生産効率をアップする職場でのストレス対策

2023.3.17

「働くこととストレスは切っても切り離せない」。そんな人も多いのではないでしょうか。出勤の機会も増え、「会社に来るとやっぱりイライラするな」と感じてしまう人もいれば、リモートワークでストレスを感じる人もいることでしょう。

仕事で受けるストレスは、小さな芽のうちに解消したいもの。すぐにできて、心のざわつきを消してくれるストレス解消法をまとめました。

すぐできて職種も選ばない！速攻ストレス解消法3つ

「オフィスでのストレス解消」と言っても、職場によって厳しさはまちまち。少しの気分転換でも、周囲の目が気になる職場もあるでしょう。リフレッシュしたいだけなのに、サボっていると思われないか不安……それでは本末転倒です。ここでは比較的すぐにできて「サボり」に見えにくいリフレッシュ方法を3つ挙げます。

1. 好きな飲み物を飲む

一番気軽なリフレッシュと言えそうなのは「お気に入りの飲み物を飲む」ことではないでしょうか？「デスクで何か食べるのは人目が気になる」というオフィスでも、飲み物なら大丈夫ということが多いですよね。

コンビニや自販機を利用するほか「好きな紅茶のティーバッグや、スティックコーヒーを常備しておき、好きなタイミングでいれて飲む」のもいいですね。座りっぱなしは辛いけど、ストレッチは無理かな？という人も、立って飲み物を買いに行く・いれに行く動作は自然と気分転換につながるでしょう。

少しだけ「ぜいたく」なドリンクに、投資をするのもポイント。喉を潤すだけでなく、心を潤すことにも活用しましょう。

2. 意義ある雑談

短時間の雑談も気分の切り替えに効きます。ランチタイムの雑談で午前中に受けたストレスを洗い流すのはもちろん、作業の区切りや移動中の雑談も気分が切り替わる効果があります。雑談には、楽しく話してストレス解消というだけでなく、話すことで頭の整理になるという一面もあります。自分や周囲の仕事の邪魔をしない程度に楽しみたいですね。

何より雑談から生まれる、仕事に役立つヒントとなる「少し違った切り口」はプライスレスです。「仕事の話をしているのに、気分転換に繋がった」なんて雑談ができるようになれば、もう“雑談の達人”といってもよいでしょう。

気を付けたいのは、雑談の一環として悪口を言うこと。一見ストレス解消になりそうですが、悪口として怒りを言語化すると、怒っていた時の感情を思い起こすことになるため、むしろ新たなストレスになることも。また、他人の耳に入るリスクもありますし、その中で自分だけが悪口を言っていたように話を「盛られる」こともあります。道徳的な意味に限らず、悪口は避けたいところです。

3. デスク周りの整頓・席の移動

「整理整頓」もかなりストレスを軽減してくれます。軽い掃除は気分転換になりますし、整頓されたデスクは集中力を上げてくれます。物理的なデスクだけでなく、PCのデスクトップを整理するのも、気を散らす要因を排除できるうえ、ファイル、ひいては仕事自体の整頓になるのでいいことずくめ。ふと、手が空いたタイミングや仕事に煮詰まったときに取り掛かるといいでしょう。

また、フリーアドレスの人は、固定席のようにデスクが散らかることはない代わりに、いつでも大体同じ席で、同じメンバーと固まって仕事をすることが多くなっていませんか？でも、自由な席に座れることこそフリーアドレスのメリットです。別の席に座ることは一瞬落ち着かないかもしれませんが、想像以上に新鮮な気持ちで仕事できますよ。

おやつを食べる

環境が許すなら、「おやつを食べる」のもいいですね。仕事中のおやつには、疲れた頭や体をリラックスさせ、仕事の能率や集中力を上げる効果があると言われています。

手を汚さず、あまり音のしないおやつと言えば「ナッツ」「チョコレート」といった片手でつまめるものですね。ナッツは安心感や平常心など「精神の安定」を促し、頭の回転をよくする「セロトニン」が出ると言いますし、チョコはポリフェノールがストレスホルモンを減らしてくれると言われています。コンビニなどでも手軽においしくて、健康にもいいおやつが手に入るようになりました。このような「体にいい」ものを選ぶのは、自己肯定感アップにもつながります。

仕事の合間ではなく、「おやつタイム」が確保できる場合は、堅いクッキーもおススメ。堅いものをバリバリかみ砕く、独特の心地よさがストレスを軽減してくれます。

TODOリストではない「やらないことリスト」も効果的