そのほかにチェックすべきポイントは?
そのほかのチェックポイントを紹介しましょう。
除湿能力(L/日)
除湿能力は、部屋の広さに合うものを選ぶのが基本です。目安として木造なら畳数を2で割った程度を参考にすると選びやすくなります。除湿能力は「5L/5.6L(50Hz/60Hz)」などと表示されることがあります。これは交流周波数50Hzの東日本地域は1日5L、同60Hzの西日本地域は5.6Lと、地域(交流周波数)によって能力が異なることを表しています。
タンク容量
タンク容量は、除湿した水をためておくタンクの容量です。大きいほど排水回数が減ってラクです。除湿能力が高くても、タンク容量が小さいと頻繁に排水する必要が生じてしまいます。長時間の連続運転を考えている場合は、市販もしくは付属のホースをつなげてベランダや風呂場などに排水できる「連続排水」対応の有無も確認しておきたいところです。
消費電力
毎日使う家電なので、ランニングコストに直結します。スペック表では除湿能力だけでなく消費電力も必ず見ておきましょう。
衣類乾燥モードや機能の有無
部屋干し用途が多いなら、衣類乾燥に特化した送風機能や風向調整、スイングの有無をチェックしましょう。乾きムラの少なさに影響します。
静音性
除湿機を使いながら就寝するケースはあまりないと思いますが、寝室で使うなら40dB以下をひとつの目安にすると選びやすくなります。
夏にピッタリの除湿機、おすすめ機種5選
ハイブリッド式
パナソニック「F-YEX90D」
新しい「エコ・ハイブリッド方式」を採用し、消費電力を、従来のハイブリッド方式の約3分の1まで抑えたのが大きな特徴です。50Hzで7.8L/日(消費電力175W、以下同)、60Hzで8.5L/日(185W)と、ハイブリッド式としては省エネ性がかなり高めです。対応畳数は 10~20畳(50Hz)/11~21畳(60Hz)で、リビング周りでも使いやすいバランス型です。通年使いたいものの、電気代もなるべく抑えたい人に向いています。
シャープ「CV-UH160」(実売価格8万5000円前後)
https://jp.sharp/joshitsu/products/cv-uh160/
シャープ「CV-UH160」(実売価格8万5000円前後)
https://jp.sharp/joshitsu/products/cv-uh160/
シャープ「CV-UH160」
50Hzで12.5L/日(275W)、60Hzで15L/日(295W)の高い除湿能力を備えた、パワフルなハイブリッド式の衣類乾燥除湿機です。定格除湿能力はシャープ独自のプラズマクラスター25000を搭載し、部屋干し時の臭い対策も期待できる点も魅力です。洗濯物の量が多い家庭や、梅雨だけでなく年間を通して衣類乾燥や除湿をしっかり使いたい人に向いています。価格は高めですが、そのぶん性能重視で選びたい人にもよいでしょう。衣類乾燥向けの「速乾」モードだと、50Hzで14L/日(680W)、60Hzで16L/日(705W)とパワフルに衣類乾燥ができます。

安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。












