GMOインターネットグループは、2021年11月22日に高層複合施設「世田谷ビジネススクエア」(東京都世田谷区用賀)の信託受益権の55%を取得すると発表しました。これに伴って施設の副名称を「GMO TOWER(タワー)」とし、最上階の26・27階フロアに3DCGやセンシング技術などを取り入れた最先端の映像制作・配信スタジオを備えるとともに、「空の移動革命」に関する先端技術の研究拠点として活用していく予定です。
施設最寄り駅である東急田園都市線・用賀駅の副名称を「GMO TOWER前」に変更することも予定しており、地域住民と連携しながらグループのブランド価値向上に努めていくとのことです。
なお、オフィス機能は東京・渋谷にある第1本社(セルリアンタワー)・第2本社(渋谷フクラス)に集約し、移転は予定していません。
施設最寄り駅である東急田園都市線・用賀駅の副名称を「GMO TOWER前」に変更することも予定しており、地域住民と連携しながらグループのブランド価値向上に努めていくとのことです。
なお、オフィス機能は東京・渋谷にある第1本社(セルリアンタワー)・第2本社(渋谷フクラス)に集約し、移転は予定していません。
狙いは“ウィズコロナ/アフターコロナ”時代を見据えたクリエイティブな拠点作り
GMOインターネットグループは、新型コロナウイルス禍を受けて2020年1月にいち早く在宅勤務体制に移行し、4月には「脱ハンコ」を宣言するなど、ウィズコロナ・アフターコロナのビジネス様式に迅速に適応してきました。
一方でオフィスなどの自社設備は「企業ブランドの象徴」として、「リアルのコミュニケーションを促進する場」としての機能を持っており、グループとしてはコロナ禍におけるそれらの機能の重要性を改めて認識したとのことです。
お城や塔といった街の拠点となる建築物は、歴史的にも地域や集団のシンボルとなるとともに、最先端の文化や技術、優秀な人財の集まる場となり、その時代を勝ち抜く武将の“武器”として活用されてきました。
GMOインターネットグループは100年続く企業グループとなるために、コロナ禍という混乱した時代やインターネット業界を戦い抜くグループの“武器”として不動産を活用していく狙いです。
そこでグループ第1本社があるセルリアンタワーの信託受益権の5%を取得することで既存オフィスの機能を強化するとともに、最新トレンドに対応した新拠点を設けるべく「世田谷ビジネススクエア」の55%を取得しました。
今後も、渋谷を拠点とするオフィス戦略を継続しつつ、新拠点に設置予定の最先端スタジオや「空の移動革命」に関する研究拠点からの情報発信を行うことで、地域およびグループのブランド価値をさらに高めていくとしています。
一方でオフィスなどの自社設備は「企業ブランドの象徴」として、「リアルのコミュニケーションを促進する場」としての機能を持っており、グループとしてはコロナ禍におけるそれらの機能の重要性を改めて認識したとのことです。
お城や塔といった街の拠点となる建築物は、歴史的にも地域や集団のシンボルとなるとともに、最先端の文化や技術、優秀な人財の集まる場となり、その時代を勝ち抜く武将の“武器”として活用されてきました。
GMOインターネットグループは100年続く企業グループとなるために、コロナ禍という混乱した時代やインターネット業界を戦い抜くグループの“武器”として不動産を活用していく狙いです。
そこでグループ第1本社があるセルリアンタワーの信託受益権の5%を取得することで既存オフィスの機能を強化するとともに、最新トレンドに対応した新拠点を設けるべく「世田谷ビジネススクエア」の55%を取得しました。
今後も、渋谷を拠点とするオフィス戦略を継続しつつ、新拠点に設置予定の最先端スタジオや「空の移動革命」に関する研究拠点からの情報発信を行うことで、地域およびグループのブランド価値をさらに高めていくとしています。
「動画の時代」に対応した、3DCGやセンシング技術を取り入れた最先端スタジオを開設
GMO TOWERでの取り組みとして注目されるのは「『動画の時代』に対応する最先端スタジオ」と、「『空の移動革命』に関する研究施設」の開設です。
SNSや5Gなどの高速通信の普及により、オンラインでのコミュニケーションが急速に動画へとシフトし始めており、特にZ世代と呼ばれる若い世代では非常にその傾向が顕著になっています。
この「動画の時代」にいち早く対応するため、TikTokの撮影からメタバース、全世界に向けたライブ配信に対応した最先端スタジオを開設します。スタジオには、3DCGやセンシング技術などの最先端技術に対応した最新設備を揃える予定です。
GMOインターネットグループには映像・配信に関わるクリエイターが多数在籍しており、数々のイベントの配信実績があります。今後はGMO TOWER内に設ける新拠点からグループ内外に向けた技術イベントや決算説明会、採用説明会、ビジネスセミナー、YouTube配信などを活用した映像配信やイベントを実施するとともに、クリエイター志望の学生の方や地域の方など、あらゆる人が創作できる場を提供していくとのことです。
