セイコーマートのホットシェフをホットサンドメーカーで焼いてみた
セイコーマートの店内調理弁当の定番「カツ丼」をホットサンドメーカーで、焼きカツ丼に仕上げてみました
カツ丼を焼きカツ丼にしてみたが……おにぎりもおすすめ
ホットサンドメーカーで、さまざまなコンビニのお弁当を焼き上げて楽しんでいる人たちもいるようです。確かに電子レンジのないアウトドアではお弁当を温めるのにホットサンドメーカーを使うのはありでしょう。そこで北海道に住む筆者は、愛するセイコーマートの定番メニューカツ丼を焼きカツ丼にバージョンアップしようともくろみました。きっとおいしくなると確信していたのですが……焼きすぎました。
ある意味カツ丼とホットサンドメーカーとの相性が悪かったともいえるのですが、カツ丼の醍醐味(だいごみ)のひとつはホカホカご飯に、とろり半生のタマゴとさっくりカツではないでしょうか? しかし、そんなカツ丼をホットサンドメーカーでしっかり焼き固めてしまうと、とろり感がなくなり、水分がかなり失われます。ご飯はカリカリでおいしいのですが、ちょっとこれじゃない感が……。できればカツ丼は、焼きまでいかず温める程度をおすすめします。ご飯側だけを温めるという技もありな気もしますが、このあたりは選ぶ弁当の種類とどこまで火を通すかといった絶妙な火加減が必要でしょう。
セイコーマートの店内調理「ホットシェフ」でカツ丼を購入した際、新製品として販売されていた「大きなおにぎり 牛カルビ(焼肉たれ)」も購入していたので、こちらもホットサンドメーカーで焼いてみましたが、こちらは外側が焼きおにぎり状になり、よりおいしくなりました。アウトドアではおにぎりを温めるのにホットサンドメーカーという方法はかなりありといえるでしょう。ぜひ試してみてください。
ある意味カツ丼とホットサンドメーカーとの相性が悪かったともいえるのですが、カツ丼の醍醐味(だいごみ)のひとつはホカホカご飯に、とろり半生のタマゴとさっくりカツではないでしょうか? しかし、そんなカツ丼をホットサンドメーカーでしっかり焼き固めてしまうと、とろり感がなくなり、水分がかなり失われます。ご飯はカリカリでおいしいのですが、ちょっとこれじゃない感が……。できればカツ丼は、焼きまでいかず温める程度をおすすめします。ご飯側だけを温めるという技もありな気もしますが、このあたりは選ぶ弁当の種類とどこまで火を通すかといった絶妙な火加減が必要でしょう。
セイコーマートの店内調理「ホットシェフ」でカツ丼を購入した際、新製品として販売されていた「大きなおにぎり 牛カルビ(焼肉たれ)」も購入していたので、こちらもホットサンドメーカーで焼いてみましたが、こちらは外側が焼きおにぎり状になり、よりおいしくなりました。アウトドアではおにぎりを温めるのにホットサンドメーカーという方法はかなりありといえるでしょう。ぜひ試してみてください。
セイコーマートの定番メニューカツ丼をホットサンドメーカーで焼いてみましたが、火加減が非常に重要なことを痛感しました
菓子パンにホットサンドメーカーでひと手間掛けるとおいしさ大幅アップ
チョコチップ入りのメロンパンをホットサンドメーカーで焼き上げてみました。ホカホカ、表面カリカリでおいしさがアップします
電子レンジでも上手に焼けるホットサンドメーカーを使うのも便利
コンビニのおにぎりがホットサンドメーカーで焼くだけで焼きおにぎりになって、よりおいしく楽しめるなら、菓子パンもいけるのではないかと考え、菓子パンを焼いてみました。まず試してみたのが、メロンパンです。しかも、チョコチップの入ったタイプ。表面のクッキー部分がよりクリスピーに、チョコチップも少し柔らかくなったらいいなと思ったのです。
結果はチョコチップはさほど柔らかくはなりませんでしたが、表面のクッキー部分と底の部分は焦げ目が付いて、さらにクリスピーにサクサクとした食感と香ばしさを楽しむことができました。メロンパン系の菓子パンはどれもホットサンドメーカーとの相性が良さそうです。
さらに総菜系の菓子パンも試してみたいと考え、代表格ともいえるカレーパンをセレクト。揚げパンなので焦げてしまうかと思ったのですが、焼き上がるとこちらもかなりクリスピーでザクザクに仕上がりました。このカレーパンを焼き上げるのに使ったホットサンドメーカーは実は電子レンジで使えるというスグレモノ。パール金属のその名も「レンジで出来ちゃう ホットサンドメーカー 」(実勢価格2200円前後)は電子レンジで片面3分ずつ加熱するとしっかり焼き目が付いたホットサンドができあがる不思議な商品です。火を使う必要がないので安心して使えます。
菓子パンをホットサンドメーカーで再加熱すると、電子レンジで再加熱すると、しんなりしがちなのに対して、焦げ目が付いてサクサクになるのがうれしいところ。ちょっとしたひと手間ですが、食感が大きく変わるのでとてもおもしろくおすすめです。筆者はハンバーガーもホットサンドメーカーで再加熱したのですが、かなりクリスピーに仕上がって、妻とふたりで笑いながらペロリと平らげてしまいました。さまざまな菓子パンで試してみるのがおすすめです。
結果はチョコチップはさほど柔らかくはなりませんでしたが、表面のクッキー部分と底の部分は焦げ目が付いて、さらにクリスピーにサクサクとした食感と香ばしさを楽しむことができました。メロンパン系の菓子パンはどれもホットサンドメーカーとの相性が良さそうです。
