GMOグローバルサイン・ホールディングスは、宅外などに設置されている各種メーターの数値をスマートフォンで撮影すると、AI(人工知能)が読み取り、データ化・画像保存を行う「hakaru.ai(ハカルエーアイ) byGMO」がβ版提供開始より2023年で5周年を迎えることを記念し、2023年1月17日に利用料金の改定と新料金プランの提供を開始しました。
hakaru.aiのWebサイト
hakaru.aiは、スマートフォンの「点検アプリ」(iOS・Android対応)と、検針結果などをWebブラウザーで利用するパソコン用の管理画面「Web台帳」、検針値などをCSVや画像ファイルで「ダウンロード」する3つの機能で構成されています。
作業員がQRコードが貼られたメーターを点検アプリを使ってスマートフォンで撮影すると、その画像をAIが解析し、数値データをWeb台帳に自動的に記録します。これによって数字の読み取りや転記ミスが防げるだけでなく、台帳も不要になるなど、検針作業時の荷物も減らせます。点検作業時に現場で感じたことをメモする機能や、異常値を検出した場合に管理者や担当者にアラートを通知する機能もあります。
作業員がQRコードが貼られたメーターを点検アプリを使ってスマートフォンで撮影すると、その画像をAIが解析し、数値データをWeb台帳に自動的に記録します。これによって数字の読み取りや転記ミスが防げるだけでなく、台帳も不要になるなど、検針作業時の荷物も減らせます。点検作業時に現場で感じたことをメモする機能や、異常値を検出した場合に管理者や担当者にアラートを通知する機能もあります。
hakaru.aiの導入で時間・手間・ミスの削減が可能
導入は個々のメーターを認識するQRコードを作成し、プリントしてメーターに貼るだけで行えるので、現場の稼働を止めずにスムーズな導入が可能です。円形の針のアナログメーターのほか、数字を表示するデジタルメーター、回転式メーター、水道メーターに対応しています。さらに角型のアナログパネルメーター、横目盛マノメーターについては、AIの学習量が少ないため計測精度がやや出にくいことから「β版」として対応しています。スマートメーターへの買い替えや付け替えなどの大規模な設備投資をすることなく、効率化を実現できる点が大きな特徴です。
hakaru.aiの対応メーター
「ボリュームパックプラン」の料金を改定し、新料金プランを追加
今回料金を改定するのは、利用者の最も多いビルメンテナンス企業で採用されている、月1回のメーター検針向けの「ボリュームパックプラン」です。一定数量のメーターをパックで契約する定額課金プランの「ボリュームパックプラン」のうち、利用頻度が1カ月に1回の「料金プラン1」について、月々のパック料金を大幅に改定し、これまでの料金から最大37.5%減額します(※)。
(※)実際の導入料金は「お見積りシミュレーションフォーム」からお問い合わせください。
hakaru.aiは点検/検針頻度とメーター数(従量・定額)によって料金プランが選択できますが、従来は「1日に複数回+1カ月に1回」と「1カ月に1回」の2つのプランで提供していました。
今回は契約者の利用シーンに応じて料金プランを選択しやすくするため、「1日に1回」の利用もできる2パターン検針方法に対応の「1日に1回+1カ月に1回」の料金プラン2②※を追加しました。これに伴い、従来の「1日に複数回+1カ月に1回」のプランは「1日に1回」を追加し、3パターンの検針の検針が可能な「1日に複数回+1日に1回+1カ月に1回」の料金プラン③※に改定されます。
(※)実際の導入料金は「お見積りシミュレーションフォーム」からお問い合わせください。
hakaru.aiは点検/検針頻度とメーター数(従量・定額)によって料金プランが選択できますが、従来は「1日に複数回+1カ月に1回」と「1カ月に1回」の2つのプランで提供していました。
今回は契約者の利用シーンに応じて料金プランを選択しやすくするため、「1日に1回」の利用もできる2パターン検針方法に対応の「1日に1回+1カ月に1回」の料金プラン2②※を追加しました。これに伴い、従来の「1日に複数回+1カ月に1回」のプランは「1日に1回」を追加し、3パターンの検針の検針が可能な「1日に複数回+1日に1回+1カ月に1回」の料金プラン③※に改定されます。
hakaru.aiの料金プラン(※ 料金プラン②、料金プラン③の詳細は図表を参照)
hakaru.aiでは、スマホアプリで点検したメーター値や画像をクラウド上に保存してパソコンのWebブラウザーで閲覧する「Web台帳」を利用します。新料金プランを設定したことで、「Web台帳」にも従来の「1日に複数回(最大24回)工場や設備の定期的なメーター点検を記録するWeb台帳」「月に1回ビル管理などの検針を記録するWeb台帳」に加え、「1日に1回ユーティリティ設備のメーターや施設・店舗の検針を記録するWeb台帳」を追加しました。なお「料金プラン③」では料金は据え置きで3パターンの「Web台帳」を利用できます。
価格改定に続き、夏には5周年キャンペーンも予定
hakaru.aiはメーターをスマートフォンと画像解析AIで読み取るサービスとして、2018年7月にβ版を提供開始してから今年で5周年を迎えます。2023年は料金改定・新料金プランの提供開始に続き、5周年記念の取り組みとして今春と周年月にあたる7月に順次キャンペーンを実施する予定です。すでに利用されているユーザーに対しても、2023年2月の請求分より新料金/新料金プランの提供を適用するとのことです。
hakaru.aiは、さまざまな業界のメーター読み取りの業務で発生し得る、手作業によるミスの発生や人手不足といった課題改善を可能にします。DX推進のはじめの一歩にできるように導入初期のスモールスタートから段階的なプラン変更、柔軟に対応できる料金プランを用意しています。業務改善に向けてスマートメーターの導入を検討している企業や、メーター読み取りの作業の効率化を検討している企業の担当者の方は、一度hakaru.aiの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
hakaru.aiは、さまざまな業界のメーター読み取りの業務で発生し得る、手作業によるミスの発生や人手不足といった課題改善を可能にします。DX推進のはじめの一歩にできるように導入初期のスモールスタートから段階的なプラン変更、柔軟に対応できる料金プランを用意しています。業務改善に向けてスマートメーターの導入を検討している企業や、メーター読み取りの作業の効率化を検討している企業の担当者の方は、一度hakaru.aiの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。