歳の息子のグズり方にはいまだに手こずっています。専門家に相談したこともあるんですが「7歳だと前頭葉が未発達だから、やめられないのは仕方ない」とのこと。でも、やめてくれないと家が回らなくて困っちゃうんですよね。
昔は「ゲームは1日1時間まで」という家庭が多かった。私も小学生のときファミコンをやりすぎて、父にファミコンを庭に投げ捨てられたことがあります。その時は、夜中に庭に忍び込んでファミコンを救い出し、朝にはテレビにつけてましたけどね。
ゲームには功罪の両方があるかもしれませんが、我が家は功が多いかな。7歳の息子は、戦国アクションゲームの「戦国無双」も好きで、手先が器用になりました。操作にも手先を使いますし、歴史ゲームの影響か手裏剣にハマっていて、すごく小さな切れ端みたいな紙で、手裏剣の折り紙を作るようになってます。
私の父はゲームをしませんでしたが、私は子どもたちとゲームをするし、レースゲームの「マリオカート」をやって盛り上がることもあります。子どもにわざと負けてあげる、“接待マリカー”をやる親御さんも多いみたいですが、私は子ども相手でも手加減しませんよ!

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。