仕事が佳境に入るとストロングミント系のガムを大人買いして、一晩中ガムを噛んでいる鷹木です。以前はブラックブラックガム一択でしたが、最近トップバリュの「ストロングミント味ガム」にハマっています。ブラックブラックよりも気持ち柔らかめで、味が長く続く気がするんですよね。
さて、今回の『鵜の目「鷹木」の目』は「Surface Duo 2」について。Kindleの購入履歴によると、年間で600冊ぐらいの電子書籍を購入している筆者としては、面白い本を探すのと同じくらいかそれ以上に、気持ちのいい読書体験ができるハードウェアも大事です。
さて、今回の『鵜の目「鷹木」の目』は「Surface Duo 2」について。Kindleの購入履歴によると、年間で600冊ぐらいの電子書籍を購入している筆者としては、面白い本を探すのと同じくらいかそれ以上に、気持ちのいい読書体験ができるハードウェアも大事です。
8インチのタブレットを折りたためられたら最高だな~
代表的なのはKindle PaperwhiteなどのE-ink(いわゆる電子ペーパー)端末になるんでしょうけど、ページめくり時の画面書き換えの感じがどうしても慣れないんですよね。昔に比べたらスムーズになってはいますが……。それに写真の多い雑誌やマンガも好きな鷹木としては、カラー表示できる手ごろな端末が欲しいんです。
iPadもありなんですが、片手で持つには少し重い。iPad miniは大好きで電子書籍リーダーとしても最高の端末のひとつだと思いますが、iOS版のKindleアプリはアプリから直接電子書籍を購入できないんです……。サイズとしてはこの8.3インチは最高なんですけどね。
そんな風に考えていたところに登場したのが、マイクロソフトの2画面を折りたためる「Surface Duo 2」でした。2画面を開くと8.3インチ相当で、しかも折りたたんで持ち運びできる! これは最高なのでは? 実は1世代前のSurface Duoも相当購入したかったのですが、日本未発売だったのです。今回のSurface Duo 2は無事日本でも発売したので、速攻ポチったのでした。
iPadもありなんですが、片手で持つには少し重い。iPad miniは大好きで電子書籍リーダーとしても最高の端末のひとつだと思いますが、iOS版のKindleアプリはアプリから直接電子書籍を購入できないんです……。サイズとしてはこの8.3インチは最高なんですけどね。
そんな風に考えていたところに登場したのが、マイクロソフトの2画面を折りたためる「Surface Duo 2」でした。2画面を開くと8.3インチ相当で、しかも折りたたんで持ち運びできる! これは最高なのでは? 実は1世代前のSurface Duoも相当購入したかったのですが、日本未発売だったのです。今回のSurface Duo 2は無事日本でも発売したので、速攻ポチったのでした。
筆者の購入したSurface Duo 2。カラーはグレイシア(いわゆる白)。ダークオレンジのバンパーを装着した。5G対応のnano SIMとeSIMのデュアルSIMに対応
マンガは最高、雑誌もあり! 小説は少し工夫が必要かも
世の中には、折りたたみ型のスマートフォンはすでにいくつか登場しています。サムスンのGalaxy Foldあたりが量販店でも店頭に並んでいます。
ところがこうした折りたたみスマホは、スマホの縦長の画面サイズがベースになっていて縦長のWebページを読むにはいいんですが、マンガや雑誌のような電子書籍を読むと上下に空白ができてしまうんですよね。
Surface Duo 2が絶妙なのは、文庫本と同じぐらいの画面サイズであること。マンガを読むと、左右の幅も十分にあって、少し老眼気味の筆者でも楽しく読めます。また284グラムという重さ、5.5ミリ(開いた状態)という厚さも筆者の大きめな手(片手でバスケットボールがつかめるぐらい)にはよくなじみ、読書ペースが1.5倍ぐらいになりました(当人比)。
雑誌もあり。特に写真多めの雑誌は楽しく読めます。下の写真はflick! Vol.71のKindle版です。
ところがこうした折りたたみスマホは、スマホの縦長の画面サイズがベースになっていて縦長のWebページを読むにはいいんですが、マンガや雑誌のような電子書籍を読むと上下に空白ができてしまうんですよね。
Surface Duo 2が絶妙なのは、文庫本と同じぐらいの画面サイズであること。マンガを読むと、左右の幅も十分にあって、少し老眼気味の筆者でも楽しく読めます。また284グラムという重さ、5.5ミリ(開いた状態)という厚さも筆者の大きめな手(片手でバスケットボールがつかめるぐらい)にはよくなじみ、読書ペースが1.5倍ぐらいになりました(当人比)。
雑誌もあり。特に写真多めの雑誌は楽しく読めます。下の写真はflick! Vol.71のKindle版です。
雑誌の電子書籍を表示して手に取ってみたところ。筆者の大きめな手(片手でバスケットボールがつかめるぐらい)にはよくなじみます
ですが、Surface Duo 2の本体サイズが小さめなので、テキストサイズによっては老眼な筆者が若干読みにくい本もあります。
また、テキストがメインの小説やビジネス本で少し困るのは、Surface Duo 2のヒンジ部分。先ほどのGalaxy Foldなどはヒンジ部分も画面が継ぎ目なくつながっていますが、Surface Duo 2は2つの画面の継ぎ目がはっきりあります。なので、Kindleアプリで読む小説などのE-Pub形式のテキストは、表示の方法次第で、1行まるまる継ぎ目に隠れてしまうことがあるのでした。
また、テキストがメインの小説やビジネス本で少し困るのは、Surface Duo 2のヒンジ部分。先ほどのGalaxy Foldなどはヒンジ部分も画面が継ぎ目なくつながっていますが、Surface Duo 2は2つの画面の継ぎ目がはっきりあります。なので、Kindleアプリで読む小説などのE-Pub形式のテキストは、表示の方法次第で、1行まるまる継ぎ目に隠れてしまうことがあるのでした。
こちらは筆者の自著『オウンドメディアの作り方』(ビー・エヌ・エヌ刊)Kindle版の前書き部分
ちなみにテキストを読む際のKindleアプリの設定でおすすめなのは、フォントサイズを中ぐらいにしておくこと。あんまり小さいフォントサイズにすると継ぎ目で隠れていることに気付かず、1行抜かしで文章を読んでしまい、「なんか不自然だな〜」なんて勘違いしてしまうかもしれません。中ぐらい以上のフォントサイズにしておけば継ぎ目をまたぐようにフォントが表示されるので、読めないとしても気付かずすっ飛ばすことは防げます。気付いたら表示モードを変更してその部分を読んだり、場合によってはそのまま読めることもあります。
鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。