GMOクリエイターズネットワークは、フリーランスに特化した金融支援サービス「FREENANCEフリーナンス byGMO」のユーザーを対象に、仕事のリタイア希望年齢や老後の蓄え、健康との向き合い方などについての調査を行いました。
人生100年時代といわれる現代ですが、調査の結果、「70歳以降も働きたい」という人が全体の約4割を占め、老後資金は「貯金」より「投資」で貯めたいこと。健康維持のために何かしらを実践している人が約7割いること。フリーランスの1日の就労時間は約7~9時間で、一般的な会社員と大きく変わらないことなどが分かりました。
人生100年時代といわれる現代ですが、調査の結果、「70歳以降も働きたい」という人が全体の約4割を占め、老後資金は「貯金」より「投資」で貯めたいこと。健康維持のために何かしらを実践している人が約7割いること。フリーランスの1日の就労時間は約7~9時間で、一般的な会社員と大きく変わらないことなどが分かりました。
「70歳以降も働きたい人」が約4割 老後資金は「貯金」より「投資」
まずは人生100年時代において、何歳まで働き続けたいかを聞いたところ、「60~69歳まで」と回答した人が最多で約4割。「70~79歳まで」「80~89歳まで」「90~99歳まで」という回答も数字を伸ばし、70歳以降も働き続けることを希望する人が合計約4割となりました。
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「何歳まで働きたいと考えているか」の調査結果
次に、老後資金を蓄えているか否かを質問したところ、「蓄えていない」という回答が6割以上となりました。フリーランスの中には「好きなことを仕事にしているため、できるだけ長く仕事を続けたい」と考える人もいると思われますが、老後資金についての不安がリタイア希望年齢を引き上げていることも予測されます。
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「老後資金の蓄えの有無」の調査結果
蓄えている老後資金の金額については「100~300万円」がトップ、そして「100万円以下」と「1000万円以上」が同率で次点となりました。それと比べて中間の「300~600万円」「600~900万円」は数字が大きくは伸びず、老後資金の金額は二極化傾向にあることが分かりました。
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「蓄えている老後資金の金額」の調査結果
個人の金融資産に関して「貯蓄から投資へ」のシフトを目指す方針を政府が打ち出すなど、昨今、老後に向けた資産形成・運用への社会的関心が高まっています。本アンケートでも老後資金を蓄える方法についてリサーチしたところ、投資や確定拠出年金等が「貯金」を上回りました。
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「老後資金を蓄えるために実践していること」の調査結果
健康維持のために何かしらを実践する人は約7割
年齢を重ねても仕事を継続するために欠かせないのが、体調維持です。そこで、体調維持のために実践していることの有無をリサーチすると、約7割の人が実践していることが「ある」と回答しました。
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「体力維持のために実践していることの有無」の調査結果
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「体調維持のために実践していること」の調査結果
FREENANCEでは2021年のアンケート調査「コロナ禍におけるフリーランスの実態を調査〜過半数が『仕事に悪い影響を受けた』と実感。新型コロナワクチンの2回接種率は約4割〜」でも同じ質問をしており、その際は体力維持のために実践していることについて「ある」という回答は約7割でした。フリーランスの健康に対する意識は引き続き高い傾向があるようです。具体的にどんなことを実践しているかという質問では、「食事」「運動」「睡眠」といった回答が目立ちました。
フリーランスの1日の就労時間は約7~9時間、会社員とほぼ同等
健康維持に影響してくると考えられる要素の1つが就労時間です。比較的に時間が自由になるイメージのあるフリーランスですが、就労時間は「7~9時間」がトップになり、一般的な会社員と大きく変わらないことが分かりました。また、現在の就労時間については「現状に満足している」がトップで約5割となりました。
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「1日の就労時間」の調査結果
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「1日の就労時間に対する満足度」の調査結果
今回の調査から、フリーランス・個人事業主は70歳以降も仕事を続けたいと考える人が多くいること、老後資金を蓄える手段として「投資」に着目している人も多くいることなどが明らかになりました。
健康、労働時間、老後の蓄えなどに関するフリーランスへの調査結果は、非常に興味深いのではないでしょうか。
【調査概要】
・調査テーマ:フリーランス・個人事業主の働き方に関するアンケート
・調査対象:FREENANCEの登録ユーザー596名
・有効回答数:596件
・調査期間:2022年5月17日~22日
・調査方法:インターネットによる調査
・調査主体:FREENANCE
健康、労働時間、老後の蓄えなどに関するフリーランスへの調査結果は、非常に興味深いのではないでしょうか。
【調査概要】
・調査テーマ:フリーランス・個人事業主の働き方に関するアンケート
・調査対象:FREENANCEの登録ユーザー596名
・有効回答数:596件
・調査期間:2022年5月17日~22日
・調査方法:インターネットによる調査
・調査主体:FREENANCE
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安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。