目で見たままの空の色を再現する
風景写真を撮っていて「構図も被写体もいいんだけど、曇り空のせいでいまいち画面にメリハリがない」と感じることがあります。
そんなとき、Pixelならごく自然に空の色だけを変えることができます。
そんなとき、Pixelならごく自然に空の色だけを変えることができます。
空が写っている写真をフォトアプリで開いたところ
フォトアプリの写真を開いたとき、空が検出されると、画面下部に「空の色を調整」というコマンドが表示されます。ここをタップすると、写真の空のテイストを変化させることができます。
色鮮やかな仕上がりにすることもできますし
夕焼けのような雰囲気にすることもできます
また、画面下部の「編集マジック」ボタンからも編集が可能です。
すごく晴れていたのに、空の青さをうまく撮れなかった写真
編集マジックで「空」を調整すると
目で見たままの青空が再現できる!
また、こんなサンセット風にも加工できます。
かなりドラマチックな仕上がりです
フェイクといえばフェイクなので、乱用は避けたいと個人的には思っていますが、「目で見たまま」の空の美しさを表現しきれなかったときには使いたい機能です。
「ベストテイク」でみんな笑顔に
集合写真の撮影は難しいもの。人数が多くなればなるほど、撮影タイミングを図るのが難しくなるうえ、「取り直したい」と思っても、再度集まるわけにもいきません。
Pixelの「ベストテイク」は、複数枚の集合写真を合成して写りの良い最高の1枚を作成できる Googleフォトの機能です。
写真の状態にもよりますが、基本的には2人以上が写った同じ構図の写真が2枚以上あれば適用可能。全員がきっちり整列した集合写真だけでなく、条件が揃えばどのようなポーズ・配置の写真でも、ベストテイクで修正することができます。
Pixelの「ベストテイク」は、複数枚の集合写真を合成して写りの良い最高の1枚を作成できる Googleフォトの機能です。
写真の状態にもよりますが、基本的には2人以上が写った同じ構図の写真が2枚以上あれば適用可能。全員がきっちり整列した集合写真だけでなく、条件が揃えばどのようなポーズ・配置の写真でも、ベストテイクで修正することができます。
「ベストテイク」機能が使える画像であれば、編集→ツール画面で「ベストテイク」のアイコンが表示されます
アイコンをタップすると、Googleフォトの中から条件に合う写真の検索が始まります
写真の検索が終わると、差し替えできる表情の候補が被写体ごとに表示されます。より良い表情の候補があれば、それをタップすると表情が差し替えられます。
ベストテイクはPixelカメラの機能ではなく、 「消しゴムマジック」と同じようにGoogleフォトの機能です。たとえば、結婚式などで皆が集合した際には、カメラの連写機能で写真を撮っておき、それを使って全員が最高の表情をしている1枚を作成する……といった使い方も可能です。
ベストテイクはPixelカメラの機能ではなく、 「消しゴムマジック」と同じようにGoogleフォトの機能です。たとえば、結婚式などで皆が集合した際には、カメラの連写機能で写真を撮っておき、それを使って全員が最高の表情をしている1枚を作成する……といった使い方も可能です。
「トップショット」でフレームから切り出し
ペットや小さい子どものような、動きの激しい被写体を撮るときに便利なのが「トップショット」機能です。
これは静止画の撮影時に、その前後の高解像度動画を撮影し、タイミングのいいところを選択できるという機能。
トップショット機能が使える画像は、Googleフォトで写真を開くと、上部に再生ボタンが表示されます。
これは静止画の撮影時に、その前後の高解像度動画を撮影し、タイミングのいいところを選択できるという機能。
トップショット機能が使える画像は、Googleフォトで写真を開くと、上部に再生ボタンが表示されます。
再生ボタンが表示されている写真でトップショット機能が使えます
「編集」→「モーション」をタップすると、記録された動画がフレームごとに表示されます。
静止画の前後で撮影された動画がフレーム表示される
スライダーを動かすことで、ベストな瞬間を選択できます。
ベストな瞬間を見つけたらエクスポート
複数の画像から、犬が可愛い顔をしている瞬間を見つけたので、「フレーム画像をエクスポート」をタップすると、お気に入りのシーンを1枚の画像として残すことができます。
一番いい表情を残すことができました
失敗か……と思った写真から、思いがけずいい瞬間を発掘する楽しさが味わえる機能です。
誰でもうまく撮影できると思われがちなスマホカメラですが、実際には「本当はもっとキレイだったのに」「ちゃんとしたカメラなら、シャッターチャンスを逃さなかったのかも」と、筆者も悔しい思いをすることがありました。しかし、Pixelの機能はそんな失敗の多くをなかったことにしてくれます。それも、フェイクにならない絶妙な塩梅で。
AI搭載のスマホカメラは、今までなら「やっぱり、ちゃんとしたカメラで撮らなきゃだめか」と思っていたシーンでも、気軽に記憶のとおりに残すアシストをしてくれる存在だと思います。
誰でもうまく撮影できると思われがちなスマホカメラですが、実際には「本当はもっとキレイだったのに」「ちゃんとしたカメラなら、シャッターチャンスを逃さなかったのかも」と、筆者も悔しい思いをすることがありました。しかし、Pixelの機能はそんな失敗の多くをなかったことにしてくれます。それも、フェイクにならない絶妙な塩梅で。
AI搭載のスマホカメラは、今までなら「やっぱり、ちゃんとしたカメラで撮らなきゃだめか」と思っていたシーンでも、気軽に記憶のとおりに残すアシストをしてくれる存在だと思います。
中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019