マスクの内側を引き締めろ！「口輪筋」を鍛えて理想の口元を作る美容ギア

2021.12.10

お金をかけずに「ながら」で頑張るなら、まさかの「割り箸」

もしかしたら、男性の中には「口元のエクササイズはやってみたいけど、美容グッズにお金をかけたくない」「買うのが恥ずかしい」という人もいるかもしれませんね。そういった「美容に本気出すのは照れちゃう」という人には、「シンプルかつ、使えば正しい動きができる」美容ギアを試すのがオススメです。別にお金をかけたり、女子っぽいデザインを我慢して使ったりする必要はありません。例えば、家にある割り箸だって立派なトレーニンググッズなんですよ。

割り箸で行う定番エクササイズは至ってシンプル。割り箸をくわえて、その高さよりも上に口角を引き上げてキープするだけ。詳しく説明すると

1. 前歯で割り箸をくわえます。

2. 鏡を見ながら、割り箸よりも高くなるように口角を引き上げます。「割り箸をくわえてスマイル」の状態です。実際には奥歯は動きませんが、奥歯を後ろに引くような気持で口角をあげると、しっかり上がりますよ。これを1分キープ。

3. 口元の筋肉を意識しながら口を少し動かして、ゆっくり元に戻します。

簡単そうでしょ？実際のところ、動きは簡単。しかし、途中の「1分キープ」がなかなか厳しいのです。筆者はオンライン飲み会中、6人の友だちにコレを伝授しました。「割り箸をくわえてスマイル」を1分キープできたのは、筆者ともうひとりのみ。頬がプルプル震えるほどハードです。しかし効果は抜群。首周りにも刺激があるので、顔全体がすっきりしますよ！お試しあれ。

頭皮や首もほぐしてスッキリ！「コジットカッサリフトプレート」

ここまで紹介してきた美容ギアはどれも、顔の筋肉を鍛えてくれるのが特徴。一方、顔を「ほぐすケア」に筆者が使っているのがこちらです。顔やせ・ほうれい線対策などで人気の「かっさプレート（かっさ）」。かれこれ4～5年前に買ったものですが手放せず、ずっと使っているものです。独特な凹凸が圧をかけたいところをピンポイントでほぐしてくれます。

手でマッサージするより力がいらず、肌に摩擦を与えにくいかっさ。素手と比べて格段にマッサージがラクになり、顔やデコルテのコリをゴリゴリほぐせるのがいいんです。終わると顔が温かく、透明感がアップしたように感じます。お風呂の中や、スキンケアのついでに使い、肌に摩擦による負担をかけないようにして使っています。

湯舟に浸かり、頭 → 顔 → 首筋や鎖骨の順番にかっさを滑らせ、マッサージをします。デスクワーク中心の筆者は肩や首、頭が凝ります。目も酷使するあまり、こめかみにだけ白髪が生えてしまうことも。頭皮をほぐすと疲れが取れるだけでなく、顔全体のリフトアップにも効く感じがします。髪の生え際から頭頂部、そこから襟足に向かって流します。

顔は、かっさのくぼみを頬骨やあごの骨に沿うように当て、外側に流す感じで流せばむくみが取れます。眉毛や、耳周りもマッサージすると顔全体がすっきりし、表情も柔らかくなる気がします。首筋や鎖骨周りも、リンパを意識し、毒素を流すイメージで。

かっさマッサージに関する動画はたくさんアップされているので、最初は動画を見ながらやるのがわかりやすいですよ。頭皮以外は、スキンケアのついでに滑りがよくなる乳液やクリームをつけて行うのが、肌に負担をかけないポイントです。

かっさの面白いところは、顔そのものではなく、頭皮や首だけをマッサージしたときも、顔がシュッとシャープになるところ。エクササイズと併用して、すっきり小顔を目指してみては？

どの美容ギアも最初のうちは「辛い」「痛い」と感じるかもしれませんが、それは、それだけ顔がリラックスしすぎ……ということかも。顔の筋肉は小さいので、エクササイズを始めると、早い段階で「顔が締まる」「エクササイズが楽になる」効果を実感できるはずですよ。マスクの下で理想の顔を育てるなら、今が絶好のチャンスです。