月額990円で渋谷駅徒歩3分の住所利用が可能！ GMOオフィスサポートが提供する「バーチャルオフィス」の魅力に迫る

2021.12.8

GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設サポートも提供

──登記が可能な住所に月1回の郵便転送サービスが付いて月額1500円というのはかなり安いと思うのですが、それを実現できる理由はどこにあるのでしょうか。

松井氏：　我々がバーチャルオフィスで創業から成長フェーズまで併走しながら支援する中でいろいろなニーズを拾っていき、それをさまざまなサービスとしてご案内させていただきます。グループ内、もしくはグループ外の提携企業と連携し、提携企業から紹介料をいただくことで安くできています。

GMOオフィスサポートの広告塔としてタレントのスギちゃんを起用。「テレビCMにもかなり出ていて『GMO＝スギちゃん』となっていますし、『だぜぇ～』のフレーズも覚えてもらいやすいと考えております」（松井氏）

──年内にユーザー企業1500社を目指すとのことですが、内訳はどういうイメージでしょうか。

松井氏：　現状では法人が約8割で、残りの7割のうち約半分が個人事業主、残りが開業届けを出していない個人や、これから法人化しようと思っている方を想定しています。

郵便転送サービス付きは月額1500円からですが、ネットショップなどを運営している人向けに、個人が住所のみを利用できる月額900円のサービスも用意する予定です。個人がネットショップに自宅の住所を載せたくない場合など、プライバシーが気になる方向けのプランです。

──郵便転送サービスも、他社だと送料別が主流だと思うのですが、送料込みで1000円からというのはすごいですね。

松井氏：　他社は基本料金に加えて郵便転送の時に送料が加算される場合が多いのですが、我々は送料込みで、分かりやすく安心できる料金体系にしようと考えました。12カ月分前払いが基本ですが、初期費用も取らずに使い始めやすい点が他社との大きな違いです。

また、他社の郵便転送サービスは週1回が基本なのですが、月1回でよいのでそのぶん安く使いたいという方や住所提供だけで転送は不要という方など、ニーズに合わせたプランを構成できる点も強みの一つではないでしょうか。

GMOインターネットグループのGMOあおぞらネット銀行が出資しているバーチャルオフィス事業者として、グループのシナジーが強みとのことです

──最後にアピールしたい点はありますでしょうか。

松井氏：　我々が他社との違いとしてアピールしたいのが、GMOあおぞらネット銀行の法人口座開設サポートです。銀行でも別途審査があるので、我々を介せば口座開設ができると確約するわけではありませんが、我々ができる範囲でサポートを行いたいと考えています。

例えば口座開設には事業計画書の提出が必要なのですが、こういうポイントを押さえればより開設率が上がるといったアドバイスをGMOオフィスサポートとして提供します。弊社にはGMOあおぞらネット銀行も出資しています。銀行とバーチャルオフィスとの連携という意味では、弊社より強い連携ができているところは絶対にないと思いますので、そこが一番の売りになると思っています。

20 件

安蔵靖志

Techジャーナリスト／家電エバンジェリスト
家電製品協会認定　家電製品総合アドバイザー（プラチナグレード）、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ～ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。