GMOインターネットグループは、東京都世田谷区用賀の「GMOインターネットTOWER(世田谷ビジネススクエア)」にサイバー攻撃の防御・分析を行うセキュリティ・オペレーション・センター(SOC)「GMOイエラエSOC 用賀」を開設しました。
「GMOイエラエSOC 用賀」は、“すべての人にインターネット”を合言葉にインターネットインフラや広告、金融、暗号資産事業を展開するGMOインターネットグループにて、各種サイバーセキュリティ事業を展開するGMOサイバーセキュリティbyイエラエ(以下、イエラエ)が活用します。開設にあわせ、イエラエはサイバー攻撃の監視・防御を集中的に行う「SOCサービス」の提供を新たに開始しました。
「GMOイエラエSOC 用賀」は、エンジニアが常駐して活用する「第一SOC」と、顧客に対して集中的なサイバー攻撃が発生した際などの緊急時に、エンジニアが一同に会して防御・分析を行う「第二SOC」の2つで構成されます。また両SOCは、セキュリティの研究開発や情報発信の拠点としても活用する予定です。
「GMOイエラエSOC 用賀」は、“すべての人にインターネット”を合言葉にインターネットインフラや広告、金融、暗号資産事業を展開するGMOインターネットグループにて、各種サイバーセキュリティ事業を展開するGMOサイバーセキュリティbyイエラエ(以下、イエラエ)が活用します。開設にあわせ、イエラエはサイバー攻撃の監視・防御を集中的に行う「SOCサービス」の提供を新たに開始しました。
「GMOイエラエSOC 用賀」は、エンジニアが常駐して活用する「第一SOC」と、顧客に対して集中的なサイバー攻撃が発生した際などの緊急時に、エンジニアが一同に会して防御・分析を行う「第二SOC」の2つで構成されます。また両SOCは、セキュリティの研究開発や情報発信の拠点としても活用する予定です。
エンジニアが常駐して活用する「第一SOC」
顧客に対して集中的なサイバー攻撃が発生したなどの緊急時に、エンジニアが一同に会して防御・分析を行う「第二SOC」
世界1位のホワイトハッカー集団が高度化された「SOCサービス」を提供開始
企業や組織の情報資産などを狙うサイバー攻撃は日常的に繰り返されており、攻撃による業務停止や情報漏洩は深刻な社会問題となっています。これらに対抗するにはサイバー攻撃への監視体制の構築が急務ですが、IT人材の不足が課題となるなか、企業や組織が自前でセキュリティの監視組織を設置することは簡単ではありません。
イエラエは国内最大規模のホワイトハッカーで組織されたサイバーセキュリティのプロフェッショナルカンパニーです。2023年開催の「DEF CON 31 Cloud Village CTF」や2019年開催の「CODE BLUE 2019 Capture The Packet」など、数々のセキュリティコンテストで世界1位を獲得したホワイトハッカーを擁しています。
「誰もが犠牲にならない社会」をミッションに掲げるイエラエは、ホワイトハッカーによる攻撃者目線のセキュリティ対策を提供しており、攻撃者の視点でのシステムの脆弱性診断やペネトレーションテスト(侵入テスト)などの「攻め」のセキュリティ分野を強みとしてきました。今回はこうした攻撃者の視点を高度化された「守り」の技術として生かすことで、セキュリティ課題を抱える企業や組織に対して、新たにアウトソース型のSOCサービスの提供を開始します。
イエラエは国内最大規模のホワイトハッカーで組織されたサイバーセキュリティのプロフェッショナルカンパニーです。2023年開催の「DEF CON 31 Cloud Village CTF」や2019年開催の「CODE BLUE 2019 Capture The Packet」など、数々のセキュリティコンテストで世界1位を獲得したホワイトハッカーを擁しています。
「誰もが犠牲にならない社会」をミッションに掲げるイエラエは、ホワイトハッカーによる攻撃者目線のセキュリティ対策を提供しており、攻撃者の視点でのシステムの脆弱性診断やペネトレーションテスト(侵入テスト)などの「攻め」のセキュリティ分野を強みとしてきました。今回はこうした攻撃者の視点を高度化された「守り」の技術として生かすことで、セキュリティ課題を抱える企業や組織に対して、新たにアウトソース型のSOCサービスの提供を開始します。
顧客と伴走しながら、セキュリティ運用上の課題解決に取り組む
新たに提供されるSOCサービスは「見直す」「見守る」「身を守る」「みんなで守る」の4つの観点で、顧客とともにセキュリティ運用上の課題解決に取り組む伴走型のセキュリティ運用サービスです。高度な専門性を持ったアナリストとAIを組み合わせ、自社が持つ脆弱性診断やペネトレーションテスト、レッドチームの膨大な実績・経験に基づく脆弱性発見能力を「守り」に活用し、CSIRT(コンピュータセキュリティインシデント対策チーム)やプライベートSOCなどの顧客のセキュリティ対応組織の課題解決と、より強固なセキュリティ対策を実現します。
総務省の「情報通信白書(令和5年版)」によると、NICT(情報通信研究機構)が運用している大規模サイバー攻撃観測網(NICTER)が観測したサイバー攻撃関連通信数は、2022年が(約5226億パケット)で、2015年(約632億パケット)の約8.3倍と、年々増加傾向にあります。