さらに総菜系の菓子パンも試してみたいと考え、代表格ともいえるカレーパンをセレクト。揚げパンなので焦げてしまうかと思ったのですが、焼き上がるとこちらもかなりクリスピーでザクザクに仕上がりました。このカレーパンを焼き上げるのに使ったホットサンドメーカーは実は電子レンジで使えるというスグレモノ。パール金属のその名も「レンジで出来ちゃう ホットサンドメーカー 」(実勢価格2200円前後)は電子レンジで片面3分ずつ加熱するとしっかり焼き目が付いたホットサンドができあがる不思議な商品です。火を使う必要がないので安心して使えます。
菓子パンをホットサンドメーカーで再加熱すると、電子レンジで再加熱すると、しんなりしがちなのに対して、焦げ目が付いてサクサクになるのがうれしいところ。ちょっとしたひと手間ですが、食感が大きく変わるのでとてもおもしろくおすすめです。筆者はハンバーガーもホットサンドメーカーで再加熱したのですが、かなりクリスピーに仕上がって、妻とふたりで笑いながらペロリと平らげてしまいました。さまざまな菓子パンで試してみるのがおすすめです。
電子レンジ用ホットサンドメーカーで市販のカレーパンを焼き上げたところ。電子レンジでもしっかり焦げ目も付いて、カリカリに仕上がります
“挟めるものは焼いてみる”がおすすめ
固定概念にとらわれず、ホットサンドメーカーに入るものは焼いてみる
キャプテンスタッグの「ビストロ ぴったりキッチンテーブル」の上にガス台を設置して1日かけて、さまざまな食材をホットサンドメーカーで焼いてみました
今回は、アウトドアでも使えることを証明しようと実際にキャンプ場で調理しようと考えて、電子レンジを使う「レンジで出来ちゃう ホットサンドメーカー 」での調理以外はキャンプ場で行いました。撮影の見栄えを優先して炎天下の直射日光の下、ホットサンドメーカーにいろいろと挟んでは焼いたのです。結果としてはいろんなものが予想以上においしく仕上がります。
例えば、電子レンジ用の冷凍パスタもホットサンドメーカーで加熱したところ、予想以上においしく仕上がりました。ホットケーキも予想以上の仕上がりでした。しかし、おすすめはキノコや野菜類。ホットサンドメーカーの構造上、しっかりと焦げ目の付いた蒸し焼き状になり、味付けはしょうゆや塩といったシンプルなもので素材の味を堪能できます。
ガスコンロなどの上で時折ひっくり返したり、開けて中を確認したりしながら焼き上げる作業は予想以上に楽しいため、筆者は炎天下のキャンプ場で1日さまざまな材料を焼きました。これがキャンプなどでちょっと飲みながらなら、ただひたすら楽しめそうです。
野菜がおいしく仕上がるということは、海鮮や肉類もかなりおいしく仕上がるでしょうし、またそれらの組み合わせを考えてホットサンドメーカーに投入するのも楽しいでしょう。筆者は今後もキノコは自宅でもホットサンドメーカーで焼こうと思っているくらいです。ホットサンドメーカーはホットサンドを焼くだけではなく、さまざまな素材をおいしく仕上げる可能性を秘めていますし、自宅だけではなく、アウトドアやキャンプでも活躍してくれるでしょう。ソロキャンプにもおすすめです。
固定概念にとらわれず、挟めるものはすべて焼いてみるくらいの気持ちで使うとホットサンドメーカーは思っているよりも、さまざまな料理、そして場所で活躍してくれるでしょう。ぜひ1台購入してみてはどうでしょうか。
撮影協力:フォーエバーキャンピングパラダイス
例えば、電子レンジ用の冷凍パスタもホットサンドメーカーで加熱したところ、予想以上においしく仕上がりました。ホットケーキも予想以上の仕上がりでした。しかし、おすすめはキノコや野菜類。ホットサンドメーカーの構造上、しっかりと焦げ目の付いた蒸し焼き状になり、味付けはしょうゆや塩といったシンプルなもので素材の味を堪能できます。
ガスコンロなどの上で時折ひっくり返したり、開けて中を確認したりしながら焼き上げる作業は予想以上に楽しいため、筆者は炎天下のキャンプ場で1日さまざまな材料を焼きました。これがキャンプなどでちょっと飲みながらなら、ただひたすら楽しめそうです。
野菜がおいしく仕上がるということは、海鮮や肉類もかなりおいしく仕上がるでしょうし、またそれらの組み合わせを考えてホットサンドメーカーに投入するのも楽しいでしょう。筆者は今後もキノコは自宅でもホットサンドメーカーで焼こうと思っているくらいです。ホットサンドメーカーはホットサンドを焼くだけではなく、さまざまな素材をおいしく仕上げる可能性を秘めていますし、自宅だけではなく、アウトドアやキャンプでも活躍してくれるでしょう。ソロキャンプにもおすすめです。
固定概念にとらわれず、挟めるものはすべて焼いてみるくらいの気持ちで使うとホットサンドメーカーは思っているよりも、さまざまな料理、そして場所で活躍してくれるでしょう。ぜひ1台購入してみてはどうでしょうか。
撮影協力:フォーエバーキャンピングパラダイス
齋藤 千歳
フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族3人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。