AIで削れた費用もあるけれど
かつて画像制作には、Adobe Creative CloudやCanvaなどが必須でした。でも簡単な編集なら今はAIで作った自前のツールでできてしまうので、高価な専用ツールが不要になってきました。
画像素材もかなりAIで作成できるようになりました。何種類か使っていた写真素材のサブスクも1種類でまかなえるようになってきました。
AI費用は私が使った分だけを会社に計上していて、月2〜3万円ぐらい。メンバーが個人で使うAI費用はそれぞれ自腹です。
経費でAIサービスを提供することも検討したんですが、テクノエッジ以外の仕事や私用に使われてしまうのが懸念で、いったん保留しています。うちのメンバーはテクノエッジ以外のいろんな媒体に書いているから、「会社が費用負担しているAIを使ったアウトプットは、テクノエッジだけに使って」と縛ると、かえってやりにくいのではないかなと思ったんです。
画像素材もかなりAIで作成できるようになりました。何種類か使っていた写真素材のサブスクも1種類でまかなえるようになってきました。
AI費用は私が使った分だけを会社に計上していて、月2〜3万円ぐらい。メンバーが個人で使うAI費用はそれぞれ自腹です。
経費でAIサービスを提供することも検討したんですが、テクノエッジ以外の仕事や私用に使われてしまうのが懸念で、いったん保留しています。うちのメンバーはテクノエッジ以外のいろんな媒体に書いているから、「会社が費用負担しているAIを使ったアウトプットは、テクノエッジだけに使って」と縛ると、かえってやりにくいのではないかなと思ったんです。
AI対応するならば、ゼロから作り直しが必要
AIでコスト削減、なんて声も聞かれますが、既存のメディア編集部にAIを導入したとしても、運営コストは意外と削れないのが現状です。
ただそれは、テクノエッジ編集部をAI時代を前提に構築していなかったから。今の私らのAI導入は、紙媒体の時代に「Web媒体もやるから、Webのコストもかかるよね」と話しているようなものです。
紙媒体のサブではなくWeb専業媒体を作る——つまり、既存メディア+AIではなく、AIベースのメディアを作り直すなら、削れるコストはもっとあるでしょう。そうするならば、今の編集部をいったんご破算にして、ゼロベースでAI時代の編集部を作るべきでしょうね。
そのAI時代の編集部で編集者など人間のスタッフが不要になるかというと、そんなことはありません。メディアはインプット次第。AIでサイトを構築したとしても、情報源が面白くなければ面白いメディアにはなりません。そのためには人間の視点や取材が必要です。
いいインプットを作るためのライターや編集者は、これからも重要性を増していきます。AI時代にマッチしたメディアであっても、そういった意味での制作費は削れないでしょうね。
ただそれは、テクノエッジ編集部をAI時代を前提に構築していなかったから。今の私らのAI導入は、紙媒体の時代に「Web媒体もやるから、Webのコストもかかるよね」と話しているようなものです。
紙媒体のサブではなくWeb専業媒体を作る——つまり、既存メディア+AIではなく、AIベースのメディアを作り直すなら、削れるコストはもっとあるでしょう。そうするならば、今の編集部をいったんご破算にして、ゼロベースでAI時代の編集部を作るべきでしょうね。
そのAI時代の編集部で編集者など人間のスタッフが不要になるかというと、そんなことはありません。メディアはインプット次第。AIでサイトを構築したとしても、情報源が面白くなければ面白いメディアにはなりません。そのためには人間の視点や取材が必要です。
いいインプットを作るためのライターや編集者は、これからも重要性を増していきます。AI時代にマッチしたメディアであっても、そういった意味での制作費は削れないでしょうね。

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。












