あなたには「自分の自由に使える時間」がどれくらいあるでしょうか。「定時後は全部自分の時間」という人もいれば「家事や子育てに追われて、そんな時間はない」という人もいるでしょう。また「時間はあるが、疲れてしまってうまく活用できない」こともあるかもしれませんね。
時間は限られています。お金は運用して増やすことができますが、1日は誰にとっても24時間で、それを「25時間」「30時間」と増やすことはできません。しかし、生活の無駄を省き、自由に使える自分の時間、つまり「可処分時間を増やす」のは、そう難しいことではありません。
時間は限られています。お金は運用して増やすことができますが、1日は誰にとっても24時間で、それを「25時間」「30時間」と増やすことはできません。しかし、生活の無駄を省き、自由に使える自分の時間、つまり「可処分時間を増やす」のは、そう難しいことではありません。
「自分の時給」を頭に置いて行動する
1日が24時間であること自体は変えられませんが、自分にとって必要な金額をより短時間で稼げれば、働く時間を減らすことができ、ひいては自由時間が増えます。
「昇給を目指す」「できるだけ単価の高い仕事を選べるように努力する」ことは、金銭的にだけでなく、時間的にも、また精神的にもゆとりを得られる方法です。残業などではなく、同じ時間で価値の高い仕事をする意識を持つことが大切です。この意識が収入に反映されるのは「すぐ」ではないかもしれませんが、1年後には大きな差を生むはずです。
まず「自分の時給」を頭に入れておきましょう。年収を1日単位に割り、その単価を24時間から睡眠時間を差し引いた時間数で割った金額が、あなたの「時給」です。これを上げることに注力するとともに、タイムパフォーマンス、いわゆる「タイパ」を考えるときは、この金額を基準にします。「節約のために、片道15分かかる遠いスーパーに、30円安い卵を買いに行く」といった行動がムダであることが分かります。のちに説明する「時間をお金で買うこと」についても、この値段を基準に考えるとスムーズです。
「昇給を目指す」「できるだけ単価の高い仕事を選べるように努力する」ことは、金銭的にだけでなく、時間的にも、また精神的にもゆとりを得られる方法です。残業などではなく、同じ時間で価値の高い仕事をする意識を持つことが大切です。この意識が収入に反映されるのは「すぐ」ではないかもしれませんが、1年後には大きな差を生むはずです。
まず「自分の時給」を頭に入れておきましょう。年収を1日単位に割り、その単価を24時間から睡眠時間を差し引いた時間数で割った金額が、あなたの「時給」です。これを上げることに注力するとともに、タイムパフォーマンス、いわゆる「タイパ」を考えるときは、この金額を基準にします。「節約のために、片道15分かかる遠いスーパーに、30円安い卵を買いに行く」といった行動がムダであることが分かります。のちに説明する「時間をお金で買うこと」についても、この値段を基準に考えるとスムーズです。
やらないことを決める
「自由時間がない」と言いつつ、ダラダラとネットサーフィンや動画鑑賞で休日が終わった経験を持つ人も多いのでは? 遊びの時間も「欲しかった知識を得た」「本当に楽しい時間である」など、きちんと楽しめているのであれば有意義です。しかし「ついつい」「なんとなく」そうしているなら、時間を捨てているようなもの。
また「不要な会議になんとなく出る」「体調の悪い時に無理して働く」など、「一見、仕事のようでいて実は成果につながっていない時間」も、時間の浪費にあたります。これをなくすだけで時間の余裕と、生活のメリハリが生まれるのです。
仕事や努力をしているようでいて、実は時間の浪費になってしまっていることを「やらないこと」としてリストアップしてみましょう。以下はその一例です。
・時間の割に成果を上げられないこと
「付き合いで残業する」「休日、気分が乗っていない状態での仕事」「体調が悪い時に働く」「睡眠時間を削る」「目的意識を持たずに動く」「マルチタスク」「休憩を取らない」「期日を意識しない」「労力を配分しない」
・考えるだけ無駄なことを考える
「悪口を言うだけの飲み会に出る」「SNS上の人と自分を比べる」「他人を変えようとする」「他人の目を気にする」「まだ起きていないことを心配する」「30秒考えても分からないことを考え続ける」「過去の失敗にこだわる」
・答えの出ないことにこだわる
「なんでも白黒はっきりさせたがる」「全員に好かれようとする」「仕事とプライベート、どちらか一方を選ぼうとする」「“絶対の正解”にこだわる」
先の「自分の時給」を判断基準にすると「もったいない時間の使い方とは何か」に一定の基準ができます。それを基に「やらないこと」を決めるだけでも、やるべきことのスタートが早くなり、時間の無駄を省くことにつながります。自分が納得して動く時間を増やせば、「自分のための時間」はさらに増えていきます。
また「不要な会議になんとなく出る」「体調の悪い時に無理して働く」など、「一見、仕事のようでいて実は成果につながっていない時間」も、時間の浪費にあたります。これをなくすだけで時間の余裕と、生活のメリハリが生まれるのです。
仕事や努力をしているようでいて、実は時間の浪費になってしまっていることを「やらないこと」としてリストアップしてみましょう。以下はその一例です。
・時間の割に成果を上げられないこと
「付き合いで残業する」「休日、気分が乗っていない状態での仕事」「体調が悪い時に働く」「睡眠時間を削る」「目的意識を持たずに動く」「マルチタスク」「休憩を取らない」「期日を意識しない」「労力を配分しない」
・考えるだけ無駄なことを考える
「悪口を言うだけの飲み会に出る」「SNS上の人と自分を比べる」「他人を変えようとする」「他人の目を気にする」「まだ起きていないことを心配する」「30秒考えても分からないことを考え続ける」「過去の失敗にこだわる」
・答えの出ないことにこだわる
「なんでも白黒はっきりさせたがる」「全員に好かれようとする」「仕事とプライベート、どちらか一方を選ぼうとする」「“絶対の正解”にこだわる」
先の「自分の時給」を判断基準にすると「もったいない時間の使い方とは何か」に一定の基準ができます。それを基に「やらないこと」を決めるだけでも、やるべきことのスタートが早くなり、時間の無駄を省くことにつながります。自分が納得して動く時間を増やせば、「自分のための時間」はさらに増えていきます。
中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019