“ハイブリッド署名”を活用した「電子契約」が企業間DXを実現

2021.3.16

電子契約を選定するポイント

電子契約サービスを選ぶ注意点はいくつかありますが、必須項目の中で特に重要なポイントが「証拠力の高い高度電子署名に対応しているか」、「相手方が導入する際の負担が低いメール認証に対応しているか」の2つです。

また税への対応面では、署名の有効性を検証できる「認定タイムスタンプ」が付与されるか、電子帳簿保存法に基づいた検索機能があるかも必須項目といえるでしょう。

そのほか、「紙の契約書も同一システムで管理できるか」、ガバナンス面で「閲覧範囲や署名者を制限できるか」、セキュリティ面で「操作ログを管理できるか」「電子証明書をクラウド上で管理できるか」といった点も、も運用を軽減する上で重要なポイントです。

電子契約サービスを選定するためのポイント

電子印鑑GMOサインが選ばれる理由は、大きく5つあります。国内シェア1位の電子認証局と連携した信頼性があり、Adobe Acrobat Readerで電子署名の有効性を検証できる仕組みを持っていること。税務対応面では電子帳簿保存法に標準対応しており、認定タイムスタンプを付与することで非改ざん性を担保していること。強固な高度電子署名を採用しつつ、相手に応じて電子署名（メール認証）を活用できることも大きな特徴です。

「電子印鑑GMOサイン」が選ばれる5つのポイント

「電子印鑑GMOサイン」と他社サービスとの比較

このように電子契約は、コスト削減効果が高いうえ締結スピードが速く、業務効率化を進めやすい画期的な方式と言えます。電子印鑑GMOサインは高度電子署名と電子署名、どちらにもあるデメリットを克服した「ハイブリッド署名」という方式で運用できるのが特徴です。契約管理の機能も充実しており、税務対応も電子で行えるので、契約の締結から管理までワンストップを実現できます。

◇

コロナ禍により、企業に押し寄せたテレワークの波。企業内のワークフローも、従業員のワークスタイルも変革を求められ、“社内DX”の気運が社会的に高まっています。

今回は、無駄な業務フローを省けるだけでなく、大幅なコスト削減にもつながる「電子契約」をご紹介しましたが、さまざまな取り組みのDX化は、ますます進んで行くことでしょう。さらなる省力化、効率化がもたらす、新しいニューノーマルが楽しみですね。

22 件

安蔵靖志

Techジャーナリスト／家電エバンジェリスト
家電製品協会認定　家電製品総合アドバイザー（プラチナグレード）、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ～ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。