面倒な洗濯物干しを肩代わりしてくれるドラム式洗濯乾燥機は、共働き世帯や一人暮らしの方にとって頼れる味方です。とはいえ、洗濯機置き場のスペースは限られているため、「縦型洗濯機から買い替えたくても買い替えられない」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、一般的なマンションの洗面所などにも設置しやすい、奥行き65cm以下のコンパクトなドラム式洗濯乾燥機の選び方とおすすめの5モデルを、家電エバンジェリストとして執筆のほかテレビなどにも出演する筆者がご紹介します。乾燥まで自動で終わる快適な生活を、省スペースで実現しましょう。
そこで今回は、一般的なマンションの洗面所などにも設置しやすい、奥行き65cm以下のコンパクトなドラム式洗濯乾燥機の選び方とおすすめの5モデルを、家電エバンジェリストとして執筆のほかテレビなどにも出演する筆者がご紹介します。乾燥まで自動で終わる快適な生活を、省スペースで実現しましょう。
まずは本体サイズと設置スペースを確認しましょう
ドラム式洗濯乾燥機を選ぶ上で最も重要なのは、設置場所と搬入経路の確認です。サイズ選びで失敗しないためのポイントを押さえましょう。
防水パンのサイズを確認する
洗濯機を設置する防水パン(受け皿)の内寸を正確に測りましょう。多くのコンパクトモデルは「本体幅60cm以下」を目安に設計されていますが、脚の設置位置だけでなく、扉やホースの出っ張りを含めた外寸が収まるかが重要です。
ドア全開の奥行きとドアの開閉方向を確認する
縦型洗濯機からの買い替えの場合、最も問題になるのが前方スペースです。縦型の場合は人が1人入れるスペースがあれば洗濯物を出し入れできますが、ドラム式の場合はドアを手前に開けて出し入れします。そのため、ドアを全開にしてもある程度のスペースがあることが望まれます。ホームページなどで洗濯機の製品仕様などを見ると、ドア全開の奥行きが記載されていることが多いので、洗濯機置場のスペースが狭い場合は必ず確認しましょう。
またドラム式のドアは、開き方が左開きと右開きの2タイプがあるので、設置場所に合わせて、どちらに開くと洗濯物の出し入れがしやすいかをチェックしておくこともおすすめします。
またドラム式のドアは、開き方が左開きと右開きの2タイプがあるので、設置場所に合わせて、どちらに開くと洗濯物の出し入れがしやすいかをチェックしておくこともおすすめします。
蛇口・排水口の位置
設置場所の蛇口や排水口と、洗濯機の位置関係も確認が必要です。設置時に干渉しないか、給水・排水ホースが無理なく届く範囲にあるかをチェックしましょう。
搬入経路も念のため確認する
購入したはいいものの、自宅に入らなかったという事態は避けたいもの。玄関、廊下、洗面所のドアの幅など、洗濯機が通る経路の寸法も事前に測っておきましょう。本体サイズにプラス10cm程度の余裕があれば、スムーズに搬入できます。
乾燥方式を選択する(ヒートポンプ式 vs ヒーター式)
ドラム式洗濯乾燥機の乾燥方式には、主に「ヒートポンプ式」と「ヒーター式」があります。それぞれの特徴を理解し、ご自身のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
衣類を傷めず省エネ性が高い「ヒートポンプ式」
60℃程度の温風でじっくり乾燥させる方式です。衣類へのダメージが少なく、ふんわりとした仕上がりが特徴です。電気代も抑えられますが、乾燥時間は長めになる傾向があります。
ホッカホカに仕上がるものの、電気代が高い「ヒーター式」
高温のヒーターで衣類を乾燥させる方式です。乾燥時間は短い傾向にありますが、電気代はヒートポンプ式より高くなりやすく、衣類の種類によっては傷みやすい場合があります。本体価格はヒートポンプ式より安価なことが多いです。
ヒートポンプ+サポートヒーター
ヒートポンプ方式を主としつつ、乾燥の仕上げにヒーターで温風を当てて、よりふんわりと仕上げる方式です。電気代を抑えながら、乾燥の仕上がりを向上させたい方におすすめです。
洗濯・乾燥容量は「乾燥容量」をチェックしましょう
ドラム式の乾燥容量は、洗濯・脱水容量の半分程度しかありません。乾燥まですべて自動で行いたいのであれば、洗濯・脱水容量ではなく乾燥容量をチェックしましょう。
洗濯物の量は1日あたり1人1.5kgが目安です。共働きなら毎日洗濯する場合でも3kg、2日に1回なら6kgの乾燥容量が必要です。ベッドリネンやバスタオルなどを頻繁に洗う予定がある場合は、もう少し大きな容量も検討する必要もあります。
洗濯物の量は1日あたり1人1.5kgが目安です。共働きなら毎日洗濯する場合でも3kg、2日に1回なら6kgの乾燥容量が必要です。ベッドリネンやバスタオルなどを頻繁に洗う予定がある場合は、もう少し大きな容量も検討する必要もあります。
その他便利な機能をチェック
洗濯乾燥機の使い勝手を大きく左右する、便利な機能もチェックしておきましょう。
洗剤・柔軟剤自動投入機能
洗剤や柔軟剤を洗濯機本体内のタンクに補充しておけば、洗濯量に合わせて自動で投入してくれる機能です。毎回の計量の手間が省け、入れすぎによる衣類の傷みや洗剤残りの心配も減らせます。
スマホ連携
外出先から運転状況の確認や、運転開始・終了の操作ができるため、共働き世帯には特に便利な機能です。洗濯機の中にあらかじめ洗濯物を入れておきさえすれば、帰宅時間に合わせて洗濯を終わらせるなど、時間を有効活用できます。
温水洗浄
衣類を温水で洗うことで、皮脂汚れや黄ばみ、ニオイの元となる菌などをより効果的に洗い流せます。特に衛生面を重視したい方におすすめです。
静音性
マンション住まいの方や、夜間・早朝に洗濯・乾燥をすることが多い場合は、運転音の小さなモデルを選ぶのがおすすめです。製品説明に書かれたdB(デシベル)の数値で確認できます。
お手入れのしやすさ
乾燥フィルターや排水フィルターは定期的なお手入れが必要です。掃除の頻度や、フィルターが取り外しやすく洗いやすいかなどをチェックしましょう。自動でフィルターのホコリを除去してくれる機能があると、さらに手間が省けます。

安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。












