箱根は年間を通して多くの観光客が訪れ、箱根湯本の商店街や大涌谷、元箱根周辺は常ににぎわっています。観光で訪れた方からは「どこも混んでいて落ち着ける場所がない」と相談されることもしばしば。特に最近は海外からの旅行者も増え、人気スポットは平日でも混雑していることが珍しくありません。
しかし、箱根の魅力はにぎやかなスポットにだけあるわけではありません。森の中や街道から離れた場所にも、のんびり楽しめるポイントが点在しています。その代表格が、静かでコーヒーがおいしい隠れ家カフェ。観光地の喧騒から離れ、ゆっくりと流れる時間の中でコーヒーを味わえる場所は、実は箱根の中でも一握りの存在です。
私はタクシー乗務員として日々お客様をご案内しながら、「箱根観光情報新聞」の編集長として取材も続けています。その中で最もよく聞かれる質問は「本当にゆっくりできて、コーヒーがおいしいお店はない?」というもの。観光客の方だけでなく、地元の方や宿のスタッフから相談されることもあります。
今回は、私自身が何度も足を運び、心からお勧めできる3つのカフェをご紹介します。どのお店も“隠れ家”という言葉がぴったりで、箱根の自然とコーヒーの香りをゆっくり楽しめる場所ばかりです。
しかし、箱根の魅力はにぎやかなスポットにだけあるわけではありません。森の中や街道から離れた場所にも、のんびり楽しめるポイントが点在しています。その代表格が、静かでコーヒーがおいしい隠れ家カフェ。観光地の喧騒から離れ、ゆっくりと流れる時間の中でコーヒーを味わえる場所は、実は箱根の中でも一握りの存在です。
私はタクシー乗務員として日々お客様をご案内しながら、「箱根観光情報新聞」の編集長として取材も続けています。その中で最もよく聞かれる質問は「本当にゆっくりできて、コーヒーがおいしいお店はない?」というもの。観光客の方だけでなく、地元の方や宿のスタッフから相談されることもあります。
今回は、私自身が何度も足を運び、心からお勧めできる3つのカフェをご紹介します。どのお店も“隠れ家”という言葉がぴったりで、箱根の自然とコーヒーの香りをゆっくり楽しめる場所ばかりです。
細道の先に開ける“箱根の庭”「Cafe Superare(カフェ スペラーレ)」
森の中にぽつんとたたずむCafe Superare
小涌谷から元箱根方面へ国道1号線を進むと、笛塚バス停を過ぎたカーブの先に林道のような細い道があります。営業中は「Cafe Superare」と書かれたのぼりが立っており、それが目印です。初めて訪れる方は「本当にこの先にカフェがあるのだろうか」と不安になるぐらい、カーブの続く細道を進んでみると、静かな森の中に山小屋風の建物が現れます。
国道1号線からの道路入口にあるのぼりが目印
道幅は狭いものの、ほとんど車とすれ違うことはありません。私も、この店の開店直後の2023年5月から何十回も訪れていますが、対向車と出会ったことは一度もないほど。森の奥にひっそりとたたずむCafe Superareは、まさに隠れ家という言葉がふさわしい場所です。
このカフェは、神奈川県を中心にバイク販売業を営むユーメディアグループの会員制温泉・休憩施設「湯メディア箱根」敷地内にあります。カフェを経営するのもバイク好きのご夫妻ですが、カフェはユーメディア会員以外の一般客でも利用できます。
奥様はシアトル系コーヒーの大手チェーンで働きながら、おいしいコーヒーの入れ方を日々研究してきた方。明るい緑の庭を眺めながら、丁寧に抽出されたコーヒーを味わえるのは格別です。風が木々を揺らす音や鳥の声が聞こえるだけで、時間がゆっくりと流れていくように感じます。
このカフェは、神奈川県を中心にバイク販売業を営むユーメディアグループの会員制温泉・休憩施設「湯メディア箱根」敷地内にあります。カフェを経営するのもバイク好きのご夫妻ですが、カフェはユーメディア会員以外の一般客でも利用できます。
奥様はシアトル系コーヒーの大手チェーンで働きながら、おいしいコーヒーの入れ方を日々研究してきた方。明るい緑の庭を眺めながら、丁寧に抽出されたコーヒーを味わえるのは格別です。風が木々を揺らす音や鳥の声が聞こえるだけで、時間がゆっくりと流れていくように感じます。
広い庭とテラス。店外とキャビンはペット同伴も可能
テラス席や独立した個室キャビンもあり、店舗内以外はペット同伴も可能。天気の良い日は外での食事も楽しめます。自然の中でゆったり過ごしたい方にぴったりのカフェです。
敷地の中で春には桜、秋には紅葉が楽しめ、タイミングが合えば、シカの姿を見ることもできる、箱根の自然を満喫できるスポットです。
