年末までに決めたい！来年の目標の決め方

2022.12.9

目標リストは時々見返す

日々過ごしている中で、徐々に気持ちに変化が出てきたり、ほかに優先したいことが出てきたりと状況はその都度変わっていきます。目標を設定した時の熱意が冷めてしまったり、必要なくなってしまったという場合も出てくると思います。目標の達成が難しく感じてきたら、少しハードルを下げて修正することも大切です。最初に書き出した目標リストとそのツリーは、定期的に見返しましょう。

目標の達成度を振り返るほか、以前に思いつきで書いたやりたいことの中で、実行に移せることを拾うこともできるからです。

例えば、「書いた時は忙しかったけど、仕事が落ち着いた今ならやりたかった習い事ができそう」といったこともあるはずです。

以前やりたかったことが実行できそうだと感じたら、また分解して期限を設定し、実行に移していきましょう。

また、細かいTODOや進捗の確認はアプリなどで管理してもいいですし、目標リスト自体を手書きで書いて、壁に貼ったり、手帳に挟んだりするのもおすすめです。「自分で紙に書く」ことで想いがより強くなりますよ。

計画通りに達成できないときは

無理のない範囲で分割して立てたはずの目標でも、達成できないことはよくあります。もう目標なんてどうでもいい……と思ってしまうこともあるでしょう。しかし、目標は「自分ごと」として考えた目的のためにあるものです。途中で投げ出してしまうのはもったいないことです。

「5キロ痩せること」の目的は「腰痛を軽くする」「服をカッコよく着る」ことであって、「間食をしないこと」ではなかったはずです。数回の間食をしてしまった週が発生したとしても、最終的に5キロ痩せることができれば問題ないと考えれば、新たなやる気も湧いてくるでしょう。

とはいえ、あくまで目的のための目標です。目標が達成できなかったら「間食をした日は夜の主食を減らす」といった具合に調整を図ると良いでしょう。また、「甘いものを食べないことがストレスになりすぎる」と感じたら、そのタイミングで「ほかにできそうな方法」で目標を立て直すといいでしょう。

目標は最初に決めたものが全てではありません。現実的に達成が無理だと感じた場合は、早めに設定をし直していった方がいいのです。少し頑張れば手が届く目標を繰り返し達成することによって、達成感を味わいましょう。徐々にレベルアップさせながら、目標に前向きに取り組んでいくことができるようになります。

本来の「目的」を忘れずに

目標を立てても達成できないときや、途中で決意が鈍ってしまうことは誰にでもあります。しかし、目標はあくまで目的を実現するためにあるものです。全て達成できた際の喜びを想像して、モチベーションを上げましょう。「やるべきこと」にやる気を維持することは難しいものですが、目標の先にある「わくわくする目的」を見失わないことで、やる気をキープできるのではないでしょうか。

目的をしっかり持って目標を設定することで、モチベーションがアップして、行動を起こすことが楽しくなってきます。達成できたときの自分を想像しながら、気分の上がる目標を立ててみてくださいね。