預けるパパ・ママにもメリットたくさんの「キッズルーム GMO Bears」【第3回】

2021.12.20

GMOインターネットグループでは、独自に従業員向けの社内託児所「キッズルーム GMO Bears」（以下、GMO Bears）を2011年に開設し、これまで延べ300人以上の子どもたちが利用してきました。2021年3月には、企業主導型保育施設としてリニューアルオープンされ、施設なども拡充されています。

そこで、GMO Bearsのリニューアルポイント、子どもたちの1日の様子、園長先生や保育士さんのインタビュー、お子さんを預けていた従業員のインタビューなど、全3回に分けてお届けします。

第3回では、実際にお子さんを預けていたGMOインターネットグループの従業員にお聞きしたお話をご紹介します。

GMO Bearsを選んだ理由

実際にGMO Bearsを利用されている従業員（以下、パートナー）のお2人にお話をお聞きしました。

GMOあおぞらネット銀行の細田暁貴さん（以下、細田さん）は、移転前の7階にあったGMO Bearsに、お子さんを6カ月から預けられていたそうで、そのお子さんはもう小学校3年生になったそうです。

園の開設当時、グループ広報に所属されており、対外的にGMO Bearsを紹介する際に案内していたことから、実際に使う前から存在は知っていたとのこと。「まさか自分が預ける側になると思っていなかった」そうですが、当時は福利厚生として非常に珍しい形だったので、多くの取材を受けたそうです。

6カ月からGMO Bearsに預けた理由は、「責任のあるポジションに着かせていただいていたので、早くに復帰したいという気持ちがありました。自宅の近くの園に預けることも考えたのですが、うちの子は哺乳瓶がダメでミルクを飲んでくれなかったので、すぐ授乳に行ける環境が良いと思って選択しました」とコメント。

同じくGMOあおぞらネット銀行の伊沢有里さんは、現在お子さんがGMO Bearsに通うパートナーです。3カ月弱で通い出して現在1年半が経過。出産予定の第2子も預ける予定だそうです。「第1子は11月産まれで、年度の途中で地元の園にすぐには入れませんでしたし、授乳もしていました。

自宅が遠いので地元の園に預けると朝かなり早い時間に預けることになりますし、地震などの天災時は電車が止まると自宅に帰るまでにかなり時間がかかるのも心配で、子どもが職場の近くにいるという安心感は大きいと思って選びました」と語りました。

GMOあおぞらネット銀行の伊沢有里さん（写真左）、細田暁貴さん（写真右）

GMO Bearsの詳細は社内の記事で見つけ、同じ職場の細田さんに聞いたそうで、細田さんからは「GMO Bearsは手厚い保育なので保育時間中のことは安心だけれど、通勤は少し大変」と話したそう。帰りにお腹が空いて騒いだらパンやバナナなどの対策をしていたなど実体験をアドバイスされたそうです。

細田さんはさらに「そんな通勤でも、一緒に絵本を読んだりして、1対1で過ごせる時間はすごく大事だったなと思います」とコメント。家に帰ると家事に追われて子どもとしっかり向き合う時間が取りづらいのが現実。通勤の時間をうまく活用できて良かったと語りました。

授乳の場所もあり、母乳で育てたい方は仕事中にここに来て授乳し、仕事に戻ることもできるとのこと。ベアーズに預けていないパートナーでも授乳スペースとして使用することもできるそうです

職場から近いから会社を休まずイベントに参加できる

現在利用中の伊沢さんは、「昼間、仕事に集中できる環境を職場の近くに作っていただいているのは本当に大きいなと思っています」と言います。送迎のときに園での様子をていねいに聞けるそうで、育児の相談相手がいないこの時代、大変助かっているそうです。

また細田さんは、職場の近くに園があることで、熱を出したときも、すぐにお迎えに来れる点が便利だったとのこと。「金曜日の夕方に熱を出しても、病院が開いている時間に受診できるので、そのまま週末に突入することが少なくて助かりました」と語りました。

岸本園長によると、送迎については都心にあることで夫婦で送迎を分担しやすいのも利点だと言い、毎朝ジムに通って、子どもを送り届けてから出社するのがルーティンになっているパパもいるそうです。

また、ハロウィンやクリスマスなど、コロナ前は親御さんも一緒になって参加するイベントを多く行っているそうです。「イベントでオフィスにお邪魔すると、パートナーの皆さんからたくさん声をかけていただき、ハロウィンのときなどはこちらからお願いした以上にお菓子をご用意いただいたりしました。今年も子どもたちと熊谷代表を訪ねさせていただき、お菓子をプレゼントしていただきました。クリスマスにも、各代表の方がサンタやトナカイになってくれたりと本当に楽しいイベントを実現できています」（岸本園長）

保護者の方も、地元の保育園だとお休みを取らなければ参加できませんが、GMO Bearsならその時間帯だけ抜けて参加して、すぐ仕事に戻れるという便利さもあるそうです。