もう1つの「空の移動革命」について、GMOインターネットグループでは経済産業省・国土交通省主催の「空の移動革命に向けた官民協議会」に参画し、ドローンファンドへの出資を通じて、次世代エアモビリティに関する調査・研究を進めてきました。
新拠点には、グループが携わる「空の移動革命」に関する最先端技術の研究拠点を設け、2025年の大阪・関西万博を皮切りに実用化が始まる次世代エアモビリティの研究を加速していく予定です。
SNSや5Gなどの高速通信の普及により、オンラインでのコミュニケーションが急速に動画へとシフトし始めており、特にZ世代と呼ばれる若い世代では非常にその傾向が顕著になっています。
この「動画の時代」にいち早く対応するため、TikTokの撮影からメタバース、全世界に向けたライブ配信に対応した最先端スタジオを開設します。スタジオには、3DCGやセンシング技術などの最先端技術に対応した最新設備を揃える予定です。
GMOインターネットグループには映像・配信に関わるクリエイターが多数在籍しており、数々のイベントの配信実績があります。今後はGMO TOWER内に設ける新拠点からグループ内外に向けた技術イベントや決算説明会、採用説明会、ビジネスセミナー、YouTube配信などを活用した映像配信やイベントを実施するとともに、クリエイター志望の学生の方や地域の方など、あらゆる人が創作できる場を提供していくとのことです。
もう1つの「空の移動革命」について、GMOインターネットグループでは経済産業省・国土交通省主催の「空の移動革命に向けた官民協議会」に参画し、ドローンファンドへの出資を通じて、次世代エアモビリティに関する調査・研究を進めてきました。
新拠点には、グループが携わる「空の移動革命」に関する最先端技術の研究拠点を設け、2025年の大阪・関西万博を皮切りに実用化が始まる次世代エアモビリティの研究を加速していく予定です。
内装は国内外で数々の空間デザインを手がけたGLAMOROUS co.,ltd.代表の森田 恭通氏が担当
ビル最上階の26・27階フロアに設置する新拠点の内装デザインは、「東急プラザ渋谷」をはじめとする国内外の数々の空間デザインを手掛けたGLAMOROUS co.,ltd.代表の森田 恭通氏が担当します。
第2本社・渋谷フクラスのコミュニケーションスペース「GMO Yours・フクラス」やアートスペース「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」、福岡県北九州市のグループ拠点「GMO kitaQ」など、GMOインターネットグループの空間のデザインを多数手がけた森田氏が、リアルとバーチャルが融合する新しいコミュニケーションスペースの形を、空間デザインを通じて実現する予定とのことです。
また、「GMO TOWER」の施設外壁にはグループロゴの看板を設置するとともに、最寄り駅である東急田園都市線・用賀駅の副名称を「GMO TOWER前」に変更することも予定しており、地域に根差したブランド価値向上を図っていきます。
なお上記の活用構想は検討中のものであり、今後の具体的な時期や活用方策に関しては行政や地域住民、周辺地域でまちづくりを担う東急や施設管理者である東急コミュニティーなどとも連携して検討していくとのことです。
【「GMO TOWER」及び新拠点の概要】
・施設名:GMO TOWER(正式名称:世田谷ビジネススクエア)
・所在地:東京都世田谷区用賀(渋谷駅より東急田園都市線で10分)
・「GMO TOWER」内新拠点延べ床面積:1,419.24m2(高層棟26階・27階部分の合計面積)
第2本社・渋谷フクラスのコミュニケーションスペース「GMO Yours・フクラス」やアートスペース「世界一小さな美術館@GMOデジタル・ハチ公」、福岡県北九州市のグループ拠点「GMO kitaQ」など、GMOインターネットグループの空間のデザインを多数手がけた森田氏が、リアルとバーチャルが融合する新しいコミュニケーションスペースの形を、空間デザインを通じて実現する予定とのことです。
また、「GMO TOWER」の施設外壁にはグループロゴの看板を設置するとともに、最寄り駅である東急田園都市線・用賀駅の副名称を「GMO TOWER前」に変更することも予定しており、地域に根差したブランド価値向上を図っていきます。
なお上記の活用構想は検討中のものであり、今後の具体的な時期や活用方策に関しては行政や地域住民、周辺地域でまちづくりを担う東急や施設管理者である東急コミュニティーなどとも連携して検討していくとのことです。
【「GMO TOWER」及び新拠点の概要】
・施設名:GMO TOWER(正式名称:世田谷ビジネススクエア)
・所在地:東京都世田谷区用賀(渋谷駅より東急田園都市線で10分)
・「GMO TOWER」内新拠点延べ床面積:1,419.24m2(高層棟26階・27階部分の合計面積)
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。