ここにもAI!新型「ドラム式洗濯乾燥機」が人生を劇的に変えてくれると確信した正直な理由

齋藤 千歳

Special使ってみた買い物

勢いで買うことになった「ドラム式洗濯乾燥機」

機種にこだわりがなかったことが逆にお得な買い物に

当初はドラム式洗濯乾燥機を買おうとはまったく思っていませんでした

電化製品を買うときに、徹底的に下調べをするタイプですか? 筆者は、ガジェットや家電のレビューも書かせていただくことが多いので、事前に調べ、徹底比較して、納得したものしか購入したくないタイプです。男性に多いのでは?

そのため、ずっとサボっていたスマートフォンの機種変更とキャリア・プランの見直しのために家電量販店に妻と行った筆者は、ここでも可能な限りすべてを比較したくなりました。結果、5時間以上、量販店で説明を受け、やっと契約を変更したのです。

そして、その際に夫婦のスマートフォン2台の乗り換えで約6万円の割引特典をもらったのです。とはいえ、閉店までは約1時間、特にほしい家電もありません。そこで白羽の矢が立ったのが洗濯機。我が家の洗濯機は、筆者が独身時代から使っていた縦型で一槽式の全自動洗濯機で、4人家族となった我が家では、壊れてはいないものの限界を迎えつつある家電だったのです。

さらに、なにより妻が「乾燥機の付いた横に回転するやつがほしい」と主張。ここで「6万円引きでご機嫌が取れるなら、安い買い物」と算段したわけです。そして、筆者は洗濯機は「洗えれば十分」と思っていたので、普段と違って私にとってはこだわりのないことも好都合でした。

スマートフォンの機種変更がきっかけで、最新の家電を導入することに。しかし生活にもたらすインパクトは想像以上でした

妻だけでなく、家電量販店のスタッフからも、「子どもが小さいうちはドラム式洗濯乾燥機が特に便利」と勧められました。子どもが中高生になって、毎日部活で泥だらけになるころにはまた縦型のパワフルさが恋しくなるそうですが、幼少期の子育て中、とにかく時間がないのに細々した洗い物が多い年齢のうちは、ドラム式洗濯乾燥機が圧倒的に便利なのだと言います。

その話には納得したのですが、実際に洗濯機売り場でドラム式洗濯乾燥機を見てみると、かなりいいお値段なわけです。乾燥のランニングコストが安いヒートポンプ式を選ぶと、どんなに安くても15万円前後はします。ノートパソコンが買える……と思ったことは内緒です。

ドラム式洗濯乾燥機に対する予備知識はあまりありませんでしたし、閉店時間も近づいてきます。そんな状況で店員さんから提示されたのが「SHARP ES-X12C」。後継となる最新モデルが出たばかりで、前モデルがセール商品になり、その最後の在庫で約18万円でした。ここから約6万円の値引きなので、実質12万円とかなりお得に感じました。

乾燥コストを劇的に下げるというヒートポンプ式、洗濯と乾燥の両方で差を生むというAI搭載、子ども2人を含む4人家族に対応した洗濯12kg、乾燥6kgの容量を備えています。それでやっと「もうこれでいいか!」と半ば諦めて、購入を決断しました。

筆者はこれまで、旅行先のホテルで何度もドラム式洗濯乾燥機を使い、友人の家に泊めてもらった際にも家庭用のドラム式洗濯乾燥機を使った経験もあります。ですが、どれも仕上がりが微妙で、乾燥があまかったり、シワになったりと「結局、一部は自分で干すのだから生活はさほど変わらない」と確信していました。洗濯機よりも機種変更したばかりのスマートフォンのほうに気を取られていたのです。

第一印象は「思ったよりも大きい」

乾燥が想像以上の短時間とフカフカ仕上げで驚く

洗うたびにフカフカ度が増していくバスタオルに驚きます

数日後に設置されたドラム式洗濯乾燥機の「SHARP ES-X12C」を自宅でしみじみと見た妻と筆者の感想は「店舗で見たときより大きいね」です。なにせ約640×739×1115mmありますので、これまでの洗濯機とは存在感が違います。

それほど期待していないとはいえ、10万円を超える高価な家電です。とりあえずは使ってみようと、普段どおりの洗濯物を入れて、標準コースで洗濯から乾燥までを行ってみました。

もちろん洗剤や柔軟剤も自動投入なので、我々がやることは、洗濯物を入れて、スタートボタンを押すだけです。その際は洗濯機が音声で話すのに驚きました。普段どおりに洗濯物を入れたので、乾燥まで入れて3時間ちょっと。思ったよりも時間が短く感じました。

約3時間後に洗濯物を回収する際にも、きっと湿っていたりするのだろうと思っていたのです。しかし、実際に回収した洗濯物はフカフカでびっくり。タオル類などは、これまでよりも明らかにやわらかく仕上がります。とてもいい。

洗濯を干すという家事が我が家から消えた

誰が干すのか問題が消滅!干し忘れなし、そもそも干し場が消えた

人生でもっともクローゼットの中身が少なくなりました

共働きの我が家には、家事の明確な分担はありません。なんとなく、お互いがそれぞれの担当は、これなのだろうという感じで、必要なときはフォローし合いながら成立しています。そのため、頻繁に発生する洗濯の問題は「干し忘れ」です。

洗濯機を回すだけなら、ある意味、ボタンを押すだけなので、どちらかがなんとなくやるわけです。そして洗濯が終わったときに洗濯をしたことを忘れて、干し忘れる、またはたまたま見つけたほうが干す。これがお互いの不満になっていたのですが、そもそも「ドラム式洗濯乾燥機」はスタートボタンを押せば乾燥まで終了します。

誰が干すのか問題も、干し忘れ問題もそもそも発生しないのです。おかげで幼児2人を子育て中にもかかわらず、我が家からは洗濯物を干すという家事が消滅しました。掃除、洗濯、食器洗いという三大家事のうち1つがほぼ消えたといってもいいでしょう。革命レベルのインパクトです。

そして我が家は、夫婦ともにスーツなどを着る必要のない職業なので、すべての服をドラム式洗濯乾燥機にお任せ可能でした。結果、それまで部屋の一部を占領していた洗濯干し場が自宅からなくなったのです。おかげで部屋もすっきりしました。
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齋藤 千歳

フォトグラファー・ライター
北海道千歳市在住・千歳市生まれのフォトグラファー/ライター。キャンピングカーの「方丈号」から各種アウトドア、カメラ、レンズ、ガジェットに関する情報を発信したり、家族4人で北海道一周などしたりを楽しんでいる。

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