7月上旬に初めて北京に行きました。仕事の出張ですが、何度か訪れた深センとはまた違った雰囲気で面白かったです。こちらも記事にする予定なのでご期待ください。写真は現地のショッピングモールで疲れてしまっていたロボットたち。北京も暑かったので、ちょっと早い夏バテかもしれませんね。
さて先日、私が運営しているテクノエッジの決算があったので、「どこかコストを削減できないかなあ」と、費用を書き出してみました。他では見られないリアルな資料ができたので、台所事情をぶっちゃけて共有してみます。
さて先日、私が運営しているテクノエッジの決算があったので、「どこかコストを削減できないかなあ」と、費用を書き出してみました。他では見られないリアルな資料ができたので、台所事情をぶっちゃけて共有してみます。
月200万円以上かかっています
Webメディアの運営費用はどれぐらいかかると思いますか?
個人ブログやnoteは、基本的に無料ですよね。だからWebメディアも、そんなにお金がかからないイメージがあるかもしれません。でも実際はそうはいかなくて……。
私が編集長をしている「テクノエッジ」は、月に200万円ぐらいかけて運営しています。一定規模の記事や動画などのコンテンツを作り続け、ビジネスとして運営すると、これぐらいはかかるんです。いったい何にどれくらいお金がかかっているのか。これから細かくお見せします。
個人ブログやnoteは、基本的に無料ですよね。だからWebメディアも、そんなにお金がかからないイメージがあるかもしれません。でも実際はそうはいかなくて……。
私が編集長をしている「テクノエッジ」は、月に200万円ぐらいかけて運営しています。一定規模の記事や動画などのコンテンツを作り続け、ビジネスとして運営すると、これぐらいはかかるんです。いったい何にどれくらいお金がかかっているのか。これから細かくお見せします。
初期費用:サイト構築費、登記や商標登録も
4年前のサイト立ち上げ時には、がっつりお金をかけました。アートディレクターにはメチクロさん、さらにTHE GUILDという尖ったデザイナー集団にお願いしてサイトデザインを依頼。HTMLコーディングも含めて数百万円かかったと思います。
機材はポッドキャスト用のマイクとPCぐらいで、30万円ぐらい。仕事用のPCはスタッフに自前のものを持ち込んでもらっているので、ここにコストはかかっていません。
会社で運営する際に必要なのが、会社の登記とサイト名(テクノエッジ)の商標登録です。これが思っていたより高くて、登記に30万円ぐらい、商標登録は10万円ぐらいかかりました。登記は株主や役員が替わるとやり直しで、そのたびに数万円。商標は5年や10年で切れて再登録が必要。つらいです。
機材はポッドキャスト用のマイクとPCぐらいで、30万円ぐらい。仕事用のPCはスタッフに自前のものを持ち込んでもらっているので、ここにコストはかかっていません。
会社で運営する際に必要なのが、会社の登記とサイト名(テクノエッジ)の商標登録です。これが思っていたより高くて、登記に30万円ぐらい、商標登録は10万円ぐらいかかりました。登記は株主や役員が替わるとやり直しで、そのたびに数万円。商標は5年や10年で切れて再登録が必要。つらいです。
テクノエッジの初期費用(編集部が天秤.AI Biz byGMOで作成)
CMSやSlack……運営システムにかかる費用
サイト運営に必須なのがCMS(コンテンツ管理システム)です。 コンテンツを入力し、サイトに反映させるシステムで、ブログの入力画面のようなイメージです。
テクノエッジはイードのCMSを使っていて、月数十万円ほど。はてなやnoteのプロバージョンの2倍以上なので、高く見えるかもしれませんが、CMSだけでなくニュースレターの配信や会員システム、それらのシステム的なトラブル対応までコミコミですから、費用分の価値はあると思っています。
SEOツールは、無料のGoogle AnalyticsとGoogle Search Consoleのみで、有料のものはやめました。最近は、AIO(AI最適化)なんて話も出てきていますが、今のところAIからの流入はほぼなく、そこにコストをかける意味は見えていないのでやっていません。
SlackやGoogle Workspaceなどの業務ツールも意外と高くつきます。同じ役割のツールは1つに集約したいので、例えばオンラインミーティングツールはGoogle Meetだけにしたいんですが、取引先に「どうしてもZoomがいい」「Teamsじゃないと」などと言われるケースがあって、集約しきれないんですよね。
テクノエッジはイードのCMSを使っていて、月数十万円ほど。はてなやnoteのプロバージョンの2倍以上なので、高く見えるかもしれませんが、CMSだけでなくニュースレターの配信や会員システム、それらのシステム的なトラブル対応までコミコミですから、費用分の価値はあると思っています。
SEOツールは、無料のGoogle AnalyticsとGoogle Search Consoleのみで、有料のものはやめました。最近は、AIO(AI最適化)なんて話も出てきていますが、今のところAIからの流入はほぼなく、そこにコストをかける意味は見えていないのでやっていません。
SlackやGoogle Workspaceなどの業務ツールも意外と高くつきます。同じ役割のツールは1つに集約したいので、例えばオンラインミーティングツールはGoogle Meetだけにしたいんですが、取引先に「どうしてもZoomがいい」「Teamsじゃないと」などと言われるケースがあって、集約しきれないんですよね。
テクノエッジの運営システム費用(編集部が天秤.AI Biz byGMOで作成)
コンテンツ制作費は「投資」
コンテンツを作るのに必要な直接的費用が、ライターさんの原稿料です。1本数千~4万ぐらい。カメラマンは1現場当たり2〜3万円、イラストレーターはワンカット3000円ぐらい。毎日、何本もの記事を掲載するので、制作費はかなりかかります。
テキストコンテンツで儲けるビジネスなので、ライティングコストはかけるべき費用。制作費は投資です。キャッシュフローが厳しいときに発注量を絞ることはあっても、1本あたりの原稿料を下げることはしていません。
海外記事の翻訳もコンテンツにかけるコストですが、これはAIでコストダウンできてきました。以前は1本の翻訳に3〜4万円払っていましたが、今はAIに翻訳させて、翻訳者さんには監修だけをお願いしています。監修だと1本5000円から1万円です。
テキストコンテンツで儲けるビジネスなので、ライティングコストはかけるべき費用。制作費は投資です。キャッシュフローが厳しいときに発注量を絞ることはあっても、1本あたりの原稿料を下げることはしていません。
海外記事の翻訳もコンテンツにかけるコストですが、これはAIでコストダウンできてきました。以前は1本の翻訳に3〜4万円払っていましたが、今はAIに翻訳させて、翻訳者さんには監修だけをお願いしています。監修だと1本5000円から1万円です。
テクノエッジのコンテンツ制作費(編集部が天秤.AI Biz byGMOで作成)

鷹木 創
編集主幹
2002年以来、編集記者や編集長などとしてメディアビジネスに携わる。インプレス、アイティメディアと転職し、2013年にEngadget日本版の編集長に就任。 その後スマートニュースに転職。国内トップクラスの機械学習を活用したアプリ開発会社においてビジネス開発として活躍。2021年からはフリーランスとして独立、IBM、Google などのオウンドメディアをサポートしている。