メニューではコーヒーだけでなく、ホットドッグ、フィッシュバーガー、フランクカレーなどの軽食も人気。特にホットドッグはボリュームがあり、観光途中のランチにもぴったりです。
敷地の中で春には桜、秋には紅葉が楽しめ、タイミングが合えば、シカの姿を見ることもできる、箱根の自然を満喫できるスポットです。
メニューではコーヒーだけでなく、ホットドッグ、フィッシュバーガー、フランクカレーなどの軽食も人気。特にホットドッグはボリュームがあり、観光途中のランチにもぴったりです。
パンがおいしいホットドッグとじっくり抽出された水出しアイスコーヒー
写真のチーズケーキのほか、チョコレートケーキや期間限定のおすすめケーキも楽しめる
Cafe Superare(カフェ スペラーレ)
住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷443-96(路線バス「笛塚」停留所から徒歩約8分)
定休日:不定休(最新情報はウェブを確認してください)
営業時間:9:00〜17:00(L.O. 16:30)
https://www.cafe-superare.com/
住所:神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷443-96(路線バス「笛塚」停留所から徒歩約8分)
定休日:不定休(最新情報はウェブを確認してください)
営業時間:9:00〜17:00(L.O. 16:30)
https://www.cafe-superare.com/
野鳥も訪れる豊かな自然が魅力「山小屋 佐藤」
元箱根から国道1号線を宮ノ下方面へ進み、畑宿入口で旧道へ入ります。しばらく進むと右側に上る道があり、その先に3台ほど停められる駐車場があります。
その左端に白い三菱のコンパクトSUVが停まっていれば、「山小屋 佐藤」営業中のサインです。
その左端に白い三菱のコンパクトSUVが停まっていれば、「山小屋 佐藤」営業中のサインです。
山小屋 佐藤の入口
森林インストラクターのオーナーが営むこの店は、コーヒーとケーキ、そしてオーナーとの会話が魅力です。箱根の自然・地形・歴史に精通しているオーナーが気さくに声をかけてくれるので、初めて訪れた方でもすぐに打ち解けられるはず。時には隣の席の方と話が弾むこともあり、いかにも“山小屋”といった温かい空気が流れています。箱根に詳しいオーナーからは、貴重な観光情報を教えてもらえることも。
落ち着いた“山小屋”らしい雰囲気の店内
外の敷地内には鳥の餌台が設置されており、窓際には双眼鏡も置かれています。鳥の姿を眺めながら静かに過ごす時間は、まさに「箱根の山小屋」そのもの。季節によって訪れる鳥の種類も変わり、自然観察が好きな方にはたまらない環境です。
窓の外には箱根の自然。店内に居ながら野鳥観察も楽しめる
大きな木にはブランコがぶら下がっている
宣伝をほとんどしていないにもかかわらず、海外からの来訪者も多い山小屋 佐藤。電車とバスを乗り継いで、遠くから訪れる方もいます。口コミだけで広がっている、知る人ぞ知る人気店は、静かに過ごしたい方にとっては理想的な場所です。
ただし不定休のため、遠くからお越しの際は訪問前に電話で確認するのがおすすめです。オーナー曰く「うちはカフェじゃなくて山小屋だから」とのことで、営業日は気まぐれ。そんな自由さも含めて、この店の魅力なのかもしれません。
ただし不定休のため、遠くからお越しの際は訪問前に電話で確認するのがおすすめです。オーナー曰く「うちはカフェじゃなくて山小屋だから」とのことで、営業日は気まぐれ。そんな自由さも含めて、この店の魅力なのかもしれません。
パウンドケーキとコーヒーのセット
山小屋 佐藤
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根103-450(路線バス「旧街道口」停留所から徒歩約3分)
定休日:不定休
営業時間:9:00〜15:00
電話:090-3382-2561
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根103-450(路線バス「旧街道口」停留所から徒歩約3分)
定休日:不定休
営業時間:9:00〜15:00
電話:090-3382-2561

美馬 哲
タクシー乗務員/「箱根観光情報新聞」編集長
10年前、企業の管理職を辞して箱根へ移住。旅館勤務を経て、現在はタクシー乗務員として日々観光客を案内している。2019年に「箱根観光情報新聞」を創刊し、編集長として地域の魅力や旅人との出会いを発信中。













