あったか＆快適！モンベルのメリノウールインナーとフィンガーレスグローブで冬支度

2025.12.11

高原や雪山に用がなくてもモンベルが好き

真夏の早朝などに、人間に連れられせっせと散歩する犬に会うと「毛むくじゃらの体に日本の夏はつらかろうに」と、犬に比べれば毛深くない人間の私は思います。ところが、冬になると「その毛皮いいですねえ」とうらやましく……。あの毛深い4本の足で雪の中に突っ込んでみたい。要は暑がりの寒がりなのです。

モンベルは、そんな私のような暑がりかつ寒がりで、山はクルマで行けるところまででも十分に満足な人間にも寄り添うブランドだと思います。登山やアウトドアユースの衣類を中心に扱っていますが、「機能性の高さ」と比較的手に取りやすい価格で、タウンユースでも確固たる地位を築いています。

この「機能性の高さ」とは何なのかといえば、山ならば「安全＆快適に登山を楽しめる」ことです。温かかったり、汗冷えをしなかったり、サラサラと涼しかったり、軽量だったり。そしてそういった「機能性の高さ」は、私たちの日常生活のあれこれも、ちゃんと助けてくれるんですね。

ということで2025年の冬支度でもモンベルのお世話になることにしました。実際に使ってみて気に入ったものを紹介します。

ケチのつけようがない「スーパーメリノウール L.W.」

まずはインナーです。「冬は絶対にこれ！」とモンベル好きの知人に教えてもらった「スーパーメリノウール L.W.」シリーズのうち、私は「スーパーメリノウール L.W.タンクトップ Women's」を愛用しています。お値段は5060円（以下、価格は全て税込）。

「L.W.」とは「ライトウエイト（薄手）」のことで、メンズサイズもありますし、タンクトップだけでなく半袖、長袖、長袖ハイネックなどもあります。

向こうがうっすら透けるほどの薄手

寒がりな私が、なんでわざわざタンクトップを選んだのかというと、袖が細めのテーラードのコートや、タイトなハイネックのニットを今年はたくさん着ている都合で、肩から手首にかけては着ぶくれしたくないんです。そしておなかや背中がしっかり温まると全身はそれなりに温かくなります。それに、そもそもウール素材のタンクトップは珍しいので、タンクトップを選んだ次第です。

ウール素材というと、ちょっと肌にチクチクするようなイメージがありますが、そこはさすがモンベル。柔らかく滑らかな生地でチクチク感はまったくなく、加えて伸縮性がとてもあります。薄手なのにウールらしいふかふかさが感じられて、毛羽立ちもなし。

そして縫製が丁寧なのも個人的にとても気に入りました。生地を縫い合わせた部分がペタッと平べったくなるよう処理されています。これならハイネックも気持ちよさそうです。

実際に着用すると、暖かいのはもちろんのこと、動いて汗をかいても肌にペタッと張りつかず、冷たさを感じず、いつのまにか乾いているので、すさまじく快適です。冬に限らず年中着られそう。買ってよかった！

ウール素材でサラッと快適なモンベル製品というと、私と私の家族が年中無休で家で履いて愛して止まない“ヒマラヤソックス”こと「メリノウールエクスペディションソックス Men's」（メンズですがSサイズはウィメンズと同じ作りです。色がメンズのほうが好み！）や、たくさん歩く日は絶対にこれじゃなきゃダメな「メリノウールサポーテックトレッキングショートソックス」もオススメです。

毎日のように履いては洗濯しまくってもへっちゃらな頑丈さも素晴らしい。3年目に突入したメリノウールエクスペディションソックス Men'sは、多少毛玉がついた程度で、現在も十分キレイなままです。

そしてメリノウールサポーテックトレッキングショートソックスは、丸2年間、毎週3回履いて、たくさん歩き、洗濯を繰り返し、やっと母指球のあたりが薄くなってきました。お疲れさま。とはいえ、つま先は穴の空く気配が一切なしで本当に強い。なので、スーパーメリノウール L.W.タンクトップ Women'sについても、洗濯ネットに入れてガンガン洗っています。

ちなみに、真夏にぜひおすすめしたいモンベルのインナーは「ジオライン L.W.」シリーズです。「汗冷えしない、臭いがしない、速乾性があり、かつ暖かい」モンベル独自の生地で、もうジオライン L.W.しか着たくない！と思うほど。いつかペチコートも作ってほしいです。

アウトドアだけでなくPC作業にもおすすめのフィンガーレスグローブ