また米FBIの「Internet Crime Report 2022」によると、「Internet Crime Complaint Center(インターネット犯罪苦情センター)」に報告されたインターネット犯罪の被害報告は80万件以上に上っており、被害総額は2021年の69億ドルが2023年には102億ドル以上へと大幅に増加しているそうです。
サイバー犯罪は高度化の一途をたどっており、その対策には高度な知識と経験が必要になります。自社のセキュリティ対策に不安を持つ担当者はもちろんのこと、さまざまな対策を施している企業の担当者の方も、ぜひ一度SOCサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
総務省の「情報通信白書(令和5年版)」によると、NICT(情報通信研究機構)が運用している大規模サイバー攻撃観測網(NICTER)が観測したサイバー攻撃関連通信数は、2022年が(約5226億パケット)で、2015年(約632億パケット)の約8.3倍と、年々増加傾向にあります。
また米FBIの「Internet Crime Report 2022」によると、「Internet Crime Complaint Center(インターネット犯罪苦情センター)」に報告されたインターネット犯罪の被害報告は80万件以上に上っており、被害総額は2021年の69億ドルが2023年には102億ドル以上へと大幅に増加しているそうです。
サイバー犯罪は高度化の一途をたどっており、その対策には高度な知識と経験が必要になります。自社のセキュリティ対策に不安を持つ担当者はもちろんのこと、さまざまな対策を施している企業の担当者の方も、ぜひ一度SOCサービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
セキュリティ支援からメタバースイベントまで対応する「GMOインターネットTOWER」
GMOイエラエSOC 用賀が拠点を構えるGMOインターネットTOWERは、2021年にGMOインターネットグループが「世田谷ビジネススクエア」の信託受益権を取得し、副名称として「GMOインターネットTOWER」と命名したものです。最上階の26階と27階を最新トレンドに対応した新拠点として整備し、26階をGMOイエラエSOC 用賀、27階を最先端のライブ配信設備を備えたイベントスペース「GMO GLOBAL STUDIO」として活用しています。
GMOイエラエSOC 用賀の第二SOCは、緊急時以外は100人までの観客が観覧可能な「スタジオ」としても活用します。500インチのLEDモニターを壁面と床面に配し、高度なVFX機材を備えた日本一のハイブリッド型スタジオです。XR・VR体験が可能で、3つのスタジオと5つの控え室を有し、企業のオンライン会議、社内イベント、メタバースイベント、YouTubeやTikTokで活動するクリエイターの動画撮影など、多様なニーズに対応しています。
GMOインターネットグループは、GMOイエラエSOC 用賀とGMO GLOBAL STUDIOの2つを組み合わせて稼働させることで、GMOインターネットTOWERを効率的に活用し、高い稼働率を実現していく予定です。
GMOイエラエSOC 用賀を拠点に進めていくサイバーセキュリティ事業は、グループの強みであるインターネットインフラ事業との強いシナジーが期待できます。GMOインターネットグループとイエラエは、この取り組みを通じて日本のSOC、サイバーセキュリティの強化に貢献していくとのことです。
GMOイエラエSOC 用賀の第二SOCは、緊急時以外は100人までの観客が観覧可能な「スタジオ」としても活用します。500インチのLEDモニターを壁面と床面に配し、高度なVFX機材を備えた日本一のハイブリッド型スタジオです。XR・VR体験が可能で、3つのスタジオと5つの控え室を有し、企業のオンライン会議、社内イベント、メタバースイベント、YouTubeやTikTokで活動するクリエイターの動画撮影など、多様なニーズに対応しています。
GMOインターネットグループは、GMOイエラエSOC 用賀とGMO GLOBAL STUDIOの2つを組み合わせて稼働させることで、GMOインターネットTOWERを効率的に活用し、高い稼働率を実現していく予定です。
GMOイエラエSOC 用賀を拠点に進めていくサイバーセキュリティ事業は、グループの強みであるインターネットインフラ事業との強いシナジーが期待できます。GMOインターネットグループとイエラエは、この取り組みを通じて日本のSOC、サイバーセキュリティの強化に貢献していくとのことです。
安蔵 靖志
Techジャーナリスト/家電エバンジェリスト
家電製品協会認定 家電製品総合アドバイザー(プラチナグレード)、スマートマスター。AllAbout デジタル・家電ガイド。ビジネス・IT系出版社を経てフリーに。デジタル家電や生活家電に関連する記事を執筆するほか、家電のスペシャリストとしてテレビやラジオ、新聞、雑誌など多数のメディアに出演。KBCラジオ「キャイ~ンの家電ソムリエ」にレギュラー出演するほか、ラジオ番組の家電製品紹介コーナーの商品リサーチ・構成にも携わっている。