タスクを洗い出して細分化し、簡単なところから攻める
仕事に集中できないのは、自分のやるべきタスクのイメージがふんわりしているためかもしれません。完了までのタスクを洗い出して細分化し、工程ごとの必要時間を書き出すことでやるべきことがはっきりします。「思ったより時間がないぞ?」といった気づきが集中力アップにつながることも少なくありません。
まずは1週間の勤務時間を書き出します。(例:40時間)。次に今やるべき仕事と納期を書き出し、それを各工程に分けます。それぞれにかかる時間を見積もり、その日やることを決めます。書き出した各工程はそのままTODOリストとして使用し、終わったものを消し込んでいくことで、やる気に火が付く効果も。
仕事を、目標時間(定時)内に収めるチャレンジと思えば集中せざるを得ないし、スケジュールの詰まり具合も明確になるので、ついぼんやりしてしまうこともなくなるように感じます。
まずは1週間の勤務時間を書き出します。(例:40時間)。次に今やるべき仕事と納期を書き出し、それを各工程に分けます。それぞれにかかる時間を見積もり、その日やることを決めます。書き出した各工程はそのままTODOリストとして使用し、終わったものを消し込んでいくことで、やる気に火が付く効果も。
仕事を、目標時間(定時)内に収めるチャレンジと思えば集中せざるを得ないし、スケジュールの詰まり具合も明確になるので、ついぼんやりしてしまうこともなくなるように感じます。
とにかく「5分だけやる」
また朝の仕事の取りかかりや、休憩を終えるとき……。仕事を開始するタイミングなのに、やる気に火が付かず、ダラダラしてしまいがち。そんな時におすすめしたいのは「とにかく5分だけやる」こと。「5分だけなら……」と、取り掛かりのハードルが低くなりますし、うまくいけばそのまま気分が乗って、仕事モードにこぎつけられることもあります。
この「5分だけ」のために、先ほどのステップで細分化したタスクのうち、軽いものを残しておくのもいいですね。「やる気になったからやるのではなく、手を動かすからやる気が出る」のです。
この「5分だけ」のために、先ほどのステップで細分化したタスクのうち、軽いものを残しておくのもいいですね。「やる気になったからやるのではなく、手を動かすからやる気が出る」のです。
10分だけ、思い切りだらける
どうしても仕事に集中できないときは、時間を区切って思いきりだらけてみては? いい気分転換になります。10分間だけ寝るもよし、お菓子を食べるもよし、スマホを見るのもいいでしょう。
この時、大事なのはタイマーをかけておき、時間になったらきちんと仕事に戻ること。私の場合は、コーヒーを飲んでから仮眠したり、新作コスメのネット予約にチャレンジしたりしています。みんなが仕事をしているときにあえてダラダラしたり、欲しいものへの煩悩を解消することで「また仕事しよう」という気分に切り替わりやすい気がします。
この時、大事なのはタイマーをかけておき、時間になったらきちんと仕事に戻ること。私の場合は、コーヒーを飲んでから仮眠したり、新作コスメのネット予約にチャレンジしたりしています。みんなが仕事をしているときにあえてダラダラしたり、欲しいものへの煩悩を解消することで「また仕事しよう」という気分に切り替わりやすい気がします。
いったん仕事から離れて……「散歩」が頭を整理する
やる気がないというより、いいアイデアが浮かばず、仕事が先に進まない。そんな時はデスクにかじりついているより「散歩」がおすすめです。リフレッシュできるだけでなく、歩くとなぜか頭が整理され、仕事に戻るとそれまでの不調がウソのようにはかどることも少なくありません。ちょっとした時間であっても運動不足の解消にもなります。昼休みなどはに積極的に「散歩」をしてみましょう。
実際、「人はじっと座っている時ではなく、歩き回っている時に、より創造的になる」といった研究結果もあるようです。「勤務中に外出するのはちょっと……」という人は、家の中を軽く掃除するなど、体を動かすだけでも同じような効果を得られると思います。
また、通勤時間にあたるタイミングに「散歩」をするのも手。出勤とリモート勤務が両方ある「ハイブリッド勤務」の人なら、出勤とリモートで出てしまう生活リズムの狂いを防止できます。
実際、「人はじっと座っている時ではなく、歩き回っている時に、より創造的になる」といった研究結果もあるようです。「勤務中に外出するのはちょっと……」という人は、家の中を軽く掃除するなど、体を動かすだけでも同じような効果を得られると思います。
また、通勤時間にあたるタイミングに「散歩」をするのも手。出勤とリモート勤務が両方ある「ハイブリッド勤務」の人なら、出勤とリモートで出てしまう生活リズムの狂いを防止できます。
もっと自分の機嫌を取ろう
自分はどんな時にやる気が出るのか? どんな環境なら仕事できるのか? 一度、こういったことをしっかり考えてみるのもいいのでは?
「仕事の能率はどこでやっても同じ」ではないと思います。仕事のために環境を整え、気分が乗る仕組みを作るなど、リモートワークでも自分の機嫌を取ってあげましょう。その投資以上のメリットは、すぐに表れると思いますよ。
「仕事の能率はどこでやっても同じ」ではないと思います。仕事のために環境を整え、気分が乗る仕組みを作るなど、リモートワークでも自分の機嫌を取ってあげましょう。その投資以上のメリットは、すぐに表れると思いますよ。
中野 亜希
ライター・コラムニスト
大学卒業後、ブログをきっかけにライターに。会社員として勤務する傍らブックレビューや美容コラム、各種ガジェットに関する記事執筆は2000本以上。趣味は読書、料理、美容、写真撮影など。
X:@752019