JO1、CHRIS LAKE、BLACK EYED PEASに熱狂! スケールアップして帰ってきたGMO SONIC 2024 初日レポート

Jun Fukunaga

GMOインターネットグループイベントクリエイター映画・音楽

“これまでにない「No.1」の音楽フェスティバル”がスケールアップして帰ってきた!

2024年1⽉27日・28日の2日間、さいたまスーパーアリーナにてGMOインターネットグループによる大型音楽フェスティバル「GMO SONIC 2024」が開催された。

GMO SONIC 2024 AFTER MOVIE DAY1
GMO SONIC 2024は、2023年に“これまでにない「No.1」の音楽フェスティバル”として初開催された音楽フェスティバルの第2弾だ。前回は覆面DJのポップスター・Marshmelloと全世界トータル楽曲再生数290億回超えを誇るThe Chainsmokersがヘッドライナーを務めたほか、2024年4月にアメリカ・カリフォルニア州にて開催される世界的音楽フェス・コーチェラ2024への出演が話題のガールズK-POPグループ・LE SSERAFIMなども出演したことで大きな注目を集めた。今年も開催前から世界的DJや人気のK-POPやK-POPフォーマットのグループ、さらには国内の人気アーティストが出演した。

日本のユースカルチャー・音楽シーンの発展に貢献したいとするGMO SONICは、日本発の大型音楽イベントとして、日本文化を世界に発信するためにさまざまな趣向を取り入れることもテーマのひとつとしている。今年はその取り組みのひとつとして、客席へと続く「花道」を設置。アーティストをより身近に感じながら、一体感あふれるステージを楽しめるステージ演出にも開催前から注目が集まっていた。

イベントの初日となる27日には、“DANCE MUSICの天才”と称される世界的DJ/プロデューサーのZEDDがヘッドライナーを務めたほか、GALANTISやCHRIS LAKEといったDANCE MUSIC界のスターたちが出演。また世界的ポップスターのBLACK EYED PEASや昨年も出演したJO1、国民的人気を誇るヒップホップアーティストのKREVAといったJ-POPシーンの人気アーティストも出演した。

さらに当日は「和」の要素として、日本の伝統芸能を取り入れたチーム・THE FACTORYがオープニングアクトとタイムテーブル中盤の2度にわたって出演。和楽器とダンスミュージックが融合した新感覚のサウンドを奏でたほか、着物やメイド服を着たパフォーマーたちがステージに設置された花道でエアリアル(空中演技)を行うなど、イベントの盛り上がりに一役買っていた。

THE FACTORY

2年連続出演!日本のトップアーティストに成長したJO1が見せた圧巻のパフォーマンス

JO1

初日のタイムテーブルで特に印象的だったのは、JO1のパフォーマンスだ。出演直前から観客からの声援がステージに向けて上がるなど、会場の期待感が高まるなか、登場したJO1は、昨年第65回日本レコード大賞優秀作品賞を受賞した代表曲でダンサブルな「Trigger」でライブをスタート。続いて、トラップビートが印象的な「Speed of Light」、ダンスミュージックアクトが多数出演するGMO SONICにぴったりな世界的EDMプロデューサー/DJのR3HABとのコラボ曲「Eyes On Me(feat.R3HAB)」を披露したことで一気に会場のボルテージが上昇。

序盤から興奮冷めやらぬ観客を少し落ち着かせるかのように、MCタイムでは「JO1の曲はお酒に合う曲なのでお酒を飲みながら盛り上がっていきましょう」「みなさん、明日日曜ですね!もっといけますよね?」などとメンバーがファンに呼びかけ。「GMO SONICは、JO1にとって初のフェスになったイベントだから思い入れが深い」と去年の出演を振り返る、ファンにとってはエモーショナルな発言も見られた。

そして、「ちょっとトークが長すぎたけど、それじゃ次の曲にいきましょう!Make Some Noise」と呼びかけた後、JO1は人気曲「SuperCali」でライブを再開。その後、「Move The Soul」や「Tiger」といったダンスナンバーが立て続けに披露されたが、曲と曲の間の一瞬静かになるタイミングでは、観客の口から漏れ出るかのように発せられた「かっこいい」という声が会場内のそこかしこで聞こえてきたことも印象的だった。

またダイナミックで激しいパフォーマンスが続いて、メンバーから「体力がきついです。皆さん力を貸してください(笑)」という呼びかけがあった後もJO1はさらにエネルギッシュなパフォーマンスを披露。ステージ中央の花道に飛び出し、「Your Key」の後には「みなさん、この曲は絶対知ってると思います」と前置きした上で、浜田雅功と小室哲哉のユニット・H Jungle With tによる90年代J-POPの大ヒット曲のカバー「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント(JO1 ver.)」でさらに観客を盛り上げた。そして、ディスコライクな「Radio Vision」を挟み、「YOLO konde」で白熱のライブを締めくくった。
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Jun Fukunaga

ライター・インタビュワー
音楽、映画を中心にフードや生活雑貨まで幅広く執筆する雑食性フリーランスライター・インタビュワー。最近はバーチャルライブ関連ネタ多め。DJと音楽制作も少々。

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