開発担当者に聞いた!シリーズ累計出荷数1500万枚超、大ヒット商品「ボンボンドロップシール」はどう生まれた?
口コミで広がった“令和のシール”ヒットの背景
「令和のシール」とも呼ばれるボンボンドロップシールのヒットの要因について、山﨑氏は複合的な背景を指摘する。
「そもそもシール自体を『懐かしい』と言ってくださる方がいるのですが、商品自体は目新しいものができたと思っています。その点でボンボンドロップシールを『令和のシール』と呼んでくださる方も多いんです。商品の新しさとSNS、そして『平成女子ブーム』。この全てがうまく重なったのが今回のヒットの要因だと思っています」(山﨑氏)
注目すべきは、このヒットが意図的なマーケティング戦略の結果ではないという点だ。クーリアによると、当初はSNS戦略でバズらせようとしていたわけではなく、口コミで自然に広がっていったという。もちろん、ある程度ヒットしてからは公式アカウントでも情報を発信するようになったが、その際も画像の見え方など細部までこだわっているとのことだ。
また、SNSでのユーザーの反応が商品開発に反映された例もある。通常サイズより1つ1つのシールが小さいミニサイズの「ボンボンドロップシール ミニ」開発の経緯について、山﨑氏はこう説明する。
「SNSでシールをデコレーションしている方の様子を見たとき、ぎっしり詰めて貼っている方がいたので、より細かいパーツにも需要があるのではないかと思いました。また、シールをネイルにつけている方もたくさんいらっしゃったので、社内から『小さいサイズのボンボンドロップシールがあればいいのではないか』という声が上がり、開発につながりました」(山﨑氏)
「そもそもシール自体を『懐かしい』と言ってくださる方がいるのですが、商品自体は目新しいものができたと思っています。その点でボンボンドロップシールを『令和のシール』と呼んでくださる方も多いんです。商品の新しさとSNS、そして『平成女子ブーム』。この全てがうまく重なったのが今回のヒットの要因だと思っています」(山﨑氏)
注目すべきは、このヒットが意図的なマーケティング戦略の結果ではないという点だ。クーリアによると、当初はSNS戦略でバズらせようとしていたわけではなく、口コミで自然に広がっていったという。もちろん、ある程度ヒットしてからは公式アカウントでも情報を発信するようになったが、その際も画像の見え方など細部までこだわっているとのことだ。
また、SNSでのユーザーの反応が商品開発に反映された例もある。通常サイズより1つ1つのシールが小さいミニサイズの「ボンボンドロップシール ミニ」開発の経緯について、山﨑氏はこう説明する。
「SNSでシールをデコレーションしている方の様子を見たとき、ぎっしり詰めて貼っている方がいたので、より細かいパーツにも需要があるのではないかと思いました。また、シールをネイルにつけている方もたくさんいらっしゃったので、社内から『小さいサイズのボンボンドロップシールがあればいいのではないか』という声が上がり、開発につながりました」(山﨑氏)
右が従来サイズのボンボンドロップシール、左がパーツが小さなボンボンドロップシール ミニ
商品のヒットによって、ユーザー層についても変化が見られる。メインターゲットは未就学児から小学校低学年の女の子だが、「ボンボンドロップシールがきっかけでシールにハマった」という男性からの要望が届くこともあるという。ただし、ヒットしたからといってメインターゲットを変更する考えはないと山﨑氏は断言する。
国内供給の安定化とこれからの挑戦
大ヒット商品となったボンボンドロップシールの今後の展開について、山﨑氏は次のように語る。
「ボンボンドロップシールがヒットしたことで皆様の目に触れる機会が多くなり、とても嬉しく思っています。これを機にファンになっていただいた方々に飽きられない工夫は、これからもしていきたいと思っています」(山﨑氏)
一方で、現在は国内の需要に供給が追いついていない状況にある。現在は国内の顧客の手元に確実に商品が届く体制を整えることに注力しているという。また、海外展開については現時点では考えていないが、インバウンドで訪れる観光客に向けた和柄の商品も用意しているとのことだ。
「ボンボンドロップシールがヒットしたことで皆様の目に触れる機会が多くなり、とても嬉しく思っています。これを機にファンになっていただいた方々に飽きられない工夫は、これからもしていきたいと思っています」(山﨑氏)
一方で、現在は国内の需要に供給が追いついていない状況にある。現在は国内の顧客の手元に確実に商品が届く体制を整えることに注力しているという。また、海外展開については現時点では考えていないが、インバウンドで訪れる観光客に向けた和柄の商品も用意しているとのことだ。
画像提供:クーリア
狙ってバズらせたわけではない。シール交換を想定して作ったわけでもない。しかし、良い商品を作り続けてさえいれば、その先の可能性は使い手が広げてくれる。筆者にとって、ボンボンドロップシールは、単なるヒット商品というだけでなく、そんなものづくりの面白さを改めて感じさせてくれる存在だ。

Jun Fukunaga
ライター・インタビュワー
音楽、映画を中心にフードや生活雑貨まで幅広く執筆する雑食性フリーランスライター・インタビュワー。最近はバーチャルライブ関連ネタ多め。DJと音楽制作も少々。














