完全DIY型アンケートプラットフォーム「GMO Ask」、ChatGPT APIを利用した「AI Report機能(β版)」を提供開始
GMOインターネットグループでインターネットリサーチ事業を展開するGMOリサーチは、完全DIY型アンケートプラットフォーム「GMO Ask」で、調査結果から自動的にレポートを生成する「AI Report機能(β版)」の提供を2023年6月1日に開始しました。OpenAIが提供する「ChatGPT API」を利用し、アンケート調査結果から自動的にレポートを生成するというものです。
「GMO Ask」のWebサイト
「GMO Ask」は、アンケート調査の回収予測から「Google Forms」アンケートを利用した配信・回収までのすべてをオンライン上で完結できるセルフ型アンケート調査ツールです。多くの人にとってなじみのある「Google Forms」のアンケートと連携し、GMOリサーチが提供する約3073万人(2023年6月時点)の国内最大級のパネルネットワーク「JAPAN Cloud Panel」に配信することで、大規模調査や条件の難しいニッチなターゲットへのアプローチを気軽かつ簡単に実施できる点が特徴です。
また「GMO Ask」は、将来的にGMOリサーチが保有するアジア最大級のパネルネットワーク「ASIA Cloud Panel」との連携も予定しています。これにより、アジア16の国と地域、約5506万人(2023年6月時点)へのアンケート配信を実現し、日本国内のみならず海外調査にも幅広く対応する予定です。
また「GMO Ask」は、将来的にGMOリサーチが保有するアジア最大級のパネルネットワーク「ASIA Cloud Panel」との連携も予定しています。これにより、アジア16の国と地域、約5506万人(2023年6月時点)へのアンケート配信を実現し、日本国内のみならず海外調査にも幅広く対応する予定です。
アンケート調査におけるユーザーの負担を「AI Report機能(β版)」で軽減
「GMO Ask」は、アンケート調査におけるモニターへのアンケート配信・回収を、セルフ型で行えるサービスです。アンケートの作成や配信、回収は簡単に行えるものの、サービスの前後にある調査設計や設問作成、集計、分析といった工程は、ユーザーの負担や利用のハードルになっていました。より幅広いユーザーが利用できるようにするためには、サポートの幅を広げる必要がありました。そこで、最先端技術であるAIを活用したユーザーサポート機能の第1弾として開発したのが、今回提供をスタートする「AI Report機能(β版)」です。
「GMO Ask」におけるAI活用と今後の展開
「AI Report機能(β版)」は、米OpenAIが提供する「ChatGPT API」を利用した、調査結果のレポート生成機能です。ユーザーが指定したテーマを基に、調査票の作成からアンケート配信・回収、調査結果のテキストレポート生成までをワンストップで行えます。今回の機能追加によって、アンケート実施後に「調査結果をどう捉えていいのか分からない」「調査結果を分析するための社内リソースがない」「データ分析や報告書作成業務を効率化したい」「限られた予算のなかでレポーティングまで対応してほしい」といったユーザーの課題やニーズに応えることができます。
「AI Report機能(β版)」は「GMO Ask」の有料オプション機能です。料金や詳細については、フォームからお問い合わせください。
「AI Report機能(β版)」は「GMO Ask」の有料オプション機能です。料金や詳細については、フォームからお問い合わせください。
テーマを与えるだけで調査票作成からレポート生成までワンストップで実施
「AI Report機能(β版)」には、「必要な作業はテーマの指定のみ」「最短5営業日でレポートが届く」という2つの特徴があります。
テーマを与えるだけで調査票作成からアンケート配信・回収、レポート生成までの一連の調査業務をワンストップで行えます。テーマを設定してから最短5営業日で調査結果を基にAIが生成したテキストレポートが送付されます。
テーマを与えるだけで調査票作成からアンケート配信・回収、レポート生成までの一連の調査業務をワンストップで行えます。テーマを設定してから最短5営業日で調査結果を基にAIが生成したテキストレポートが送付されます。
「AI Report機能(β版)」の特長
正式版は2023年9月にリリース予定
「AI Report機能(正式版)」のリリースは、2023年9月を予定しています。現状の「AI Report機能(β版)」はお問い合わせフォームなどからの申し込み後にテーマを指定し、その後は人間を介在した形でレポートを提出する仕組みになっています。
リリース予定の「AI Report機能(正式版)」では、テーマの指定とレポートのダウンロードも人間を介さずに「GMO Ask」プラットフォーム上で対応し、よりスピーディーな調査を提供する予定です。
GMOリサーチは、AI技術の活用にとどまらず、最先端技術を活用し、さらなるサービスの改善や機能拡充を図っていくとのことです。
アンケート調査は製品・サービス開発などのマーケティングにおいて重要な役割を果たしますが、その効果を最大限に発揮させるためには通常は多くの経験が必要になります。そこに、学習を積むことでさまざまな知見を得たAIが介在することで、経験の少ない担当者でもより良い効果を得ることが期待できます。
これからアンケート調査に力を入れたい企業の担当者の方には注目のサービスではないでしょうか。
リリース予定の「AI Report機能(正式版)」では、テーマの指定とレポートのダウンロードも人間を介さずに「GMO Ask」プラットフォーム上で対応し、よりスピーディーな調査を提供する予定です。
GMOリサーチは、AI技術の活用にとどまらず、最先端技術を活用し、さらなるサービスの改善や機能拡充を図っていくとのことです。
アンケート調査は製品・サービス開発などのマーケティングにおいて重要な役割を果たしますが、その効果を最大限に発揮させるためには通常は多くの経験が必要になります。そこに、学習を積むことでさまざまな知見を得たAIが介在することで、経験の少ない担当者でもより良い効果を得ることが期待できます。
これからアンケート調査に力を入れたい企業の担当者の方には注目のサービスではないでしょうか。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。