死神退治は実現可能? 倒せば死神が使えるようになるボーナス付き!
対策に必須の要素はいくつかあります。1つはランダムに光線を発射し、命中した敵の動きを一定時間封じる「クロック・ランセット」という武器を使うこと。この武器で時間を止めて攻撃するのが基本的な攻略手順となります。また、死神の圧倒的な攻撃を食らって死んでしまっても復活できるように「ティラギス」も持っておきたいアクセサリ。ただ、これらを駆使しても通常プレイで死神退治は無理筋でしょう。前述したとおり、死神の体力はプレーヤーのレベルに連動しています。そして通常プレイだとプレーヤーのレベルは上がり、死神の体力も無尽蔵となるからです。
そのため、死神の体力を極力低く抑えるには、こちらもレベル2の状態を維持したまま30分耐え続ける必要があるのです。さらっと書いていますが、本作をプレイしてみると、この方法はとてもじゃないができそうもない。ところが、1つだけ抜け道があるのです。この唯一の攻略を実行可能なマップは図書館。図書館には移動不可の障害物がいくつかあり、そこで「とある武器」を発射すると……?
ちなみに、死神を退治すると、死神そのものをプレーヤーキャラクターとして使えるようになります。死神は高速で移動する上に、デフォルト武器がいきなり斧の進化系のデス・スパイラルと非常に強力。さらに体力も他のキャラクターのほぼ倍。非常に強い。ストレスを解消したい時にはもってこいです。
死神退治のポイントについて細かい説明はしませんが、本稿ではいくつかの画像にヒントを散りばめておきました。もう1つのヒントは、初期装備が聖水のキャラクターである「シスター クレーリチ」。このキャラクターは、ゲーム開始直後に一時的なエリアボーナスを持っています。エリアボーナスはレベルが上がるとどんどん減少していきますが、レベルを上げなければそれを保持できるのです
実績解除には、いったい何をすれば解除されるのかわからないものから、すぐにクリアできそうな簡単なものまでさまざまです。例えば筆者の初回プレイでは一気に3つの実績を解除しました。他にも実績の一覧には比較的容易に解除できるものも多く並んでいます。もちろん、「1回のプレイで5000枚のコインを獲得する」といった、普通にプレイしていると本当に到達できるのか不安になるような実績も散見されますが、この辺りはプレイしていくうちに攻め方が見えてくるでしょう。こうした実績解除もゲームプレイに影響を与えるため、実績を解除すること自体がゲーム攻略となっており、これもハマる要素のような気がします。
現在の実績は全部で56。筆者はなんとかすべて達成できたが、この先アップデートなどでさらに実績が増えていく可能性は高いので、引き続きチェックしていくつもりだ
おすすめ武器は「ニンニク」と「聖書」
また、実績解除なしで使える「聖書」はシンプルな武器ですが、こちらも終盤まで使えます。ただし、レベルが低いうちはクールタイムが長く、発動に時間がかかるため、ちょっとクセがある点は用心しましょう。
なお、ニンニクと聖書は敵に向かって発射するタイプではないため、こちらから能動的に動き回って敵との距離を保ちつつダメージを与える必要があります。また、敵にダメージを与えても倒しきれなかった場合、今度は敵がこちらに接触してくるので、これをかわさなければいけません。有用な武器ではありますが、キャラクターの位置取りには常に注意が必要です。
進化後のニンニクは「魂食らい」と呼ばれるダークゾーンが展開され、さらに強力になる
ナイフは進行方向にナイフを射出して敵を撃破するのでシューティングゲーム好きな人には扱いやすい武器に感じられた。初期装備がナイフの「ジェンナーロ」は発射物を1つ増加する特性を持つため、序盤ではかなり使いやすいキャラクターの1人だ
他にも「ピジョーネ」と「漆黒の翼」はなかなかユニークな武器。どちらも動きは類似しており、ビジュアルはカッコいいのですが、序盤では効果がイマイチわかりにくいため、敬遠しがちな武器の1つでした。
ところが、これらの武器は2つ同時に最大レベルに上げることで、なんと「破壊者」と呼ばれる虹色の鳥に進化するのです。この虹色の鳥から放出されるレーザーはかなりの破壊力を誇り、終盤では非常に役に立つ武器となります。しかも進化が完了すると2つの武器が融合するため、武器の枠が1つ空きます。つまり、そこに新たな武器を追加できるのです!これはおいしい! 難があるとするなら、序盤の弱さや、ピジョーネ、漆黒の翼の2種類を取得しないといけない点でしょうか。限られた6つの武器スロットのうち2つを占有してしまうため、進化するまでは一時的に戦力が低下してしまいます。また、武器の取得にランダム性のある本作では、もしも取得に失敗すると、進化できないまま戦うことになるため、危険な賭けです。
破壊者」は入手の難しい進化武器だがリスクを負ってでも手に入れる価値がある。火力が圧倒的に高く、他の進化武器と異なり、進化後にも再度レベルを8まで上げてさらに強化でき、さらに武器スロットが1つ空く。この状態からさらに他の武器が追加できるので、うまく育成できれば終盤も余裕で生き残れるくらい強くなる
最大レベルまで強化したルーントレイサーは画面内を縦横無尽に四角い弾が駆け巡り、敵をガンガン粉砕してくれる。反射性能の高さもポイントだ
「ペンタグラム」は画面内の敵を一掃する最強武器。ただしクールタイムが非常に長い上に、ペンタグラムで敵を倒すとアイテムのドロップがなくなるため、扱いが非常に難しい
筆者のベストビルドは「聖書」、「ニンニク」、「聖水」、「ピジョーネ」、「漆黒の翼」、「ルーントレイサー」、進化も考慮してアクセサリは「スペルバインダー」、「愛の加護」、「引き寄せの石(磁石)」、「ティラギス」、「複写の輪」、「空白の書」だ。この状態から「破壊者」進化で空いた武器スロットには「雷の指輪」または「魔法の杖」と取得することでルーントレイサー以外すべて進化でき、強力なビルドとなる。今回はティラギスが出ずにクローバーで妥協しているが、このビルドだと中ボス以外の敵なら操作せずに放置した状態でも生き残れるので使い勝手はよい。問題はビルドが完成するまでに時間がかかりすぎることだ
池 紀彦
ゲーム&ガジェットライター
自ら触れて得た体感を形にする兼業ライター。ソフトウェア事業のディレクションと検証を行なう傍ら、パソコン雑誌編集部やAV機器メディア編集部を経て得た経験を活かし、パソコン、ガジェット、ゲーム、おもちゃなどのレビューを日夜各所で執筆。ThinkPadと程よい懐古物を好み、懐かしのゲームやパソコン、アニメ、漫画などをこよなく愛します。「やってみた」には定評あり。