ディズニーは“本気モード”でクルーズビジネスに投資中
今回オリエンタルランドが発表した新たなクルーズ船は、2028年度(おそらく2029年1〜3月)に就航予定です。
ディズニーは、このオリエンタルランドによる日本船籍のクルーズ船を皮切りに、2024年12月21日にはディズニー・ウィッシュ級2番艦の「ディズニー・トレジャー」を、さらに2025年11月20日にはヒーローとヴィランズをテーマにした3番艦「ディズニー・デスティニー」を就航予定。
また東南アジア初のシンガポール拠点の船「ディズニー・アドベンチャー」が2025年12月15日に就航すると発表されています。どの客船にも特徴のあるバーやレストラン、エンターテインメントが発表されており、オリエンタルランドのクルーズ船にも期待したいところです。
さらにディズニーは、2027年から2031年にかけ、さらに4隻の船を建造することをディズニーのファン向けイベント「D23」で発表しており、本気でこのビジネスに取り組んでいることがわかるかと思います。
ディズニーは、このオリエンタルランドによる日本船籍のクルーズ船を皮切りに、2024年12月21日にはディズニー・ウィッシュ級2番艦の「ディズニー・トレジャー」を、さらに2025年11月20日にはヒーローとヴィランズをテーマにした3番艦「ディズニー・デスティニー」を就航予定。
また東南アジア初のシンガポール拠点の船「ディズニー・アドベンチャー」が2025年12月15日に就航すると発表されています。どの客船にも特徴のあるバーやレストラン、エンターテインメントが発表されており、オリエンタルランドのクルーズ船にも期待したいところです。
さらにディズニーは、2027年から2031年にかけ、さらに4隻の船を建造することをディズニーのファン向けイベント「D23」で発表しており、本気でこのビジネスに取り組んでいることがわかるかと思います。
・ディズニー・マジック(1998年)
・ディズニー・ワンダー(1999年)
・ディズニー・ドリーム(2011年)
・ディズニー・ファンタジー(2012年)
・ディズニー・ウィッシュ(2022年)
・ディズニー・トレジャー(2024年12月21日就航予定)
・ディズニー・デスティニー(2025年11月20日就航予定)
・ディズニー・アドベンチャー(2025年12月15日就航予定)
・オリエンタルランドとの契約による船(2028年度就航予定)
・未発表の船1(2027〜2031年就航予定)
・未発表の船2(2027〜2031年就航予定)
・未発表の船3(2027〜2031年就航予定)
・未発表の船4(2027〜2031年就航予定)
・ディズニー・ワンダー(1999年)
・ディズニー・ドリーム(2011年)
・ディズニー・ファンタジー(2012年)
・ディズニー・ウィッシュ(2022年)
・ディズニー・トレジャー(2024年12月21日就航予定)
・ディズニー・デスティニー(2025年11月20日就航予定)
・ディズニー・アドベンチャー(2025年12月15日就航予定)
・オリエンタルランドとの契約による船(2028年度就航予定)
・未発表の船1(2027〜2031年就航予定)
・未発表の船2(2027〜2031年就航予定)
・未発表の船3(2027〜2031年就航予定)
・未発表の船4(2027〜2031年就航予定)
D23 2024では、新たに4隻もの巨大クルーズ船の建造を発表! ©Disney
現在、オリエンタルランドの船そのものは、まだ建造が始まっておらず、おそらく船内エンターテインメントの選定を行なっているものと思われます。特にオリエンタルランドは、これまでもディズニーが挙げた案をそのまま受け入れることはせず、日本人ゲストの好みに合わせ、映画テーマパークではなく「海」をテーマにした、ここにしかないものを作り出してきました。
上記はあくまで、ベースとなるディズニー・ウィッシュの既存の施設を紹介しましたが、日本にやって来るクルーズ船は、これとは全く異なるものになる可能性が非常に高いと筆者は予想しています。
上記はあくまで、ベースとなるディズニー・ウィッシュの既存の施設を紹介しましたが、日本にやって来るクルーズ船は、これとは全く異なるものになる可能性が非常に高いと筆者は予想しています。
2025年12月に就航予定の、シンガポールを母港とする「ディズニー・アドベンチャー」には、なんと船上にマーベルテーマのローラーコースターも登場予定 ©Disney
日本のディズニー・クルーズラインも、オールインクルーシブで運営するとしており、フロリダ発着航路とは異なる点は「首都圏の港を発着する短期航路が中心」であり、おそらく当初はどの地域にも寄港せず、洋上でクルーズのエンターテインメントのみを提供するスタイルになるでしょう。
そうなると、日本の「夏は暑く、冬は寒い」気候に合わせたさらなるブラッシュアップが行われることは想像に難くありません。特にキャラクターとの特別な触れ合いに期待するファンも多いので、運営スタイルも“日本風”になるでしょう。
オリエンタルランドは2025年3月期 第1四半期決算発表で「将来的に複数隻で運営することも想定しているが、まずは1隻目を順調に稼働させることに注力」すると述べています。
もしかしたら、未発表の船のうち1隻は、オリエンタルランドが運営する2隻目の可能性もあります。情勢不安が続く今、ディズニーも固定化された既存のテーマパークに投資するよりも、船の上の体験に注力していくというのは自然な流れとも考えられます。日本ではクルーズ体験がまだポピュラーではないと思いますが、2029年には私たちの考える「ディズニー」のイメージにも変化が訪れるかもしれません。
ディズニーファンでなくても、新たな旅のスタイルである“クルーズ”にはご注目を!
そうなると、日本の「夏は暑く、冬は寒い」気候に合わせたさらなるブラッシュアップが行われることは想像に難くありません。特にキャラクターとの特別な触れ合いに期待するファンも多いので、運営スタイルも“日本風”になるでしょう。
オリエンタルランドは2025年3月期 第1四半期決算発表で「将来的に複数隻で運営することも想定しているが、まずは1隻目を順調に稼働させることに注力」すると述べています。
もしかしたら、未発表の船のうち1隻は、オリエンタルランドが運営する2隻目の可能性もあります。情勢不安が続く今、ディズニーも固定化された既存のテーマパークに投資するよりも、船の上の体験に注力していくというのは自然な流れとも考えられます。日本ではクルーズ体験がまだポピュラーではないと思いますが、2029年には私たちの考える「ディズニー」のイメージにも変化が訪れるかもしれません。
ディズニーファンでなくても、新たな旅のスタイルである“クルーズ”にはご注目を!
宮田 健
ライター
2012年よりITセキュリティのフリーライターとして活動するかたわら、個人活動として“広義のディズニー”を取り上げるWebサイト「dpost.jp」を1996年ごろから運営中。テーマパークやキャラクターだけではない、オールディズニーが大好物。2020年、2022年には講談社「ディズニーファン」に短期連載も。
Webサイト:https://dpost.jp/
X:@dpostjp