得意なところを伸ばす——監督が語る嶋津選手の生かし方
嶋津選手のパラ初戦となるラバトでの大会では、T13クラスの5000mで出場する見込みだ。国際クラス分け(国際大会出場に必要な、障害の程度の公式判定)もこの大会で初めて受けるという。一般競技でも、6月の「第110回日本陸上競技選手権大会」5000mでの決勝進出、ニューイヤー駅伝での史上初となる3年連続区間賞を目標に掲げている嶋津選手。マラソンについてはオリンピックも視野に入れているといい、MGC(マラソン日本代表の選考競技会)の選考対象が来年3月まで続くことにも触れた。
これらの嶋津選手の挑戦を支えるのが、GMOインターネットグループ 陸上部のチーム体制だ。
監督の伊藤公一氏によると、練習では嶋津選手の視覚の状況に応じた調整を行っているという。例えば冬場など、早朝の集合時間帯がまだ暗い場合には、嶋津選手のみ集合を遅らせることもあると話す。また路上での練習では、伊藤監督が自転車で並走しながら「嶋津、そろそろ段差くるよ」と声をかける場面もあるという。チームメイトも同様に、路面の状態や周囲の選手の動きを自然に共有し合いながら走っていると嶋津選手は語る。
嶋津選手は、こうした調整や配慮について「いつも感謝している」と話す。また、チームメイトの日常的なサポートについては「大したことないことのように接してくれるのが一番心地いい」と語る。
伊藤監督は嶋津選手の競技力について「他の選手と変わりない」と言い切る。その上で「苦手なところを外して、得意なところを伸ばす」方針だと語った。ナイター記録会に出られないことは「それも1つの個性」と捉えていると話し、5000mやニューイヤー駅伝の区間構成で嶋津選手の強みを最大限に生かす戦略をとっているという。
GMOインターネットグループ No.1スポーツ支援室の滝澤慶氏は、今後の嶋津選手の目標に合わせたサポート体制の構築を課題に挙げた。4月2日に発表されたGMOロボッツの取り組みにも触れ、「ロボットが伴走できるような未来をつくることにも働きかけていきたい」と展望を語った。
これらの嶋津選手の挑戦を支えるのが、GMOインターネットグループ 陸上部のチーム体制だ。
監督の伊藤公一氏によると、練習では嶋津選手の視覚の状況に応じた調整を行っているという。例えば冬場など、早朝の集合時間帯がまだ暗い場合には、嶋津選手のみ集合を遅らせることもあると話す。また路上での練習では、伊藤監督が自転車で並走しながら「嶋津、そろそろ段差くるよ」と声をかける場面もあるという。チームメイトも同様に、路面の状態や周囲の選手の動きを自然に共有し合いながら走っていると嶋津選手は語る。
嶋津選手は、こうした調整や配慮について「いつも感謝している」と話す。また、チームメイトの日常的なサポートについては「大したことないことのように接してくれるのが一番心地いい」と語る。
伊藤監督は嶋津選手の競技力について「他の選手と変わりない」と言い切る。その上で「苦手なところを外して、得意なところを伸ばす」方針だと語った。ナイター記録会に出られないことは「それも1つの個性」と捉えていると話し、5000mやニューイヤー駅伝の区間構成で嶋津選手の強みを最大限に生かす戦略をとっているという。
GMOインターネットグループ No.1スポーツ支援室の滝澤慶氏は、今後の嶋津選手の目標に合わせたサポート体制の構築を課題に挙げた。4月2日に発表されたGMOロボッツの取り組みにも触れ、「ロボットが伴走できるような未来をつくることにも働きかけていきたい」と展望を語った。
GMOロボッツの発表では嶋津選手をはじめとするGMOインターネットグループ 陸上部の選手らとのデモ走行も披露された。写真左からGMOインターネットグループ 陸上部 嶋津雄大選手、GMOロボッツ ひとみん(Unitree G1)、黒田朝日選手、今江勇人選手、吉田祐也選手
競技の垣根を越える架け橋に
嶋津選手には大切にしている言葉がある。高校時代、陸上部の監督の机に飾られていた瀬古利彦氏のサイン色紙に書かれていた「心で走る」という言葉だ。
「自分で考えたわけじゃなくて、受け売りです」と笑うが、この言葉は自分の性格に合っていると嶋津選手は話す。駅伝が一番好きな競技だという理由もそこにつながるという。「応援されればされるだけ体が動いてしまう性格。だから心が一番のエネルギーです」。苦しい場面で歩くか走り続けるか、その差も気持ちひとつで生まれる競技だと語る。
走ることを通じて伝えたいことを問われると、嶋津選手はこう答えた。「勇気をもらった、感動したと言ってくださる方が多い。それ以外にも伝えられることがあるんじゃないかと思っていて、それを探しながら走っているところです」。
パラ陸上への挑戦を決める過程で、パラ陸連の関係者からかけられた言葉も胸に残っていると明かす。「一般の競技とパラの競技、その垣根を越えていける選手だ」と言われ、強く心を動かされたという。
「こんな僕でもできることがある限り、走り続けようと思います」。一般スポーツとパラスポーツ、その両方の舞台に立つ嶋津選手の挑戦は、まもなくラバトで幕を開ける。
「自分で考えたわけじゃなくて、受け売りです」と笑うが、この言葉は自分の性格に合っていると嶋津選手は話す。駅伝が一番好きな競技だという理由もそこにつながるという。「応援されればされるだけ体が動いてしまう性格。だから心が一番のエネルギーです」。苦しい場面で歩くか走り続けるか、その差も気持ちひとつで生まれる競技だと語る。
走ることを通じて伝えたいことを問われると、嶋津選手はこう答えた。「勇気をもらった、感動したと言ってくださる方が多い。それ以外にも伝えられることがあるんじゃないかと思っていて、それを探しながら走っているところです」。
パラ陸上への挑戦を決める過程で、パラ陸連の関係者からかけられた言葉も胸に残っていると明かす。「一般の競技とパラの競技、その垣根を越えていける選手だ」と言われ、強く心を動かされたという。
「こんな僕でもできることがある限り、走り続けようと思います」。一般スポーツとパラスポーツ、その両方の舞台に立つ嶋津選手の挑戦は、まもなくラバトで幕を開ける。

i4U編集部
i4U(アイ・フォー・ユー)は、新しい「情報」と「感動」と「笑顔」をお届けする、GMOインターネットグループのオウンドメディアです。有名メディアでの執筆・編集経験者による記事をお楽しみください。












